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大葉(しそ)の種まき時期や収穫時期は?プランターの育て方を解説

2024/5/23

大葉(しそ)の基本情報

科・属 シソ科シソ属
種まき時期 4〜6月(発芽温度:20〜25℃)
収穫時期 6〜9月
置き場所 日当たりがよいまたは半日陰の場所に置く
水やり 種まき直後は土を乾燥させない程度に水やりする
肥料 植え付け2週間後〜収穫前まで必要

そもそも「大葉」と「しそ」の違いとは

シソ 地植え

Photo by あんこさんさん@GreenSnap

シソは、葉が柔らかくよい香りを放つ野菜です。育ちだすと数多くの葉をつけ、収穫してからもどんどん葉が生えてきます。シソは日本では昔から栽培され、食中毒などの解熱や整腸作用があるといわれています。

そんなシソには緑と赤の葉を持つものがあり、一般的に緑の葉の方を「大葉・青ジソ」、赤紫色の葉の方を「赤ジソ」と呼びます。

本記事でご紹介するシソの育て方とは、一般的に広く普及している「青ジソ」の育て方ことです。

シソは栽培の手間が少なく、育て方が簡単であるため、家庭菜園でも人気があります。畑やプランターなどでの栽培ももちろん可能です。

大葉(しそ)の育て方

シソの育て方は、苗を購入することが多いですが、種まきから栽培することもできます。

種まき時期は 4〜6月頃

シソの種まき時期は、4〜6月頃(気温20〜25℃)が適期です。

シソの種は固いので、そのままの状態で種をまいてもなかなか発芽しないことが多いです。種まき前日の夜から、種を一晩水につけておくとよいでしょう。

種まきは2cm間隔程度のばらまきにします。シソの種は好光性のため、土は極薄くかぶせるだけにし、その土を手で軽く抑えて密着させます。

種まきから30日後:本葉が生える

シソの生育適温は25℃程度です。日当たりのいい場所もしくは半日蔭となる場所で管理し、土の表面が完全に乾かない程度に水やりをしましょう。

そうすると約1ヶ月で、本葉が出そろいます。生育の悪い株や小さい株は間引きましょう。

種まきから40日後:追肥を施す

シソは栄養をたくさん必要とするため、定期的な追肥が必要となります。本葉が8枚ほど出てきたら、収穫までの間、固形の化成肥料や液体肥料を月1〜2回ほど与えてください。

ちなみに、肥料過多になるとアブラムシが発生しやすくなるので気をつけましょう。

種まきから50日後:摘心する

最終的には株間10cm間隔ほどになるように、間引き続けます。

本葉が10枚ほどになったら、主茎の先端(4節目あたり)を摘み取っておきます。摘心することで、わき芽が増え、収穫量もアップします。

種まきから80日後:収穫時期です

シソの草丈が30cm以上になったら、収穫のタイミングです。収穫時期の目安は、6〜9月頃です。

大葉(しそ)をプランター栽培するときの注意点

シソをプランターで栽培する場合は、深さ20cm以上のプランターを用意します。支柱を立てることで、真っ直ぐ生長しますよ。

また、シソは直射日光に当たることで、葉が固くなってしまいます。そのため、夏場は半日陰の場所に移動させて栽培するとよいです。

プランターならマンションのベランダなど、限られたスペースでも育てられます。機会があれば、ぜひ試してみてくださいね。

大葉(しそ)の育て方についてよくある質問

シソ(大葉)の芽が出ない原因は?

シソは他の野菜と比べると、発芽率が低い傾向があります。種をまいて土を被せすぎてしまうと、発芽しづらいようです。そのため、土は軽く被せるようにしましょう。

また、短い時間でもよいので、発芽するまでの間は日光に当てることをおすすめします。シソの種は、通常なら10〜14日ほどで発芽することが多いです。

シソ(大葉)が大きく育たない原因は?

シソは大きく育つ方が収穫量も増えますよね。シソが大きく育たないときは、以下のような原因が考えられます。

  • 水不足
  • 肥料が足りない
  • 風通しが悪い
  • 土の水はけが悪い

シソは水を好む植物なので、水不足になると株が大きく生長しにくいです。そのため、土が乾燥しないようにたっぷり水やりするようにしましょう。

また、シソはそこまで肥料が必要ではないですが、少なすぎると生育に影響を与えます。元気がないようなら、少しでもよいので株元に化成肥料を施すとよいです。

その他、シソは風通しや土の水はけが悪いと大きく育たないといわれています。

シソ(大葉)の摘心は必ず必要?やり方は?

シソは収穫量を増やすために摘心が必要です。草丈は30cmほど、葉が10枚程度ついた頃に摘心を行います。茎の3〜5節目で摘心することで、脇芽の生長を促しましょう。

大葉(しそ)は初心者でも種まきから栽培できる!

シソ 鉢植え

Photo by ハチノルさん@GreenSnap

シソは爽やかな香りが特徴の野菜で、刺身のつまやパスタなどで幅広く活躍しますね。一度生長するとぐんぐん大きくなり、あっという間に収穫できます。シソは簡単に栽培できるので、初心者の方でも挑戦しやすいですね。

シソは家庭菜園でも人気のある野菜なので、興味があればぜひシソを育ててみることをおすすめします。