sp logo
カート

キーワードで商品を探す

【かいわれ大根の育て方】再生させて2回収穫することもできる?

2024/9/6

かいわれ大根は、大根の新芽を収穫して食べるスプラウト(発芽野菜)です。薬味や彩りとして料理に添えられていることが多いため脇役のイメージがあるかもしれませんが、栄養豊富な野菜です。

かいわれ大根の栽培情報

種まき時期 室内なら通年(※春・秋が育てやすい)
収穫時期 通年
栽培場所 日の当たらない場所
肥料 肥料は必要ない

かいわれ大根は再生栽培できる?

かいわれ大根Photo by ちいさん@GreenSnap

 結論、かいわれ大根は再生できません

かいわれ大根は豆苗に似ていることもあり、収穫後も再生させて2回収穫を楽しむことができると思われがちですが、基本的には1回収穫したら終了です。

ただし水耕栽培が基本で、室内で手軽に育てることができて栽培期間も短いため、気軽にはじめられると人気があります。

かいわれ大根の栽培に必要なもの

  • かいわれ大根用の種
  • 栽培容器・・・食品用トレーやプラスチック容器など。底が平らなもの。
  • スポンジやキッチンペーパー
  • ダンボールやアルミホイル(遮光用)
  • かいわれ大根の育て方

    かいわれ大根Photo by りえさん@GreenSnap

    かいわれ大根の育て方はほかの野菜とは違いますが、難しくはありません。初めて育てるときは、成功しやすい春や秋に種まきしてみましょう。

    1. 栽培容器の底にスポンジやキッチンペーパーをしき、ひたひたに水を注ぐ。

    2. スポンジやキッチンペーパーの上に、種を重ならないようにまく。

    3. ダンボールやアルミホイルなどで遮光し、室温20~25℃を保って発芽をまつ。

    4. 種まき後3~5日で発芽する。芽がでそろったら毎日水をかえ、遮光を続ける。

    5. 発芽から1週間ほどたち、5~6cmに育ったらレースカーテン越しの日光に当てる。

    6. 丸一日ほど日に当て、双葉がしっかり開いて葉が緑色になったら、根元から切って収穫する。

    かいわれ大根を栽培するときの注意点

    かいわれ大根栽培の失敗で一番多いのは、水が腐ったりカビが生えたりしてしまうこと。

    これらの原因は雑菌の繁殖です。水が腐るのを防ぐためには、毎日の水換えが大切です。また、気温が高いと雑菌が繁殖しやすいので、気温の高い夏を避けて栽培するのもおすすめです。夏に栽培したい場合は、朝と夜の1日2回水換えをするといいでしょう。

    水に雑菌が入らないようにするため、種まきや水換えなどの作業前に手をよく洗うのも効果的です。遮光用のダンボールやアルミホイルに穴をあけ、少しでも風通しをよくしてあげる工夫もしてみましょう。

    かいわれ大根の育て方についてよくある質問

    かいわれ大根の生育適温は何度?

    かいわれ大根の生育適温は、20~25℃です。室内がこの温度であれば、通年を通して栽培を楽しむことができます。

    かいわれ大根の種まきから収穫までどれくらい?

    かいわれ大根は、種まきから約2週間ほどで収穫時期を迎えます。

    かいわれ大根を刈り取ったあとに芽が出た!2回目の収穫できる?

    まれに収穫後に新しい芽が出てくることがありますが、これは遅れて発芽した芽で、再生したものではありません。底が平らな容器で育てると発芽がそろいやすいので、遅れて発芽する種が少なくなりますよ。

    かいわれ大根をたくさん収穫したい場合は、1度収穫が終わったらすぐに次の種まきをし、繰り返し育てましょう。

    かいわれ大根は土に植えることもできる?

    かいわれ大根は土で育てることもできます。土なら水換えの必要がないので、「いつも水が腐って失敗してしまう」という方にもおすすめの栽培方法です。水耕栽培よりも固めの、しっかりとしたかいわれ大根が育ちますよ。

    土に種まきする場合は、底に穴が開いている小さめのプランターに培養土を入れて種をまき、土を薄くかぶせて日が当たらない場所に置きます。ダンボールやアルミホイルで遮光する必要はありません。種が乾かないように水やりしながら発芽させ、育てましょう。

    水耕栽培と同じく、5~6cmほどに育ったら、午前中だけ日が当たるような半日陰に移しますが、難しい場合は寒冷紗で遮光してあげましょう。

    なお、かいわれ大根の栽培適温は20~25℃なので、屋外で育てる場合は温度にも注意してください。同じ土で繰り返しかいわれ大根を育てるなら、できるだけ根を取り除いてから新しい種をまきます。

    かいわれ大根栽培は収穫までかんたん!

    かいわれ大根は光もほとんど必要ないので、天候を気にする必要もなく、室内で手軽に育てて収穫したての美味しさを味わえるのも嬉しいですね。カットしたかいわれ大根が余ったら、ラップに包んで冷蔵庫で保管し、2~3日で食べきりましょう。

    何度も育てたい方は、水換えがしやすいように作られた栽培キットを使うのもおすすめ。かいわれ大根がニョキニョキと育つ姿はとてもかわいいので、ぜひ育ててみてくださいね。