【ホオズキの育て方】植え付け時期や植え替えが必要なワケを解説
2024/7/24
ホオズキの基本情報
科・属 | ナス科ホオズキ属 |
分類 | 多年草 |
植え付け時期 | 3〜5月 |
開花時期 | 6〜7月 |
置き場所 | 日当たりのよい場所 |
肥料 | 元肥:必要/追肥:必要 |
ホオズキとは

Photo by 雪緒さん@GreenSnap
ホオズキは、ナス科ホオズキ属の多年草で、6〜7月にクリーム色の花を咲かせます。夏に実る提灯に似た朱色の果実は、お盆に先祖の霊を導くとされお盆飾りとして有名です。
暑さにも寒さにも強く日本全国で栽培ができ、初心者でも育てやすい植物の一つといえます。
ホオズキの育て方
日当たり
ホオズキは日当たりのよい場所で育てます。
水やり
ホオズキは乾燥に弱いため、水切れに注意してください。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。地植えの場合は、晴れの日が続いて地面が乾燥していれば水やりをしましょう。
植え付け
ホオズキの植え付けは3〜5月が適期です。鉢植えの場合は、6号鉢に3〜4本を一株として植え付けます。地植えの場合は、株間を15〜20cmほどあけて植え付けをしてください。
ホオズキは連作障害を起こしやすいナス科の植物なので、ほかのナス科の植物を植えた場所には植え付けないようにしましょう。
用土
ホオズキは、水はけと水もちのよい肥沃な土壌を好みます。市販の草花用培養土が使えます。地植えの場合は、2週間ほど前に苦土石灰を土に混ぜて、酸度調整をしておきましょう。
肥料
ホオズキの肥料は、元肥として植え付け時に緩効性肥料を土に混ぜておきます。追肥は、生育期の4〜6月に緩効性化成肥料を置き肥します。
剪定・切り戻し
ホオズキの剪定は基本的に必要ありません。ただし、側枝がどんどん伸びて横に広がっていくので、1番花が咲いたあと、わき芽かきをすることでコントロールできます。
夏越し・冬越し
ホオズキは夏は生育期のため、夏越しは必要ありません。
また、冬は地上部は枯れて冬越しするので、冬越し作業も必要ありません。
病気・害虫
病気の被害はほとんど見られませんが、水はけや風通しに注意して育てましょう。
害虫は、アブラムシやカメムシに注意します。見つけ次第すぐに駆除してください。
植え替え
ホオズキの植え替えは、3〜4月が適期です。植え替えをせず、同じ土で育てると生育が悪くなるため、鉢植えは1年に1回、地植えは2年に1回植え替えをしてください。
ホオズキの育て方まとめ
ホオズキは、乾燥に注意して水やりすれば、とても丈夫で育てやすい草花です。ホオズキの実を葉脈だけ残してドライフラワーにしたものを「透かしホオズキ」といい、繊細で素敵なインテリアとしても人気があります。また、食用のホオズキもありますよ。ぜひこの記事を参考にホオズキを育ててみてくださいね。