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【ハゴロモジャスミンの育て方】剪定時期やつるの巻き方、植え替え頻度は?

2024/6/14

ハゴロモジャスミンの基本情報

科・属 モクセイ科ソケイ属
分類 半常緑性・つる性
植え付け時期 3月下旬〜4月中旬、9月下旬〜10月
開花時期 4〜5月
剪定時期 6〜8月
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥:不要/追肥:必要

ハゴロモジャスミンとは

ハゴロモジャスミンPhoto by azuwanさん@GreenSnap

ハゴロモジャスミンとは、モクセイ科ソケイ属の半常緑性低木です。開花時期は4〜5月で、春にピンク色のつぼみをたくさんつけ、白い花を咲かせます。花の強く甘い香りも魅力のひとつです。また、つる性の植物で、つるを支柱やフェンスなどに絡ませながら仕立てていくことができます。

いくつか品種があり、葉の縁に斑が入る「ミルキーウェイ」や、つぼみが赤く花とのコントラストが美しい「レッドスター」が人気です。

ハゴロモジャスミンの育て方

日当たり

ハゴロモジャスミンは、日当たりと風通しのよい屋外で管理します。関東以西では、屋外で越冬することもできます。寒い地域では、冬は室内に取り込んで育てましょう。

植え付け

植え付けは、3月下旬〜4月中旬、または9月下旬〜10月が適期です。地植えの場合は、根鉢より幅と深さ2倍ほどの植え穴を掘り、根を切らないように注意しながら根鉢を崩して植え付けます。このときに、腐葉土やバーク堆肥を土に混ぜ込みます。

植え付けたあと、たっぷりと水をやり、絡み合っているつるをほぐして支柱やネットなどに誘引してください。

用土

ハゴロモジャスミンは、水はけと水もちがよい土を好み、鉢植えの場合は、市販の草花専用培養土が使えます。また、赤玉土1:鹿沼土1:腐葉土1の配合土でもよいでしょう。

地植えの場合は、植え穴を掘った土に腐葉土やバーク堆肥を混ぜ込んで植え付けてください。

肥料

地植えと鉢植えともに、寒肥として2〜3月、花後の5月下旬〜6月に緩効性化成肥料か固形の油かすを追肥します。

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。夏は水切れしないように注意し、冬は反対に乾燥気味に育てます。地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありません。

また水やりの際は、花やつぼみに水がかからないように注意し、高温多湿の夏は蒸れやすいので、朝か夕方に水やりするとよいです。

切り戻し・剪定

ハゴロモジャスミンの剪定は、6〜8月頃が適期です。秋から花芽をつけ始めるので、花後できるだけ早く剪定しましょう。基本的に太いつるは残しておき、そこから出た細いつるを間引き剪定します。

生育期間でも、つるが伸びて樹形が崩れているのであれば、形を整える程度に剪定しても大丈夫です。また植え替えと一緒に枝先から1/3ほど切り戻ししてもよいでしょう。

夏越し・冬越し

ハゴロモジャスミンは、暑さや蒸れに強いためそのまま夏越しできます。

冬は、関東以西であれば、葉先は枯れてしまいますが地植えでも越冬できます。0℃を下回る寒冷地では、霜が降りる前まで寒さに当て花芽がついてから、室内に移して育ててください。

病気・害虫

病気は、とくに心配はないです。

害虫は、春〜秋にかけてアブラムシやハダニに注意してください。風通しをよい場所で管理することである程度予防できますが、発生した場合は、すり潰すか殺虫剤を散布し駆除します。

植え替え

植え替えは5〜6月頃の花後が適期です。ハゴロモジャスミンは生育がよく根詰まりしやすいので、2年に1回ほどの頻度で植え替えをしましょう。

ハゴロモジャスミンの冬の育て方(冬越し)

寒冷地で地植えをしている場合は、冬に0℃を下回るようであれば、9月下旬〜10月に鉢植えにして、室内へ移動させます。

ハゴロモジャスミンの育て方でよくある質問

ハゴロモジャスミンのつるの巻き方(誘引方法)は?

ハゴロモジャスミンはつる性植物であるため、放っておくとつるが四方八方に伸びて、不恰好になってしまうこともあります。そのため、支柱やフェンスなどに誘引します。

つるの巻き方に決まりはありませんが、巻きつけたあとは紐でやさしく固定しておきましょう。

ハゴロモジャスミンの育て方まとめ

ハゴロモジャスミンは、たくさんのかわいい花だけでなく、その甘い香りも楽しめます。また定期的な剪定や仕立ては必要ですが、つる性で生育も旺盛なためよく育ってくれますよ。

ぜひこの記事を参考にハゴロモジャスミンを育ててみてくださいね。