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【カシワバアジサイの育て方】剪定の時期は?挿し木で増やせる?

2024/3/13

カシワバアジサイの基本情報

科・属 アジサイ科アジサイ属
分類 落葉性低木
植え付け時期 3~4月、10~11月
開花時期 5~7月
剪定時期 6〜7月、1~2月
置き場所 直射日光を避けた明るい日陰
肥料 元肥:/追肥:

カシワバアジサイとは

カシワバアジサイPhoto by moonさん@GreenSnap

カシワバアジサイは、アジサイ科アジサイ属の落葉性低木で、切れ込みの入った大きな葉と円錐型の白い花が特徴です。開花時期は5〜7月で、白い花を咲かせ、しだいにピンクや緑色に変化し、枯れていく姿も楽しめます。また、秋になると紅葉がみられ、葉が赤〜赤紫色に色づきます。

カシワバアジサイは耐寒性があって、日陰でも育てることができるため育てやすく、初心者にもおすすめの品種です。また、鉢植えは葉や茎が伸びて倒れやすいので、地植えで育てるのがおすすめです。

カシワバアジサイの育て方

日当たり

カシワバアジサイは直射日光を避けた明るい日陰で育てます。直射日光など強い日差しに弱く、葉焼けしやすいので注意してください。また、半日陰で育てることもできますが、日当たりがあまりにも悪いと花つきが悪くなります。

植え付け

カシワバアジサイの植え付けは、3〜4月と10〜11月が適期です。植え付けたあとはたっぷり水やりをしましょう。

用土

カシワバアジサイは、水もちと水はけのよい土を好みます。市販の草花専用培養土やアジサイ専用の土、赤玉土小粒4:鹿沼土3:腐葉土3の配合土がおすすめです。

肥料

カシワバアジサイの肥料は、植え付けの際に元肥として緩効性肥料を土に混ぜます。追肥は、落葉期の2〜3月開花時期の7月生育期の9〜10月に緩効性化成肥料を株元に置き肥します。

水やり

カシワバアジサイの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。乾燥に弱いため、とくに夏は水切れに注意しましょう。地植えの場合は、基本的に降水で十分ですが、夏に土が乾燥しているようであれば水やりをします。葉が茶色く枯れてきたら、水切れのサインです。

冬の水やりは、落葉し休眠に入るので水やりはほとんど必要ありません。ただし、鉢植えの場合は土が完全に乾かないようにしましょう。

切り戻し・剪定

カシワバアジサイの剪定は、花後の6〜7月と休眠期の1〜2月が適期です。花後の剪定では、花がついていた枝を先端から2〜3節目の位置で切り戻します。休眠期の剪定は、枯れた枝や不要な枝を根元から切り落とします。

植え付けてから数年経って、株が大きくなりすぎたら、株元から15〜20cmほどの位置で強剪定をします。ただし、強剪定をすると翌年は花が咲かないので注意してください。

夏越し・冬越し

カシワバアジサイの夏越しと冬越し作業は、とくに必要ありません。夏は日差しと水切れに注意しましょう。また冬に霜が降りる地域では、マルチングをして株元を保護するとよいです。

病気・害虫

病気は、うどんこ病に注意します。多湿の状態が続くと発生しやすくなるので、風通しのよい場所で育てて予防します。

害虫は、ハダニに注意して、見つけたらすぐに駆除しましょう。

植え替え

カシワバアジサイの植え替えは、3〜4月と10〜11月が適期です。2年に1回、根鉢を崩して一回り大きな鉢に植え付けます。

カシワバアジサイの育て方についてよくある質問

カシワバアジサイの増やし方は?

カシワバアジサイは挿し木で増やすことができます。挿し木の適期は、6〜7月です。

枝を先端から8cmほどの長さでななめにカットし、赤玉土小粒や挿し木用の土に2〜3cmの深さで挿します。日陰で土を乾燥させないように管理し、1ヶ月ほどで発根します。

カシワバアジサイの育て方まとめ

カシワバアジサイPhoto by keiさん@GreenSnap

カシワバアジサイは耐寒性と耐暑性ともに優れており、丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめの花木です。生育が旺盛で大きくなりやすいので、定期的な剪定は欠かさないようにしましょう。ぜひこの記事を参考にカシワバアジサイを育ててみてくださいね。