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【クロガネモチの木とは】赤い実がきれいな縁起のいい木!基本の育て方や花言葉をご紹介

2024/2/28

クロガネモチの基本情報

科・属 モチノキ科/モチノキ属
分類 常緑中高木
花言葉 「仕掛け」「寛容」「魅力」
耐寒性 やや高い(耐寒温度:-5℃)
植え付け時期 春(3月〜5月)

クロガネモチとは

クロガネモチの木 赤い実

Photo by かねーちゃんさん@GreenSnap

クロガネモチは、冬に鮮やかな赤い実をつけることで知られる常緑中高木です。日本の気候にもあっていることから育てやすく、庭木以外にも街路樹や公園樹として親しまれています。

ちなみに、樹皮からは鳥もちという粘着性の物質が採取できます。

クロガネモチは縁起のいい庭木として人気!

クロガネモチの木はその名前の由来となった「鉄のように固い実」が、強さや長寿を象徴するとされ、縁起のいい庭木として愛されています。とくに赤い実と緑の葉は新年を迎える飾りやお守りとしても用いられます。

クロガネモチの実の特徴!食べられる?毒性はある?

クロガネモチの実は魅力的な見た目をしていますが、残念ながら人間は食べられません。実に含まれる成分には毒性があり、摂取すると嘔吐や下痢などの症状を引き起こす可能性があるため注意しましょう。

クロガネモチの花言葉と風水

クロガネモチの花言葉は「寛容」「魅力」で、その凛とした見た目同様に、人との関係性や内面の美しさを象徴しています。風水ではクロガネモチを玄関やリビングに置くことで、家族の健康や幸福を守り、邪気を払う効果があるとされています。

クロガネモチの木の育て方

置き場所・日当たり

クロガネモチの木は日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。ただし、強い直射日光や西陽が当たる場所は、葉焼けの原因にもなるので避けた方がいいでしょう。

庭に地植えして長年育てると幹が太く成長し、根も深くに張るので、家の基礎や塀に干渉するような場所は避けてください。

植え付け・土

クロガネモチの木を植える時期は5〜6月ごろです。庭に地植えする場合は、庭土に腐葉土を3〜4割混ぜ、元肥となる有機肥料や緩効性肥料を入れ混ぜてから植えましょう。

鉢植えにする場合は、観葉植物用の培養土を使って植えてください。

水やり

クロガネモチの木は地植えであれば、植え付けした直後はたっぷりと水やりをしますが、根付いてからは雨の水分で十分です。日照りの日が続くようであれば、土の湿り気具合をみながら水やりをしてください。

鉢植えの場合は春から秋の間は表土が乾いたらたっぷりと。冬は控えめにして育ててください。

肥料

クロガネモチの木には、植え付けるときにマグァンプKなどの効果が1年間持続する緩効性肥料を適量土に混ぜておくといいです。加えて、春と秋にリン酸が配合された肥料を与えると、実つきがよくなります。

剪定

クロガネモチの木の剪定は7月ごろの新芽がよくついた時期を目安に行いましょう。不要枝を中心に間引き剪定をして、緑色の新しい枝(新梢)をのこして整理しましょう。

夏越し・冬越し

耐寒性がある程度ありますが、厳しい冬の寒さには注意が必要です。寒冷地では、霜から保護するためにマルチングを行うと良いでしょう。

病気・害虫

特に病害虫の被害は少ないですが、過湿による根腐れや、カイガラムシの発生に注意してください。

植え替え

クロガネモチの木を鉢植えで育てている場合は、2~3年に1回を目安に定期的に植え替えをしましょう。なお、クロガネモチは根が若干弱いため、できるだけ根鉢は崩さないように根を傷つけないように植え替えてください。

クロガネモチの木についてよくある質問

クロガネモチとモチノキの違いは?

クロガネモチとモチノキはともにモチノキ科に属しますが、葉の形状や実の色が異なります。クロガネモチは赤い実をつけ、葉が光沢があり、やや細長い形状をしています。

一方、モチノキは黒い実をつけ、葉はより丸みを帯び、表面には光沢が少ないです。また、クロガネモチの葉は冬でも落葉せずに残りますが、モチノキは冬になると葉を落とすことが多いです。

クロガネモチの木と似た植物は?

クロガネモチに似た植物には、センリョウやマンリョウがあります。この2つも赤い実をつけることで知られ冬の庭を彩るため、混同されている方も多いです。

見分け方としては、センリョウは細長い葉と小さな赤い実が特徴で、クロガネモチよりも細かい枝分かれをします。マンリョウは葉がより小さく密集して生える特徴があり、実もクロガネモチに比べて小さめです。

クロガネモチの木を庭木にして育ててみよう!

クロガネモチの木は、その美しい赤い実で知られる縁起のいい植物です。庭木としても育てやすく見た目の変化も楽しめる植物なので、ぜひご自宅の庭木の候補にしてみてください。