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【ケールの育て方】種まき時期や収穫の方法を解説

2024/7/4

ケールの基本情報

科・属 アブラナ科アブラナ属
栽培難易度 かんたん
植え付け時期 5月、7〜10月
収穫時期 ほぼ通年
生育適温 20〜25℃
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥:必要:追肥:必要

ケールとは

ケール

Photo by はっちゃんさん@GreenSnap

ケールはアブラナ科アブラナ属の野菜で、球結はしませんがキャベツの原種に近いです。葉はキャベツと似ており、縮れやシワがある品種とない品種があります。日本では「コラードケール」「シベリアンケール」「カーリーケール」などが主に栽培されています。

青汁の材料のひとつとして知られていますが、海外ではサラダや煮込み、炒め料理などより一般的です。

ケールの育て方

日当たり

ケールは日当たりと風通しのよい場所で育てます。ケールを栽培する際は、同じアブラナ科の植物を育てた土壌では連作障害を起こすので、1〜2年はあけてから栽培するようにしてください。

種まき・植え付け

種まき

ケールの種まきは3〜4月、または6月〜9月に行います。育苗ポットや種まき用トレイに土を入れて、4粒ずつまいて軽く覆土します。発芽するまで土が乾燥しないように管理してください。発芽後は生育の悪い芽は間引いて、本葉が2本になる頃には1本立ちにします。本葉が5〜6枚になったら植え付けができます。

植え付け

ケールの植え付けは5月、7〜10月が適期です。株間を40cmほどあけて植え付けしてください。

用土

ケールは酸性土壌に弱い傾向があります。プランター栽培の場合は、市販の野菜用培養土が使えます。

地植えの場合は、植え付けの2週間前までに苦土石灰を土に混ぜて酸度調整をしておきましょう。そのあと、堆肥と化成肥料も土に混ぜ込んでおきます。

肥料

ケールの肥料は、元肥として植え付け時に化成肥料を施します。追肥は、本葉が10枚になった頃から2週間に1回の頻度で化成肥料を与えます。プランター栽培の場合は、週1回薄めた液体肥料を水やりの代わりに与えてもよいです。

水やり

プランター栽培の場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。地植えの場合は、基本的に水やりの必要はありません。

収穫

ケールは外葉が30〜40cmほどに生長し、葉が12枚以上になった頃に収穫ができます。葉色が濃く大きい葉から順次必要な分だけ摘み取って収穫をします。

病気・害虫

病気は、ベト病や灰色かび病などの病気に注意します。植え付けの際に株間をしっかりととり、風通しをよくしておくことで予防します。

害虫は、アブラムシやアオムシなどの幼虫に注意します。防虫ネットを使って予防するほか、見つけ次第すぐに駆除しましょう。

ケールの育て方まとめ

ケールは、丈夫で手間が少なく栽培することができます。外側から少しずつ収穫することで一株からたくさんの葉が収穫できるのが嬉しいですね。また、炒めたり茹でるなど料理をすることで苦味を減らして美味しく食べることができますよ。