カランコエの育て方|ひょろひょろになる原因は?花が終わったら?
2025/3/14
カランコエの基本情報
科・属 | ベンケイソウ科カランコエ属 |
植え替え時期 | 5〜6月、9月 |
置き場所 | 日当たりのよい場所に置く(11~5月は室内推奨) |
水やり | 春と秋の季節はたっぷり水やりする |
肥料 | 5~12月 |
剪定時期 | 5~6月、9月 |
カランコエとは?花はいつ咲くの?
Photo by ゆー☆さん@GreenSnap
カランコエとは、花のバリエーションが豊富な多肉植物です。一重咲きや八重咲き品種などがあり、新しい品種も次々に誕生しています。
11〜5月頃にかけて、ピンク色やオレンジ色などのかわいらしい花を咲かせます。
カランコエの育て方
Photo by はるらららさん@GreenSnap
通年を通して日当たりのいい場所で管理
カランコエの育て方は、通年を通して日当たりと風通しの良い場所で栽培することがポイント。時期によって管理する場所を変えることが望ましいため、カランコエは地植えよりも鉢植え栽培の方が一般的です。
夏と冬の間は水やりを控え、春と秋はたっぷり水やりします。カランコエは10~12月頃に液体肥料、5~9月頃に緩効性肥料を与えましょう。耐暑性は強いですが、葉焼けしないように夏場は半日陰に移動して育てるとよいです。
寒さに弱いカランコエの冬越し方法
カランコエの耐寒温度は5℃です。冬はなるべく室内の10℃以上を保てる環境で育てましょう。水やりは控えめにします。
カランコエがひょろひょろになる原因は?
カランコエがひょろひょろに育つ主な原因は、日照不足が考えられます。そのほか、長い間植え替えしないと、根詰まりを引き起こし、徐々にひょろひょろになってしまいます。
ひょろひょろになった枝は、適宜剪定してあげましょう。
カランコエの花が咲かない原因は?
カランコエは短日植物なので、室内で一日中明るい場所で育てていると、花が咲かないことがあります。
カランコエを室内で育てる際は、夜〜朝にかけて段ボールなどで覆うことで光を遮断し、暗い環境を作ることで花が咲きやすくなります。
ただし、日中はしっかりと日当たりのよい場所に置いてください。
カランコエの花が終わったらどこを剪定する?
カランコエの花が3割ほど枯れてきたら、花茎の付け根を剪定して次の花芽を生長させましょう。花が咲き終わったら、根元から10㎝ほどの位置で葉の付け根の2〜3㎜のところで切り落とします。
カランコエは生命力が強いので、思い切り剪定しても大丈夫です。また、切った枝は挿し木で増やすこともできます。
カランコエは、5〜6月の花後と9月頃に剪定をするといいでしょう。9月の剪定は、植え替えと同時に行うといいでしょう。
カランコエの植え替え時期はいつ?
カランコエの植え替え時期は、5~6月もしくは9月頃が適期です。1~2年おきに作業することをおすすめします。なお、植え替えする前に、以下の道具を準備しましょう。
- 一回り大きな鉢
- 多肉植物用の培養土
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- スコップ
- 新聞紙またはビニールシート
カランコエの植え替えは、以下のような手順で作業します。
- 水やりを控えて土を乾燥させます。
- 作業する場所に新聞紙を敷きます。
- 新しい鉢の底穴に鉢底ネット、鉢底石を順に入れます。
- 土を鉢の1/3ほどまで入れます。
- 鉢からカランコエの株を引き抜き、根についてる土を手で揉んで落とします。
- 腐った根を剪定バサミでカットします。
- 鉢の中心に置いて、縁から下2〜3cmのところまで土を入れます。
- 土の表面を割りばしでつついて、根の隙間まで土をなじませてください。
- 鉢底から流れ出るほどまでたっぷりと水やりします。
カランコエがひょろひょろになったり、花が終わったら剪定しよう!
カランコエの育て方は難しくないですが、室内での育て方は大切なポイントです。冬~春にかけてかわいらしい花を咲かせ、室内を明るい雰囲気に演出してくれます。
花が終わったら適宜剪定し、切り落とした枝で挿し木に挑戦してみるのもおすすめです。
カランコエは種類が豊富なので、ぜひともお気に入りを見つけて育ててみてくださいね。