sp logo
カート

キーワードで商品を探す

【バラの育て方】鉢植えの植え替え時期や置き場所は?

2023/6/14

バラの基本情報

科・属 バラ科バラ属
植える時期 9〜6月 ※苗の種類による
開花時期 5~11月
置き場所 日当たりと風通しのいい場所
水やり 庭植えの場合は不要。鉢植えの場合はこまめに水やりする。
肥料 庭植えの場合は元肥、寒肥、追肥が必要。鉢植えの場合は追肥のみ必要。
剪定 9月、1〜2月

※バラの育て方にはさまざまなパターンがあります

バラ ホワイト

Photo by ちよみん*さん@GreenSnap

バラは赤色やピンク色、黄色など花色が豊富なだけでなく、一重咲きや八重咲きなどの咲き方、つる性や木立性などの品種もさまざま。

さらに、バラの育て方は、品種や苗の種類や地植えするのか鉢植えするのかによっても異なるため、一口にバラの育て方といっても方法は複数あるのです。

バラの苗木の選び方!初心者は「大苗」がおすすめ

市販のバラの苗には、大きくわけて「新苗」と「大苗」の2種類が存在します。

新苗 接ぎ木で芽が出たばかりの苗木のこと。花が咲くまでに月日がかかる。
大苗 すでに1年ほど育てられた状態の苗木のこと。翌春から花が咲く。

新苗は枝が細くて扱いにくいため、初心者の方は大苗を選ぶのがおすすめです。ちなみに、園芸店などでよく見る「鉢苗」とは、大苗を鉢にいれたもののことをいいます。

本記事では、一般的な木バラ(大苗)の育て方を中心に、地植えと鉢植え別に詳しくご紹介していきます。

バラの育て方

日当たり

日当たりと風通しのいい場所を好みます。

土づくり

水はけがよく、有機質を十分に含んだ土を好みます。市販のバラ用の培養土で問題ありません。

地植えの場合は、培養土に元肥として有機肥料を加えるとなおいいです。

鉢植えの場合は、肥料はいれず、培養土のみを用いましょう。

植え付け

大苗の植え付け時期は、10〜3月頃が適期です(新苗は4月下旬〜6月頃)。気温が寒くなりすぎず、暖かくなりすぎない頃を目安に植え付けてください。

地植えの場合は、庭に幅50cm深さ50cmほどの穴を掘り、あればまず有機肥料と少量の土を底にすき込みます。そのあとにあとに苗木を植え、隙間に培養土をいれます。

鉢植えの場合は、あればまず鉢底に鉢底石をいれ、地植え同様に土と苗木を入れます。

★いずれも接ぎ口が土の中に埋まらないように植えることがポイントです。

水やり

地植えの場合は、植え付け直後の2週間ほどは2日に1回程度、たっぷりと水やりします。その後は、徐々に水やり頻度と水の量を減らし、緩急をつけて株を育てます。

植え付けから2ヶ月ほど経過すればしっかり根付いてくるので、自然の雨に任せるかたまに水やりする程度で問題ありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。

肥料

化成肥料よりも有機肥料を好みます。花つきをよくするためにも、定期的に肥料は必要です。

地植えの場合は、元肥のほかにも、寒肥(若木のときのみ)と追肥が必要です。1〜2月頃に寒肥を、開花前の3月と開花後の6月、9月に追肥を与えましょう。

鉢植えの場合は、追肥のみ同様に与えます。

剪定

剪定時期は、基本的に9月頃(夏剪定)と1〜2月頃(冬剪定)の年2回です。このほか、咲き終わりそうな花がらを剪定すると、次の花芽が伸びやすくなります。

病気・害虫

外注がつきやすいため、定期的な薬剤散布をおすすめします。アブラムシや黒点病、うどんこ病などが発生しやすいです。

鉢植えバラの管理方法

夏の水やりはこまめに!

バラは乾燥を嫌うため、鉢植えで育てている場合は水切れに注意しましょう。特に夏の間は、朝に水やりをしても夕方には乾いている可能性もあります。必要があれば、1日に2回水やりをしてあげましょう。

夏と冬の置き場所を変える!

日照りで土が乾燥し過ぎるのを防ぐためにも、夏の間は半日陰となる場所に移してあげるとなおいいです。

冬はできるだけ日当たりのいい場所で管理しましょう。

植え替え時期を守る!

根がどんどん窮屈になり、土も古くなるため、年1回は植え替えするようにしましょう。植え替え時期は、12〜1月頃が適期です。

バラの育て方についてよくある質問

バラのつぼみがつかない!花が咲かない!原因と対処法は?

バラは日当たりのよい環境でよく育つため、日照時間が少ないとつぼみや花が咲かない場合があります。

また、花が終わったあとの古い枝を剪定していない場合も花が咲かない原因になります。

バラを育てるのにおすすめの肥料はどれ?

バラは有機肥料を好みます。市販のバラ専用の肥料や、緩効性の堆肥などを購入するのがおすすめです。また、バラを鉢植えで育てている場合は、緩効性の置肥を選ぶと、肥料が効きすぎなくていいでしょう。

バラの増やし方で一般的な方法はどれ?

バラは挿し木で増やすのが一般的です。挿し木の方法については、こちらの記事を参考にしてください。

初心者におすすめのバラの育て方は「大苗の地植え」です

バラ ピンク

Photo by ハルさん@GreenSnap

華やかな花姿がなんとも美しいバラは、世界中で人気のある植物の一つです。なんとなく育て方がむずかしいイメージのあるバラですが、大苗を選んで置き場所と水やり頻度さえ管理できれば、地植えでも鉢植えでも意外と丈夫に育ってくれます。

どちらかといえば地植えの方がしっかり根を張ることができたり、肥料や水やりが簡単だったりしますが、鉢植えの難易度もそこまで高くはありません。

また、バラは品種の数が多いので、初心者の方は育てやすい品種を選ぶようにするのもおすすめです。この記事を参考に、ぜひバラを育ててみてくださいね。