カランコエの育て方|ひょろひょろになる原因は?花が終わったら剪定する?
2023/5/16
カランコエの基本情報
科・属 | ベンケイソウ科カランコエ属 |
植え替え時期 | 5〜6月、9月 |
置き場所 | 日当たりのよい場所に置く。11~5月は室内で育てるとよい |
水やり | 春と秋の季節はたっぷり水やりする |
肥料 | 5~12月 |
剪定時期 | 5~6月、9月 |
カランコエとは
Photo by ゆー☆さん@GreenSnap
カランコエとは、花のバリエーションが豊富な多肉植物です。一重咲きや八重咲き品種などがあり、新しい品種も次々に誕生しています。冬~初夏にかけて、ピンク色やオレンジ色などのかわいらしい花を咲かせますよ。
カランコエは、地植えよりも鉢植えの方が人気です。寒さに弱いことから冬場は室内に移動させて管理しましょう。
カランコエの育て方
Photo by はるらららさん@GreenSnap
カランコエの育て方は、室内での栽培がポイント。
短日植物なので、夜から明け方にかけて段ボールで覆って暗い環境で育てます。日中は日当たりのよい場所に置いてください。夏と冬の間は水やりを控え、春と秋はたっぷり水やりします。
カランコエは10~12月頃に液体肥料、5~9月頃に緩効性肥料を与えましょう。耐暑性は強いですが、葉焼けしないように夏場は半日陰に移動して育てるとよいです。
カランコエの植え替え
カランコエの植え替え時期は、5~6月もしくは9月頃が適期です。1~2年おきに作業することをおすすめします。なお、植え替えする前に、以下の道具を準備しましょう。
- 一回り大きな鉢
- 多肉植物用の培養土
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- スコップ
- 新聞紙またはビニールシート
カランコエの植え替えは、以下のような手順で作業します。
- 水やりを控えて土を乾燥させます。
- 作業する場所に新聞紙を敷きます。
- 新しい鉢の底穴に鉢底ネット、鉢底石を順に入れます。
- 土を鉢の1/3ほどまで入れます。
- 鉢からカランコエの株を引き抜き、根についてる土を手で揉んで落とします。
- 腐った根を剪定バサミでカットします。
- 鉢の中心に置いて、縁から下2〜3cmのところまで土を入れます。
- 土の表面を割りばしでつついて、根の隙間まで土をなじませてください。
- 鉢底から流れ出るほどまでたっぷりと水やりします。
カランコエの育て方についてよくある質問
カランコエがひょろひょろになる原因は?
カランコエがひょろひょろに育つ主な原因は、日照不足が考えられます。そのほか、長い間植え替えしないと、根詰まりを引き起こし、徐々にひょろひょろになってしまいます。
ひょろひょろになった枝は、適宜剪定してあげましょう。
カランコエの花が咲かない原因は?
カランコエの花がうまく咲かないのは、適温の環境で育てていない場合があります。また、室内で一日中明るい場所で育てていると、花が咲かないことがあるようです。
カランコエを室内で育てる際は、夜〜朝にかけて段ボールなどで覆うことで光を遮断し、暗い環境を作ることで花が咲きやすくなります。
カランコエの花が終わったらどこを剪定する?
カランコエの花が3割ほど枯れてきたら、花茎の付け根を剪定して次の花芽を生長させましょう。花が咲き終わったら、根元から10㎝ほどの位置で葉の付け根の2〜3㎜のところで切り落とします。
カランコエは生命力が強いので、思い切り剪定しても大丈夫です。また、切った枝は挿し木で増やすこともできます。
カランコエの剪定時期は?
カランコエは、5〜6月の花後と9月頃に剪定をするといいでしょう。9月の剪定は、植え替えと同時に行うといいでしょう。
カランコエの耐寒性はどれくらい?冬越しのコツは?
カランコエの耐寒温度は5℃です。基本的には寒さに弱いため、冬はなるべく室内の10℃以上を保てる環境で育てましょう。
カランコエがひょろひょろになったり、花が終わったら剪定しよう!
カランコエの育て方は難しくないですが、室内での育て方は大切なポイントです。冬~春にかけてかわいらしい花を咲かせ、室内を明るい雰囲気に演出してくれます。
花が終わったら適宜剪定し、切り落とした枝で挿し木に挑戦してみるのもおすすめです。
カランコエは種類が豊富なので、ぜひともお気に入りを見つけて育ててみてくださいね。