【ポーチュラカの育て方】冬越しはできる?増やし方は?
2024/3/13
ポーチュラカの基本情報
科・属 | スベリヒユ科スベリヒユ属 |
分類 | 一年草、二年草、多年草 |
植え付け時期 | 5~7月 |
開花時期 | 5〜10月 |
置き場所 | 日当たりと風通しのよい場所 |
肥料 | 元肥:必要/追肥:必要 |
ポーチュラカとは
Photo by reikanさん@GreenSnap
ポーチュラカは、スベリヒユ科スベリヒユ属の一・二年草、または多年草です。多肉質の葉をもっており暑さと乾燥に強く、初夏から秋の5〜10月にかけて次々と花を咲かせます。一方で、寒さには弱いので屋外で冬越しができないので、地植えで育てる場合は一年草として扱います。
花色は白やピンク、オレンジ、黄色などさまざまで、最近は斑入りの品種も登場して葉も楽しめます。草丈10〜20cほどで、這うように生長するほふく性なことからグランドカバーや夏の寄せ植えとして人気があります。
ポーチュラカの育て方
日当たり
ポーチュラカは日当たりと風通しのよい場所で育てます。ポーチュラカの花は日光に反応して開花する性質のため、日当たりには注意して育てましょう。
水やり
鉢植えの場合は、土がよく乾いたらたっぷりと水やりをします。地植えの場合は、基本的に水やりの必要はありません。
植え付け
ポーチュラカの植え付けは5〜7月が適期です。根鉢を崩さずに、二回り大きい鉢を用意して植え付けます。地植えの場合は、株間を20〜25cmほど空けて植え付けてください。
用土
ポーチュラカは、水はけのよい土を好みます。市販の草花用培養土や赤玉土5:腐葉土2:パーライト3の配合土が適しています。
肥料
ポーチュラカは肥料成分が少ないやせた土地でも比較的よく育ち、地植えの場合は施肥は必要ありません。
鉢植えの場合は、植え付けの際に緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。また追肥に、開花中に月1回ほど薄めの液体肥料を与えるとよいでしょう。
切り戻し・剪定
ポーチュラカの花が少なくなったタイミングで、切り戻しをします。定期的に剪定をすることで、株姿をキープでき、剪定から2週間ほどでまた花が咲き始めるでしょう。
夏越し・冬越し
ポーチュラカは暑さに強いため、夏越しの必要はありません。
一方で寒さには弱いため、冬越しをさせたい場合は鉢植えで育てましょう。冬は室内に移して、5℃以下にならないように管理します。また、この時期は株元から水やりをして、できるだけ葉にかからないようにしましょう。
病気・害虫
ポーチュラカは、病気や害虫の被害はほとんどみられません。ただし、過湿になるとアブラムシが発生しやすくなるので注意してください。
植え替え
鉢植えで越年させた株は、4〜5月に一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。また植え替えと一緒に切り戻しをして、株を整えるとよいです。
ポーチュラカの育て方についてよくある質問
ポーチュラカの増やし方は?
ポーチュラカは、挿し芽で増やすことができ、適期は5〜7月です。
枝先を5cmほどの長さでカットし、上の葉を5枚ほど残して、下の葉を取ります。できた挿し穂を土に1〜2cmの深さに挿して、明るい日陰で十分に発根するまで管理します。
ポーチュラカの育て方まとめ
Photo by 朗風さん@GreenSnap
ポーチュラカは、暑さと乾燥に強く、丈夫で育てやすく人気のある夏の草花のひとつです。花は日当たりのいい朝に開花して、午後には閉じてしまいますが、カラフルな花を次々と咲かせて楽しませてくれますよ。ぜひこの記事を参考にポーチュラカを育ててみてくださいね。