【ネモフィラの育て方】種まき時期や切り戻し方は?徒長を防ぐには?
2024/5/13
ネモフィラの基本情報
科・属 | ムラサキ科ネモフィラ属 |
種まき時期 | 9〜10月 |
開花時期 | 3〜5月 |
育てる場所 | 日当たりと風通しのよい場所で育てる |
水やり | こまめに水やりする |
肥料 | 3~5月、10~11月 |
夏越し・冬越し | 寒い地域では、冬場はマルチングなどの防寒対策をする |
ネモフィラの育て方
Photo by 風花さん@GreenSnap
日当たり・育てる場所
ネモフィラは日当たりと風通しのよい環境を好みます。日陰で育てると花つきが悪くなるため、日当たりのよい場所で管理しましょう。
用土
ネモフィラは一年を通して、水はけのよい土でよく育ちます。鉢植えで育てる場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の配合で混ぜた用土を使うとよいです。
種まき・植え付け
ネモフィラの種まきは9〜10月頃が適期ですが、北日本などの寒い地域では春に種をまきます。植え付けは10〜11月頃が適期です。
株間を10cmほど空けて植え付けたら、軽く土を被せて水やりをしてくださいね。ネモフィラの種は、通常は10日ほどすれば発芽します。
水やり
鉢植えのネモフィラは、土の表面が乾燥して白くなってから水やりをしましょう。地植えなら、水やりは必要ありません。
肥料
ネモフィラは丈夫な植物なので、肥料は少なめに与えます。鉢植えで育てる場合は、春と秋ごろに液肥を施しましょう。
夏越し・冬越し
ネモフィラは寒さに強いですが、寒い地域ではマルチングするとよいです。暑さには弱い植物なので夏越しはできず、枯れてしまいます。
植え替え
ネモフィラは一年草なので、特に植え替えは必要ありません。
ネモフィラの育て方についてよくある質問
ネモフィラが倒れる!徒長を防ぐにはどうすればいい?
ネモフィラが伸びすぎる原因はいくつかありますが、よくある原因に肥料の与えすぎがあります。
ネモフィラは肥料を多く必要としないため、与えすぎることで葉が茂ったり茎がヒョロヒョロに徒長してしまい、風が吹いたり雨が降ってしまうと、すぐに倒れてしまいます。
そのため、普段から肥料は控えめにして育てましょう。葉が生い茂っていたら、適度に剪定してくださいね。
そのほか、ネモフィラは水の与えすぎや高温多湿の環境も、徒長の原因となりえます。ネモフィラは乾燥気味で育てて、適度に水やりをしましょう。
ネモフィラは切り戻しが必要ですか?
ネモフィラは花や葉が密集しやすいため、定期的に切り戻しをして、株同士の風通しをよくしてあげると丈夫に育ちやすいです。
ネモフィラの切り戻しは必須ではありませんが、手入れを加えてあげることで、徒長を防ぐことにもつながります。
ネモフィラの切り戻しは、開花前の4月頃までに行うのが適しています。株の丈夫1/3ほどを切り落としましょう。
ネモフィラの花が枯れたらどうする?
ネモフィラの花が咲いたあとに枯れた場合は、そのまま植え付けておきましょう。花が落ちたら実が膨らむので、種を採取することができます。ネモフィラは一年草なので、夏になると自然と枯れていきます。そのため、また種まきをして一からネモフィラを育ててくださいね。
そのほか、ネモフィラは根腐れや病気などで枯れてしまうこともあります。根腐れを防ぐために、水はけのよい用土で育てましょう。
ネモフィラはこぼれ種でも育つの?
ネモフィラは丈夫な植物のため、こぼれ種でもどんどん育ちます。そのまま放置しても自然と増えていくので、グランドカバーとしても人気がありますよ。種をとって種まきをする場合は、秋に種まきをしてあげてくださいね。こぼれ種でも育つネモフィラですが、発芽率は市販のものの方が高いようです。
ネモフィラの種まき時期は冬だけではない!
Photo by しゅうさん@GreenSnap
ネモフィラは春になると、ブルーのかわいらしい花を咲かせます。生命力が旺盛なのでこぼれ種でも育ち、地植えはもちろん鉢植えでも楽しむことができますよ。種まきは秋がおすすめですが、寒い地域では春に行うとよいです。
ネモフィラは肥料をそこまで必要としないので、与えすぎには注意が必要です。肥料をたくさん与えて茎が伸びすぎたら、適度に剪定しましょう。ネモフィラは育て方もそこまで難しくなく、グランドカバーとしても人気のネモフィラを育ててみてはいかがでしょうか。