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【パセリの育て方】種まきや収穫の時期は?プランターのサイズは?

2023/8/5

パセリの栽培情報

種まき時期 3〜4月頃
収穫時期 ほぼ通年
栽培場所 日当たりと風通しのよい場所。やや酸性の土を好む。
水やり 地植えは不要。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり。
肥料 植えつけ1週間ほど前に、堆肥と化成肥料を元肥として混ぜる。苗植えつけ2週間後から月1回程度、化成肥料を追肥する。
土づくり 畑栽培の場合は、苗植えつけの1週間前ころ、ふかふかに耕しておく。

パセリはプランター栽培もかんたん!

パセリPhoto by たいさん@GreenSnap

パセリには、葉が縮れるタイプと平たいタイプの2種類があり、どちらもお弁当・スープなどの彩りや香りづけによく使われています。じつは、ビタミンやミネラルを豊富に含む健康野菜です。

地植えもプランター栽培もでき、一株でも大きく育ってたくさん収穫できるパセリは、お庭やベランダの彩りとしても活躍してくれます。

パセリの育て方

パセリPhoto by さきさん@GreenSnap

パセリの育て方は比較的簡単です。ここでは、種から育てて地植えする方法をご紹介します。

1. 種まきは3~4月頃(発芽適温20℃前後)。育苗ポットに土を入れ、水をかけておく。

2. ひとつの穴に3~5粒の種をまき、土を薄くかけ、発芽まで乾燥しないように管理する。

3. 間引きは、本葉が2~3枚のとき一ヶ所につき2本、本葉4~5枚になったら1本になるようにする。

4. 畑の土に元肥を混ぜて耕しておく。

5. 2回目の間引き後、苗を植えつける。2株以上植える場合は株間を30cm以上あける

6. 苗の植えつけ2週間後から月1回ほど、化成肥料を追肥しながら育てる。

7. 葉が15枚以上になったら、外側の色の濃い葉から収穫する。

パセリをプランターで栽培するときの注意点

パセリをプランターで育てるには、深さ・直径ともに20cm以上あるプランターを用意してください。2株植えたい場合は幅が60cm以上あるものを選び、株間を30cm以上あけて植えつけます。

土は、市販のハーブの培養土を使うと簡単です。苗を植えつける時期や方法、基本的な育て方は地植えと同じです。

プランター栽培は地植えと比較して、土が乾燥しやすくなります。水切れに注意し、土の表面が乾いたら、涼しい時間に鉢底から水が出るまで、たっぷりと水やりしてください。コンクリートの上やベランダなど、土が乾きやすく、プランターが高温になりやすい環境では、人工芝を敷いた上にすのこを置き、その上にプランターを置くとよいでしょう。

室内で衛生的に育てたい方は、水耕栽培にチャレンジしてみましょう。水耕栽培は、切れ込みを入れたスポンジに種をまき、日当たりのよい場所で毎日水を変えながら育てる方法。おしゃれなインテリアになりますよ。

パセリの育て方についてよくある質問

パセリは室内で栽培すると、一年中収穫できる?

パセリは常緑植物なので、条件がよければ一年中収穫できます。生育適温が15~20℃のため、屋外では真夏や冬に収穫量が少なくなりますが、室内の日当たりのよい場所で栽培すれば一年中収穫できるでしょう。

パセリは二年草なので、長く育てていると成長が悪くなってきます。葉が縮れるタイプでは、縮れもだんだんと少なくなります。一年中おいしいパセリを収穫するためには、毎年新しい株を育てるのがおすすめです。

パセリの増やし方は?

パセリの増やし方は、種まきがおすすめです。パセリは5月頃に白く小さなかわいい花を咲かせます。その花を切り取らずそのままにしておくと種ができるので、種を取って紙袋に入れ、次の春まで保存しておきましょう。

次の種まきの適期が来たら、先述した方法で種まきをし、新しいパセリを育ててみてください。暖かい地域や室内栽培なら、9~10月頃秋まきに挑戦してみるのもよいでしょう。

パセリにつきやすい虫やかかりやすい病気は?

パセリにはキアゲハの幼虫がつきやすいです。苗の植えつけ後、すぐに防虫ネットを設置して予防しましょう。防虫ネットの設置が遅れると、ネットの中で幼虫を育てているような状態になるので、必ず植えつけと同時に設置してください。

また、風通しが悪いとうどん粉病などの病気にかかりやすくなります。日当たりと風通しのよい場所で育て、葉が混み合ってきたら間引く、水のやりすぎに注意するなど、株が過湿にならないように管理しましょう。

パセリをプランターで種まきから栽培してみよう!

パセリは比較的簡単に育てられる植物。たくさん収穫できたら、水を入れたコップなどに活けておくと、使いたい時に使いたい分だけさっと手に取れるので便利ですよ。キッチンのインテリアとしても活躍してくれます。

洋風の料理によく合い、癖の少ないイタリアンパセリも同じ育て方なので、お好みに合わせて育ててみてくださいね。