クジャクサボテンの育て方!剪定位置を間違えると花が咲かない?
2024/2/1
サボテンの基本情報
科・属 | サボテン科エピフィルム属 |
開花時期 | 5〜6月 |
置き場所 | 春〜秋は屋外、冬は室内 |
水やり | 春〜秋は土が乾いたらたっぷり、冬は乾燥気味 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | ふつう |
クジャクサボテンとは?
Photo by mercedesさん@GreenSnap
クジャクサボテンは、平たい板のような茎に、赤やピンク、オレンジ、黄、紫といった鮮やかな色の大輪の花を咲かせるのが特徴の多肉植物です。耐暑性はある程度ありますが、耐寒性は弱いため、冬の置き場所には注意が必要です。
クジャクサボテンの育て方
置き場所
クジャクサボテンは基本的に日向を好むため、春〜秋にかけては屋外の日当たりのいい場所で管理します。
ただし、真夏の直射日光に当たると葉焼けを起こすため、7〜8月頃は半日陰になる場所で育てます。冬は室内に取り込みましょう。
土
クジャクサボテンは水はけのいい土を好みます。市販のサボテン用の培養土で問題ありません。
水やり
クジャクサボテンは基本的に乾燥した環境を好むため、水やりのしすぎに注意しましょう。
春〜秋の成長期にかけては、土が乾いてからたっぷり水やりをします。
肥料・追肥
クジャクサボテンは肥料をあまり必要としません。
花つきをよくするために肥料を与える場合は、成長期の5〜7月頃にかけて、緩効性肥料を月1回の頻度で与えるといいでしょう。
病気・害虫
病気には強いですが、まれにナメクジやカイガラムシが発生することがあります。これらは見つけ次第、取り除いたり、こすり取ったりしてください。
クジャクサボテンの冬の育て方(冬越し)
クジャクサボテンは寒さに弱いため、冬の間は屋外ではなく室内に取り込むのが一般的です。室内の日当たりのいい場所で、10℃以上を保って管理しましょう。
水やり頻度は土が乾いて数日経ってから与えるくらいで十分です。また、この時期に肥料は不要です。
クジャクサボテンの植え替え
クジャクサボテンは、土が古くなるので2年に1回ほど植え替えるといいでしょう。植え替え時期は、花後の6〜7月頃です。
植え替えの際は、降る土を軽く落とすだけにし、根鉢を崩さないよう注意してください。
クジャクサボテンの育て方についてよくある質問
クジャクサボテンの正しい剪定位置はどこ?
クジャクサボテンの高さを抑える剪定では、ぐんぐん伸びてくる新芽の先端を切り落とします。
成長した芽に花がつくため、伸びすぎた茎節を剪定したい場合は、必要最低限に留めておきましょう。
クジャクサボテンの花が咲かない原因と対処法
クジャクサボテンの花が咲かない原因は、日光不足や肥料不足にあることが多いです。
また、剪定時に花芽を落としてしまうこともよくあるようです。伸びすぎた茎の剪定には十分注意してください。
クジャクサボテンの増やし方は挿し木がかんたん?
クジャクサボテンの増やし方は、挿し木が簡単です。
挿し木の時期は、5〜7月頃が敵期です。剪定で落とした茎を使うこともできるので、挿し木をする場合は7月頃に剪定も行うといいでしょう。
15~20cmほどに茎節を切り、切り口を乾燥させたあと、水はけの良い土に挿します。すると、約1か月で根が生えてきます。
クジャクサボテンの葉がしわしわになる原因は?
クジャクサボテンの葉がしわしわになる主な原因は、水不足と考えられます。現状よりも少し頻度を増やして乾燥を防ぐことで、しわしわになった葉を回復させることができます。
クジャクサボテンがひょろひょろになる原因は?
クジャクサボテンがひょろひょろになるのは、光不足が原因で徒長するからと考えられます。まずは日当たりの良い場所に移動させてみましょう。
クジャクサボテンの育て方は、剪定位置が重要!
シャコバサボテンは置き場所にさえ気をつけていれば、初心者の方でも育てることができる多肉植物です。
また、特徴でもある大きな花を咲かせるには、剪定位置に気をつけることも重要です。初心者の方は、剪定の仕方にだけ注意して挑戦してみてくださいね。