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シルクジャスミン(ゲッキツ)の育て方|剪定や花が咲かないときを解説

2024/10/16

シルクジャスミン(ゲッキツ)の基本情報

科・属 ミカン科ゲッキツ属
タイプ 常緑低木
栽培温度 5〜35℃のうち20℃前後が適温
置き場所 暖かく、日当たりと風通しのよい場所に置く
水やり 土の表面が乾いたらたっぷりと。
肥料 5~10月の間2か月に1回、緩効性化成肥料を与える。

シルクジャスミン(ゲッキツ)の特徴

シルクジャスミン(ゲッキツ)Photo by sachiさん@GreenSnap

シルクジャスミンは、夏に爽やかな香りがする白い花を咲かせます。秋には赤い実を楽しむことができ、小ぶりでツヤのある葉もおしゃれ。

寒さに弱いので、鉢植えにして室内で楽しまれることが多いシルクジャスミンは、一年を通して見どころがあり、お部屋で四季を感じられる植物です。

シルクジャスミン(ゲッキツ)の育て方

シルクジャスミンの育て方は比較的簡単です。

暖かく風通しのよい場所に置いて育てましょう。暖かい季節は屋外に出しても大丈夫です。室内ではエアコンの風が当たる場所を避けてください。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとやります。春と秋は1週間に1〜2回ほど、夏は毎日1〜2回ほどを目安に水やりをするとよいです。

肥料は5~10月の成長期に、緩効性化成肥料を2ヶ月に1度与えましょう。

成長速度が比較的早いので、毎年花後に剪定を行ってください。

シルクジャスミン(ゲッキツ)の冬の育て方

シルクジャスミンは寒さに弱い植物です。夏に屋外に出している場合は、最低気温が10℃を下回る前に室内に入れましょう。

室内では10℃以上を保つようにし、暖房器具の近くや暖房の風が直接当たる場所を避け、日当たりのいい場所に置いてください。

冬は水の吸い上げが悪くなるので、鉢の中の土が完全に乾いてから水をやります。

肥料焼けを防ぐため、冬は肥料をやりません。

シルクジャスミンの剪定

シルクジャスミンの剪定時期は生育期の5〜8月です。伸びすぎた枝や込み合っている枝、細い枝など不要な枝を根元から切り落としましょう。

シルクジャスミン(ゲッキツ)の育て方についてよくある質問

シルクジャスミン(ゲッキツ)Photo by みどりんごさん@GreenSnap

シルクジャスミン(ゲッキツ)は毒性がある?

シルクジャスミンはミカン科であり、毒性はありません

マツリカと呼ばれる本物のジャスミンにも毒性はありませんが、名前に“ジャスミン”がつく植物の中には毒性を持つものもあるので注意が必要です。

スタージャスミン(トウテイカ)、カロライナジャスミン、マダガスカルジャスミンは毒性があります。

よく確認して「シルクジャスミン」または「ゲッキツ」と表記のある植物を買いましょう。

シルクジャスミン(ゲッキツ)がすぐに枯れる原因は?

シルクジャスミンの葉が落ちたり枯れたりすつときは、寒さや日照不足、水やりが原因に考えられます。

【原因① 寒すぎる】

シルクジャスミンは気温が5℃を下回ると徐々に葉を落として枯れてしまいます。

寒さに当たってしまったことに気付いたら、すぐに10℃以上ある暖かい場所に移動してください。窓際も冷えるので窓から少し離したり、窓と植物の間にカーテンを引くなど、寒さに当てない工夫をしましょう。

【原因② 日照不足】

シルクジャスミンは太陽の光が大好きです。葉焼けしづらいので、たっぷり日光を当ててあげて下さい。

日当たりの悪い場所に置いていて葉が落ちてきた場合は、まずレースカーテン越しの光に一週間ほど当て、徐々に光に慣らしてから直射日光に当てましょう。

【原因③ 水やり】

過度な乾燥が続くと、葉がパリパリになって枯れてしまいます。水やりを忘れていた場合は、すぐにたっぷりと水をやりましょう。エアコンや暖房の風が直接当たる場所も乾燥するので、避けてください。

一方で、土が湿っていて葉がしなしなと枯れてきた場合は、根腐れの可能性があります。水やりを止めて土を乾かし、様子を見て、必要があれば新しい土に植え替えてあげるとよいでしょう。

シルクジャスミン(ゲッキツ)の花が咲かない原因は?

シルクジャスミンの花が咲かないときは、剪定時期と日照不足や肥料切れによる生育不良を疑いましょう。

【原因① 剪定の時期を間違えた】

シルクジャスミンの花芽(花になる芽)は秋に伸びた枝につくため、秋以降に剪定をすると花芽を切ってしまい、翌年花が咲かなくなってしまいます。

シルクジャスミンの剪定は花が咲き終わってすぐに行い、秋以降の剪定は控えましょう。

【原因② 日照不足】

日当たりの悪い場所に置いていると、花付きが悪くなります。正しい時期に剪定しているのに花付きが悪い場合は、日当たりのいい場所に移動してみましょう。

【原因③ 肥料切れ】

鉢植え植物は肥料切れを起こしやすいです。花付きをよくするために、リン酸(P)の割合が多い肥料を与えましょう。肥料の袋を見て規定量与えるようにし、与えすぎに注意してください。

シルクジャスミン(ゲッキツ)の育て方まとめ

花も実も葉も楽しむことができて、おしゃれなシルクジャスミン。季節を感じられる観葉植物はあまり多くないので、お部屋に一鉢取り入れるとすてきな空間になりますよ。

GreenSnapSTOREでは、お部屋に飾りやすい6号鉢のシルクジャスミンのほか、あまり大きくならない矮性の品種を販売しています。

無料で受けられる育て方サポートがあるので、初めて植物を育てる方でも安心です。ぜひこの機会にGreenSnapSTOREをチェックして、シルクジャスミンを探してみてくださいね。