【なでしこの育て方】花が終わったら?種まきや地植えの冬越しを解説
2024/10/24
なでしこの基本情報
科・属 | ナデシコ科サツマイモ属 |
植える時期 | 4~5月、9~10月 |
開花時期 | 4〜8月 |
置き場所 | 日当たりや風通し、水はけのよい場所に置く |
水やり | 庭植えの場合は不要。鉢植えならこまめに水やりする |
肥料 | 4~6月、9~10月 |
なでしことは

Photo by あすかルビーさん@GreenSnap
ナデシコは、ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、ギザギザとした花びらが特徴です。夏〜秋にかけて見頃を迎え、ピンクや赤、複色など花色も豊富にあります。
花を上向きに咲かせる花姿の種類が多く、切り花でも楽しめますよ。
なでしこの育て方
日当たり・置き場所
ナデシコの育て方は、置き場所に注意すれば元気よく育ちます。高温多湿が苦手なことから、日頃から風通しのよい場所育てましょう。強い直射日光には弱いので、夏は半日陰で風通しのよい場所で管理するとよいです。
植え付け
ナデシコの植え付け時期は、3〜6月と9〜10月です。
用土
ナデシコは多湿を苦手とするので、水はけのよい土を好みます。市販の花草用培養土や赤玉土6:腐葉土2:川砂2の配合土が使えます。
水やり
ナデシコの水やりは、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりします。
なでしこの種まき
ナデシコを種まきで育てる際は、育苗ポットなどに種をまきます。種まきは9〜10月頃が適期で、市販の種まき用の土や赤玉土(極小粒)、ピートバンなどを使用するとよいです。
種は小さいため、深い場所にまかないように気をつけましょう。 ナデシコの種は他の植物に比べて発芽しやすく、初心者の方でも簡単に増やせます。
なでしこは冬越しできる?
ナデシコは耐寒温度-15℃と寒さにとても強く、暖地であれば屋外でも冬越しできます。
ただし、雪や霜に当たると傷んでしまうので、寒冷地では鉢植えにして軒下に移すとよいです。
なでしこの育て方についてよくある質問
なでしこの花が終わったらどうする?
ナデシコの花が咲き終わったら、花茎を元からカットします。また、5月下旬頃に花が一通り咲き終わるタイミングで、ふた回りほど大きな鉢に植え替えましょう。
その後1ヶ月ほど花は咲きませんが、7月頃になるとまた花が咲き始めます。 切り戻す必要はありませんが、根詰まりなどを引き起こしている場合は株元より5cmほどの位置でカットしましょう。
なでしこの花が咲かない理由は?
ナデシコの花が咲かないのは、以下のような理由が考えられます。 温かすぎる 日照不足 肥料不足 大株 ナデシコは暑さに強い種類が多いですが、室内が温かすぎると成長を妨げてしまいます。そのため、なるべく屋外で育てるとよいでしょう。
また、ナデシコは日当たりが悪い環境で育てると、花が咲かないこともあります。日光を好む植物なので、日頃から日当たりのよい場所に置くとよいです。室内の場合は、日差しが入りやすい窓辺などがおすすめです。
その他、ナデシコは肥料不足や大株に育ちすぎることで花が咲かなくなってしまうこともあるようです。 ナデシコの花が咲かないことでお悩みの方は、上記の原因に当てはまらないか確認してみてくださいね。
なでしこの寄せ植え方法は?
ナデシコにはいくつもの楽しみ方があり、寄せ植えも人気のある楽しみ方の一つです。寄せ植えは、同じ時期に花が咲く植物同士を植えることがおすすめ。ナデシコなら、春に咲くパンジーや初夏に見頃を迎えるキキョウなどがぴったりです。
草丈の違いや花色のコントラストなどが楽しめるでしょう。 ナデシコは春〜秋の時期に花が咲くため、秋に開花する植物を一緒に植えてもよいですね。
ご自分のセンスで、すてきな寄せ植えを作ってみましょう。
育てやすいなでしこは初心者にもおすすめ!

Photo by yoshieさん@GreenSnap
ナデシコは、カーネーションのようなかわいらしい花を咲かせます。鉢植えやプランター、寄せ植えなどのお好みで育ててみたいですね。
ナデシコは花色もさまざまで、寄せ植えでは一緒に植える植物によって雰囲気も変わるでしょう。 窓辺に飾れば室内の雰囲気も明るくなるので、インテリアにもぴったりですね。
興味があれば、ぜひともナデシコを育ててみてはいかがでしょうか。