【リトープスの育て方】植え替えや花の時期は?脱皮中の水やりはNG?
2023/2/24
リトープスの基本情報
科・属 |
ハマミズナ科リトープス属 |
生育適温 |
8~25℃前後 |
置き場所 |
日当たりと風通しのよい場所に置く |
水やり |
涼しくなってきたらこまめに水やりする。脱皮したら控える。 |
肥料 |
10~4月 |
冬越し |
室内やビニールハウスで管理し、こまめに水やりする。 |
リトープスとはどんな多肉植物?
Photo by 金魚さん@GreenSnap
リトープスとはユニークな姿が人目を引く多肉植物。小型なので、地植えよりも鉢植えで楽しめますよ。原産地の南アフリカでは砂漠に生息し、厳しい環境でも生き延びるために今のような形になったといわれています。
リトープスには「天窓」があり、光が当たることで光合成を行います。その他、春になると脱皮して徐々に大きくなりますよ。
リトープスの育て方
リトープスの育て方は、日当たりのよい場所で管理することがポイントです。直射日光に弱いことから、夏場は涼しい半日陰で育てます。
秋になると水やりの頻度を増やしていき、夏は完全に断水します。そのほか、秋〜冬の間に緩効性の化成肥料を2か月に1回のペースで与えましょう。
リトープスの脱皮中の育て方
リトープスには2〜3月頃に脱皮をするという特性があります。葉の外側がしわしわになってきたら脱皮の予兆です。
リトープスの中央が割れて脱皮が始まります。この脱皮中は水やりを控えましょう。この時期に水やりすると脱皮が失敗することがあるので、注意しましょう。
リトープスの育て方についてよくある質問
Photo by mochacoさん@GreenSnap
リトープスを種まきから育てることもできる?
リトープスは種から実生で育てることもできますが、発芽には数日〜1年近くかかることもあります。種まきは10月頃で、適度に間隔をあけて種をまくとよいです。
リトープスの植え替え時期と方法は?
リトープスの植え替えは、9月中旬~11月頃が適期です。以下の方法を参考に植え替えしてみてくださいね。
- 植え替えの数日前には、リトープスの水やりを控えます。
- 古い鉢から株を引き抜いたら、数日間そのままの状態で乾燥させます。こうしてから植え替えることで、根を傷めにくいです。
- 腐った根などがあれば、ハサミでカットします。
- 一回りほど大きな鉢に鉢底石と土を入れて、リトープスの株を置きます。
- その後、隙間を埋めるように土を入れれば完成です。個体が深さ1~2cmほど埋まっていれば、問題ありません。
リトープスを小さく育てたい場合は、定期的に根をカットして同じ大きさの鉢で育てるとよいですよ。大きすぎる鉢に植え替えると根腐れや過湿になることがあるので、控えるようにしましょう。
リトープスが徒長する原因と復活方法は?
リトープスが徒長する主な原因は、日照不足や水やりのしすぎなどです。リトープスは土に埋まっている部分が多く、日光が十分に当たらくなると上に向かって成長していきます。
また、リトープスは内側にたくさんの水分を蓄えているため、水を与えすぎると徒長することが多いです。
リトープスがシワシワになってしまう原因と復活方法は?
リトープスがシワシワになる原因は、水切れのことが多いです。水やりは春〜秋の間は土が乾燥したタイミングで水やりし、脱皮中や夏場は断水します。時期によって水やりの量がかわるので、育て方によっては水切れしてしまうこともあるかもしれません。
水切れが原因でリトープスがシワシワになる場合は、水やりすることで復活するでしょう。
リトープスの花が咲き終わったら?
リトープスは秋〜冬にかけて、白色や黄色、ピンク色などのかわいらしい花を咲かせます。咲き終わった花をそのままにしておくと、花びらが個体に張り付いてシミのようになってしまうようです。
そのため、花が咲き終わったら花がら摘みをすることできれいな見た目をキープし、その後も元気よく育ってくれますよ。
リトープスの寿命はどれくらい?
リトープスの寿命は長く、上手に育てれば十年以上元気に育ちます。
リトープスの脱皮中は水やりの仕方に注意!
リトープスはユニークな見た目が魅力的で、おしゃれなインテリアとしてもおすすめ。育てる場所や脱皮中の育て方のポイントを抑えれば、元気に育ちますよ。
また、リトープスは寄せ植えすると個々の成長に違いが出ます。個体によって水やりの方法を変えるとよいでしょう。
GreenSnapSTOREでは、リトープスだけでなくおしゃれな多肉植物もたくさん販売しています。無料の育て方サポートも充実しているので、初心者の方でも安心して育てられますね。