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【すずらんの育て方】花が終わったら?地植えだと増えすぎるって本当?

2023/3/10

すずらんの基本情報

科・属 キジカクシ(クサスギカズラ)科スズラン属
タイプ 落葉多年草
生育適温 15℃前後
植え付け時期 3〜4月、9〜10月
開花時期 4〜6月
育てる場所 半日陰で風通しのよい場所
水やり 地植えも鉢植えも表土が乾いたらたっぷりと。
肥料 花後に緩効性化成肥料を与える。
夏越し 直射日光に当たらないようにし、水切れに注意。

すずらんの特徴

スズランPhoto by ひぃ(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)さん@GreenSnap

スズランは春の終わり頃に、白いベル状の小さく清楚な花を咲かせます。冬に地上部は枯れますが、毎年春に地面から葉を出し、花を咲かせてくれる植物です。葉に斑が入ったものや、ピンク色の花を咲かせる品種もあります。

かわいい見た目で鉢植えで楽しまれることも多いですが、全部位に毒がある植物なので、取り扱いには注意しましょう。

すずらんの育て方

スズランPhoto by ちまちまさんさん@GreenSnap

スズランの育て方のポイントは直射日光に当たらないようにすること。

スズランは冬または、春の開花時期に苗を植え付け、明るく風通しのいい日陰で育てます。鉢植えにすると移動しやすく、育てやすいのでおすすめです。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとあげてください。

肥料は花が終わってから、緩効性化成肥料を与えます。

鉢植えでは1〜2年に一度、植え替えを行いましょう。適期は植え付けと同じ時期です。

すずらんの夏の育て方(夏越し)

スズランは自生地では涼しい山の木陰で生育している植物。そのため夏の暑さや直射日光に弱いです。

夏は風通しがよく直射日光の当たらない、明るい日陰や午前中だけ日が当たる場所に移動します。移動が難しい場合は、寒冷紗などで光を和らげてあげましょう。

水切れにも注意し、土の表面が乾き始めたらたっぷりと水をやります。夏の水やりは朝か夕方~夜の涼しい時間帯に行ってください。

夏に肥料は与えません。

すずらんの育て方についてよくある質問

スズランPhoto by WASEIさん@GreenSnap

すずらんの花が終わったらどうする?

スズランの花が終わったら、花がら摘みとお礼肥の二つの作業をしましょう。

【花がら摘み】

花が咲き終わったあと放置してしまうと、実を作ることに養分が使われ、スズランの生育が悪くなってしまいます。そのため花が咲き終わったらすぐに、スズランの花茎の元を切る、花がら摘みをしましょう。

【お礼肥え】

花が終わった後に「綺麗な花を咲かせてくれてありがとう。来年もよろしくね」という気持ちを込めて肥料をあげるのがお礼肥えです。

緩効性化成肥料を規定の量よりも少し少なめに与えましょう。

すずらんの増やし方は?

スズランの増やし方は株分けです。

スズランは地下茎という根っこのような茎を地中で伸ばし、伸ばした地下茎から新芽を出して広がっていきます。

このため鉢植えは、数年で植木鉢の中がスズランの根や地下茎でパンパンになってしまうため、1~2年に一度植え替えを行います。この植え替えのタイミングで株分けも行いましょう。

作業に適した季節は、開花時期の4月頃、または暑さが落ち着いた10月から11月頃

植木鉢からスズランを取り出したら、4〜5芽ずつハサミで切り分けましょう。

新しい植木鉢と土を用意しておき、切り分けたスズランを植え付ければ完成です。

すずらんは庭に地植えすると増えすぎる?

寒冷地や高原などの涼しい地域では、スズランの苗を庭に植えて育てることもできます。地植えのメリットは水やりや植え替えの手間が少ないこと。しかし、環境がいいと地下茎をぐんぐん伸ばして広がっていきます。

群生するスズランもきれいですが、広がってほしくない場所まで広がってしまったときは、根を掘り出して株分けをしましょう。株分けをしたスズランは鉢植えにすると、増えすぎるのを防げます。

また、地面に20㎝ほどの深さの仕切りを埋めるのも効果的です。

すずらんは増えすぎに注意しながら育てよう!

可憐な花を咲かせるスズランは、毒を持っていることで病虫害が付きにくく、とても丈夫で育てやすい植物です。特に寒冷地では簡単に育てられますので、初めての方でも安心ですよ。

GreenSnapSTOREでは、育てやすい3.5号サイズのスズランを販売しています。無料で受けられる育て方サポートもあるので、初めて植物を育てる方でも安心。ぜひこの機会にGreenSnapSTOREをチェックしてみてくださいね。

※スズランには毒があるので、作業するときには必ずゴム手袋をし、作業が終わったらしっかりと手洗いをしてください。

作業で出たごみはすぐに処分する、スズランを植えていた土を菜園で使わない、スズランを活けた水が口に入らないようにするなどの対策をして、かわいいスズランを楽しみましょう。