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ランタナの育て方|冬越しや剪定の方法を解説!

2024/6/27

ランタナは、カラフルな花を次々と咲かせる丈夫な植物として知られています。真夏の暑さにも負けず、春から晩秋まで長く花を咲かせ続けることから、夏の花壇にも重宝する人気の草花となっています。

本記事では、ランタナの基本情報から育て方のコツまで、詳しく解説していきます。

ランタナの基本情報

ランタナ

Photo by ウィンターズさん@GreenSnap

科・属 クマツヅラ科/ランタナ属
分類 低木
植え付け時期 4月〜10月まで
開花時期 5月〜10月
置き場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 元肥・追肥が必要

ランタナの育て方

置き場所・日当たり

ランタナは、日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。夏の暑い時期でも元気に育ちますが、真夏の直射日光が強すぎる場合は、少し日陰になる場所に移動させるといいでしょう。鉢植えの場合は、水はけのいい霜の降りない場所に移動させることで、冬越しも可能です。

植え付け

ランタナは、4月から10月までの長い期間植え付けができますが、梅雨時期と真夏の酷暑の時期は避けましょう。ランタナは生育旺盛に育つので、地植えにする場合は他の植物への影響などに注意してください。鉢植えの場合は、根詰まりを避けるため、一年に一度の頻度で植え替えましょう。

用土

ランタナは排水性のいい土を好みます。市販の草花用培養土に、赤玉土やパーライトを混ぜて使用するとよいでしょう。植え付け時には、元肥として緩効性肥料を混ぜ込んでおくことをおすすめします。

肥料

ランタナは花つきをよくするため、定期的に追肥が必要です。5月〜10月の生育期には、緩効性肥料を使用し、置き肥をしましょう。開花時期には、液体肥料を週1回程度与えるとより効果的です。

水やり

ランタナは乾燥に強い植物ですが、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。特に、鉢植えの場合は乾燥しやすいので注意が必要です。水はけの悪い土では根腐れの原因となるので、排水には気をつけ、朝夕の涼しい時間帯に水やりをしてください。

支柱・仕立て

ランタナは生育旺盛のため、放っておくと大きく広がります。必要に応じて支柱を立てたり、剪定して形を整えたりしましょう。這うように広がる性質を活かして、グランドカバーとして利用することもできます。

切り戻し・剪定

ランタナは4月〜11月ごろまで剪定ができます。また、先終わった花がらしっかりと摘むことで、次々と新しい花を咲かせますよ。状態に応じて剪定をすることで、コンパクトな形を保つことができます。晩秋には葉を少し残して切り戻し、越冬に備えましょう。

挿し木での増やし方

ランタナは挿し木で増やすこともできます。夏から秋にかけて、10cm程度の新芽を選び、下部の葉を取り除きます。挿し穂の切り口に発根剤を付け、水はけの良い用土に挿します。湿度を保つためにビニール袋などで覆い、明るい日陰で管理します。

2〜3週間程度で発根し、新芽が伸びてきたら、徐々に日光に当てていきます。この方法で簡単にランタナを増やすことができます。

冬越し

ランタナは寒さに弱いので、冬越しには注意が必要です。寒冷地では鉢植えにして室内に取り込みましょう。地植えの場合は霜が降りないようにマルチングなどで保温対策をしましょう。

病気・害虫

ランタナは比較的病害虫に強い植物ですが、アブラムシやハダニなどが発生することがあります。定期的に葉の裏側をチェックし、発見したら早めに対処しましょう。また、過湿になると根腐れの原因となるので、水はけには注意してくださいね。

植え替え

鉢植えのランタナは、毎年1回の頻度で植え替えを行うことをおすすめします。5月〜9月の生長期に行うと、根が張りやすくなります。鉢は一回り大きなものを用意し、新しい土と緩効性肥料を使用しましょう。

ランタナの育て方まとめ

カラフルで美しい花が特徴のランタナは、ガーデニング初心者さんにもおすすめのお花です。夏の暑さには強いですが、生育旺盛のため、よく観察して手入れができる状態で管理してやってくださいね。