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【ティーツリー(メラレウカ)の育て方】庭に植えると後悔するって本当?

2024/7/24

ティーツリーの基本情報

科・属 フトモモ科メラレウカ属
分類 常緑低木
植え付け時期 3月下旬~6月上旬
開花時期 5~6月
剪定時期 5~7月
置き場所 日当たりのよい場所
肥料 元肥:不要/追肥:必要

ティーツリーとは

ティーツリー

Photo by きよしさん@GreenSnap

ティーツリー(メラレウカ)は、オーストラリア原産のフトモモ科メラレウカ属の常緑樹です。爽やかな柑橘系の香りを放つ葉が特徴で、4〜6月ごろに白や淡いピンクの羽毛状の花を咲かせます。ティーツリーの葉には殺菌効果があり、古くはオーストラリアの先住民が万能薬として使用しており、現在ではアロマオイルやハーブとして利用されています。

品種によって紅葉するものや花の形状が異なるものなど性質は多少異なり、寒さに強く日本の冬を越せる品種が庭木として注目されてきています。

ティーツリーの育て方

日当たり

ティーツリーは日当たりのよい場所で育てます。鉢植えにして室内で育てる場合も、できるだけ明るい場所に置くようにします。

植え付け

ティーツリーの植え付けは、3月下旬〜6月上旬が適期です。鉢植えならひと回り大きい鉢に、地植えなら根鉢よりもひと回り大きい穴を掘って植え付けをします。

用土

ティーツリーは、水はけよい土壌を好みます。市販の草花用培養土や赤玉土6:腐葉土3:パーライト1の配合土が使えます。地植えの場合は、植え付けの際に腐葉土とパーライトを掘った土に3割ほど混ぜ込んで、水はけをよくしておきましょう。

肥料

ティーツリーはほとんど肥料を必要としませんが、与える場合は生育期の4〜9月に、2ヶ月に1回、緩効性化成肥料を追肥するとよいです。

水やり

ティーツリーは、乾燥している土地だけでなく、沼地にも生息しており、とても丈夫です。鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありませんが、夏に極端に乾燥しているときは水やりをしましょう。

切り戻し・剪定

ティーツリーの剪定は、花後の5〜7月が適期です。ティーツリーは成長が早く、放っておくと樹形が乱れやすいです。強い剪定にも耐えるので、樹形を整えるため思い切って切り詰めましょう。

夏越し・冬越し

ティーツリーは暑さに強く、とくに夏越しは必要ありません。

一方で寒さには、やや弱いですが関東以南であれば屋外で冬越しできます。

病気・害虫

ティーツリーは病害虫に強く、被害はほとんどみられません。ただし、まれにカイガラムシがつくことがあるので、こすりとるか薬剤を散布して防除してください。

植え替え

ティーツリーの植え替えは、3月下旬〜6月上旬が適期です。根詰まりしないよう2〜3年に1回、ひと回り大きい鉢に植え替えます。

ティーツリーの育て方についてよくある質問

ティーツリーを庭に植えると後悔するって本当?

ティーツリーは成長が早く放っておくと樹形が崩れやすいほか、最大で高さ5〜6m、幅1〜3mととても大きくなるため、庭に植えると後悔するといわれることがあるようです。しかし、ティーツリーは丈夫で、剪定をして樹形をコントロールしやすいので、毎年5〜7月頃に剪定をすればあまり気にしなくてもよいでしょう。ただし、秋に剪定をすると夏につけた花芽を落とすことになり、翌年花が咲かなくなるので注意してください。

ティーツリーの育て方まとめ

ティーツリーはとても丈夫で育てやすく、葉の香りも魅力的な樹木です。庭植えで大きくなりすぎるのが不安な方は、鉢植えで育てるとよいでしょう。ぜひこの記事を参考にティーツリーを育ててみてくださいね。