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【観葉植物の育て方】大きくしたい、小さいまま育てたいときはどうする?

2023/6/3

インテリアとしても人気のある観葉植物ですが、「もらったけど育て方がわからない」「元気がなくなってきてしまった」こんな経験はありませんか?

この記事では、たくさんの観葉植物を育てた経験のある筆者が、観葉植物の育て方の基本をお伝えします。

いま育てている観葉植物を元気にしてあげたい!長く楽しみたい!という方にぜひ読んでいただきたい内容なので、観葉植物の育て方をしって、枯らさず元気に育てあげてくださいね。

観葉植物を育てる前に知っておきたいこと

テーブルプランツ

Photo by creaeyさん@GreenSnap

「観葉植物」といってもたくさんの品種や種類があり、育て方も少しずつ違います。

初心者向きの育てやすい種類から、育てるのが難しい上級者向けの種類などさまざまなので、初めて購入する場合は育てやすいものを選びましょう。

観葉植物は、ほとんどが暖かい地域が原産です。そのため、寒さが苦手で、室内で育てるのに向いている種類が多いです。下の表のように耐陰性も種類によって変わるので、置きたい場所にあわせて選ぶといいですよ。

観葉植物を手に入れたら、その植物がどんな環境を好むのかを調べておくと、育てやすいですよ。

耐陰性◎ サンスベリア、ポトス、シェフレラ、オリーブなど
耐陰性◯ パキラ、モンステラ、ペペロミア、テーブルヤシなど
耐陰性△ ガジュマル、アイビー、エバーフレッシュなど

初心者も失敗しない!観葉植物の置き場所

観葉植物Photo by naonさん@GreenSnap

種類によって失敗しない置き場所は変わりますが、多くの観葉植物が好むのは、日当たりと風通しのよい場所です。

冬の置き場所から夏の置き場所へ移すときや、日陰から日当たりのよい場所へ移動させるときなど、環境を変えるときは、1週間くらいかけ少しずつ慣らしてあげましょう。

夏は日当たり加減に注意!

日当たりと風通しのよい場所に置く。直射日光に弱い種類は、レースカーテン越しの光を当て、エアコンの風が直接当たる場所は避ける。

冬は寒気や乾燥に注意!

日当たりと風通しのよい場所に置き、暖房器具の近くや暖房の風が直接当たる場所をさける。窓の近くは夜冷えこむので、窓からはなしておく。乾燥しやすいので、加湿器や葉水などで加湿する。

観葉植物の水やり

植物を育てるうえで、一番大切なのは水やりです。基本的には土が乾いたら水やりをし、鉢底に溜まった水は都度捨ててあげましょう。

観葉植物の肥料

観葉植物は鉢植えで育てることが多いですが、鉢植えは肥料切れを起こしやすいです。成長期には適量の肥料を与えましょう。

肥料を与えすぎたり肥料が根に当たったりすると、肥料焼けを起こして枯れる原因になるので注意しましょう。なお、弱っている観葉植物には、肥料ではなく活性剤をあたえます。

観葉植物の剪定

観葉植物の剪定は、大きくなりすぎるのを防ぎ、形を整えるために行います。また、株の中の風通しをよくして、病虫害を予防する効果もあります。

剪定に適した季節は生育期の直前です。ほとんどの観葉植物は、春から初夏が剪定に適した季節です。剪定というと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、少し切る場所を間違ったくらいでは枯れないので安心してください。コツをつかめば、上手にできるようになりますよ。

植物によって枝の出方や育ち方は違うため、剪定の仕方も変わってきます。剪定をする前に、自分が育てている観葉植物にあった剪定の仕方を調べましょう。

観葉植物の植え替え

植木鉢の中は、根を伸ばせる範囲が決まっています。植え替えをせずにいると植木鉢の中が根でいっぱいになり、水を吸うことができなくなって枯れてしまいます。そのため、鉢植えの観葉植物は定期的に植え替えをして、根が伸びるスペースをつくってあげましょう。

現状よりもひと回り大きい植木鉢と観葉植物用土を用意し、1~2年に1回くらいの頻度で植え替えてあげましょう。

観葉植物の育て方についてよくある質問

観葉植物の水不足のサインは?

観葉植物の水不足のサインは、土がカラカラに乾いていて葉がしおれている状態です。さらに進むと枝や幹もしわしわになってきます。

葉がしおれてきたくらいであれば、水をやればすぐに復活しますが、幹までしわしわになってしまうと復活が難しくなります。土の乾き具合をこまめに観察して、水不足を防ぎましょう。

一方で、土が湿った状態で葉がしおれて黒くなったり、幹がブヨブヨになったりしていると、水のやりすぎで根腐れをおこしています。

観葉植物の葉が枯れたらどうする?復活するの?

観葉植物の葉は枯れると復活しません。枯れた葉はすぐに取りのぞきましょう

観葉植物は常緑樹(一年中葉をつけている木)が多いです。常緑樹でも、同じ葉を一生使うわけではなく、1~2年で古い葉を落とします。植物の下の方の葉が枯れてくるのは生理現象であることが多いので、心配いりません。まだ新しい葉が枯れてくるようなら、原因を探しましょう。

観葉植物につきやすい虫は?

 観葉植物につきやすい虫は、アブラムシとカイガラムシです。どちらも風通しが悪いと発生しやすくなるので、剪定で枝の密度をへらし、換気やサーキュレーターの風を当ててあげましょう。

アブラムシは新芽や葉のうら側などにつきます。葉がテカテカしていたら、アブラムシがいるサイン。虫の数が少なければガムテープなどにくっつけて処分できますが、数が多いときは、市販の殺虫剤を使って対応しましょう。こまめに葉水をしておくと、アブラムシを防げます。

カイガラムシは幹や枝につきますが、殺虫剤が効きづらいので、ヘラや硬いブラシなどでかき取って処分します。

アブラムシやカイガラムシが繰り返し発生するときは、オルトラン粒剤を根元に撒いておくと、植物に殺虫剤の成分が吸収され、虫がつきにくくなります。

観葉植物を大きくしたいときはどうする?

 観葉植物を大きく育てたいときは、剪定を最小限にし、毎年ひと回り大きい鉢に植え替えます。日当たりのよい場所に置き、適切な量の肥料を与えることも大切です。

大きくしたいからといって、大きすぎる植木鉢に植えたり、肥料を規定量よりも多く与えたりすると枯れる原因になるので避けましょう。

観葉植物を小さいまま育てたいときはどうする?

 観葉植物を小さいまま育てたいときは、強めの剪定をしながら育てます。植物にもよりますが、前の年に伸びた枝を全て切り落とすイメージで剪定を行うといいでしょう。

植え替えのときは、ひと回り大きい鉢に植えるのではなく、根をひと回り小さく切り、今までと同じ大きさの植木鉢に新しい土を入れて植え替えると、あまり大きくせずに育てられます。

小さいまま育てるのに向かない種類もありますので、調べてから購入しましょう。

初心者のための観葉植物の育て方まとめ

観葉植物Photo by norimmekkoさん@GreenSnap

今回の記事では、観葉植物の育て方の基本をお伝えしました。観葉植物のお世話でとくに大切なのは、日当たりと水やりです。この2つがうまくいけば、多くの植物は元気に育ちます。 観葉植物の育て方がわかって、もっといろいろな植物を育ててみたい!と思った方は、ぜひGreenSnapSTOREを見てみてくださいね。

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