【リプサリスの育て方】枯れる原因は?植え替え時期や増やし方を解説
2024/11/21
リプサリスの基本情報
科・属 | サボテン科リプサリス属 |
分類 | 多肉植物、多年草 |
植え付け時期 | 4〜6月、9〜10月 |
開花時期 | 4〜6月 |
置き場所 | 明るい日陰 |
肥料 | 元肥:不要/追肥:必要 |
リプサリスとは
Photo by pochiさん@GreenSnap
リプサリスは、サボテン科リプサリス属に属する総称で、棒のような葉茎が特徴的なサボテンです。アメリカ大陸の熱帯雨林の自生地では樹木の幹や枝に着生しています。
サボテンの一種ですがとげはなく、開花時期には葉先に可愛らしい花を咲かせます。葉が枝垂れるのでハンギングプランターに植えるのもおすすめです。
リプサリスの置き場所はどこがいい?
リプサリスは直射日光に弱いため、一年を通して明るい日陰で育てます。直射日光に当たると葉焼けしやすいため、窓から少し離れた明るい場所に置き、レースカーテン越しに日を当てるようにします。
リプサリスの育て方
水やり
リプサリスの水やりは、2週間に1回ほど夕方にたっぷりと水やりをします。冬は休眠期なのでほとんど水やりは必要ありませんが、乾燥していれば霧吹きを使って過湿するとよいです。
用土
リプサリスは水はけのよい土を好み、市販のサボテン用の土が使えます。また赤玉土小粒4:鹿沼土小粒4:日向土小粒:2の配合土でもよいです。
肥料
リプサリスの肥料は、生育時期の4〜6月と9〜10月頃に各2回ほど緩効性化成肥料を追肥します。
夏越し・冬越し
夏に屋外で育てている場合は、日陰に移すか30〜50%ほど遮光して葉焼けを防ぎます。また水やりは蒸れないように夕方〜夜にします。
冬越しは、リプサリスは寒さに弱いため、気温10℃以下になる前に室内に移して育てます。
病気・害虫
病気の被害はほとんどみられません。
害虫は、ハダニやカイガラムシに注意し、発生したらすぐに駆除します。
リプサリスの剪定時期
リプサリスの剪定は生育期の4〜6月、9〜10月が適期です。とくに枝垂れるタイプはどんどん下に伸びるので好みの長さに切り戻すとよいでしょう。
リプサリスの植え替え時期
リプサリスの植え替えは、生育期の4〜6月と9〜10月が適期で、1〜2年に1回行います。根を1/3ほどカットして同じサイズの鉢に植え替えるか、古い根を整理して一回り大きい鉢に植え替えます。
リプサリスの育て方についてよくある質問
リプサリスが枯れる原因は?
リプサリスは乾燥に強いといえど、土が完全に乾いて水切れの状態が続くと枯れてしまいます。葉がしわしわになったり、しぼんだら水切れのサインです。
一方で、水のやりすぎも根腐れをして枯れる原因となります。そのほか、強い日差しによる葉焼け、低温や霜に当たったなどが考えられます。
リプサリスの花の咲かせ方は?
一般的なリプサリスの開花時期は、4〜6月頃です。生育期である春と秋に液肥を月に1〜2回与えると花つきがよくなります。
また、日当たりのよい環境で水やりを適切に行うことも大切です。
リプサリスの育て方まとめ
Photo by mamaさん@GreenSnap
リプサリスは日当たりに注意して、うまく育てばサボテン科のかわいらしい花をたくさん咲かせてくれます。また独特なフォルムが魅力的なリプサリスですが、品種によって見た目もさまざまですよ。ぜひこの記事を参考にリプサリスを育ててみてくださいね。