【マンゴーの育て方】実がなるまで何年?種から育てることもできる?
2024/6/13
マンゴーの基本情報
科・属 | ウルシ科マンゴー属 |
栽培難易度 | ややむずかしい |
植える時期 | 3〜4月 |
置き場所 | 温暖な環境が適している。日当たりがよい場所に置く |
水やり | 庭植えの場合は不要。鉢植えの場合、春~秋にかけてこまめに水やりする |
肥料 | 6月、8月 |
収穫時期 | 9〜10月 |
マンゴーは鉢植え栽培もできる!
Photo by 福ちゃんの散歩道さん@GreenSnap
マンゴーとは、濃厚な甘みが特徴のトロピカルフルーツです。原産地のマレーシアなどでは高さ40mほどまで成長し、黄色やグリーンなどの果実をつけます。
マンゴーは地植えで育てるイメージが強いかもしれませんが、鉢植えでも育てられます。お庭はもちろん、ベランダなど限られたスペースでも栽培できますよ。マンゴーの木は高さが20mほどまで成長することが多いですが、鉢植えなら1.5mほどとコンパクトに育てられます。
むしろ、マンゴーは寒さに弱い傾向があるため、温暖な地域以外では鉢植えで育てる方がよいです。
マンゴーの育て方
マンゴーの育て方は、水やりがポイントです。3〜10月頃にかけては、土の表面が乾いたら水やりします。冬場は土が乾燥してから2〜3日後に水を与え、乾燥気味に育てるとよいです。冬場の管理を徹底することで、花がつきやすくなるといわれています。
また、マンゴーは温暖な環境を好み、日当たりのよい場所でよく育ちます。肥料は4月、6月、8月頃に有機肥料を与えましょう。マンゴーを収穫した後も、お礼肥を施すとよいです。
マンゴーの植え付けは3〜4月頃が適期といわれていますが、6月頃でも問題ありません。鉢植えでは、できれば10号以上の大きい鉢を用意します。水はけのよい土に元肥を施し、1株を目安に植え付けましょう。
マンゴーの冬の育て方(冬越し)
マンゴーは温暖な気候を好む植物で、生育温度は25〜30℃前後といわれています。冬の時期でも15〜20℃以上が必要なことから、鉢植えの場合は室内やビニールハウスに移動させて管理しましょう。マンゴーは10℃以下になると株が弱ってしまうため、温度管理がとても大切です。
マンゴーは日光に当たることでよく育つため、冬の時期以外は屋外で管理するとよいです。
マンゴーの育て方についてよくある質問
マンゴーは関東でも育てられる?
Photo by さくさん@GreenSnap
マンゴーは沖縄県や宮崎県など、温暖な地域で育てられることが多いですね。マンゴーを育てるには温度管理が大切なので、関東でも栽培は難しいといわれています。
しかし、冬場の水やりや冬越しなどを徹底することで、関東でも育てることができるでしょう。冬の時期はマンゴーを室内に移動させるので、地植えではなく鉢植えで育てます。
マンゴーは種から育てることもできる?発芽までの日数は?
マンゴーは苗木から育てることが一般的ですが、種まきでも育てられます。果実の真ん中の部分に付いている果肉を削ぎ落とせば、大きな白い種が出てきますよ。
マンゴーを種から育てる際は、6〜7月頃に種まきします。育苗用のポットなどに赤玉土(小粒)や種まき用の土を入れ、種を土の半分ほど埋めましょう。その後、土が乾燥しないように水やりして、管理します。
マンゴーは、通常なら1週間〜2ヶ月程度で発芽することが多いです。
マンゴーの実がなるまで何年?
マンゴーを苗木から栽培する場合は、1〜2年ほどで実がなります。ただし、種から栽培する場合は、実がなるまで6〜7年ほどかかるといわれています。
マンゴーをおうちで栽培してみよう!
Photo by なおぷさん@GreenSnap
マンゴーは濃厚な甘みが特徴で、ドライフルーツなどでも人気がありますね。ビタミン類が豊富なことから、アンチエイジングや夏バテ防止などの効果があるといわれています。
マンゴーは温度管理と水やりが大切で、冬の時期は冬越しすることで翌年も楽しめます。温暖な地域なら地植え、それ以外は鉢植えで育てることができますよ。
マンゴーは育て方がやや難しいといわれていますが、今回ご紹介した方法でぜひ育ててみてくださいね。ぜひともご自宅でマンゴーを栽培して、おいしいマンゴーを味わってみてはいかがでしょうか。