【ジューンベリーの育て方】植え替え時期はいつ?鉢植えでも育てられる?
2024/3/25
ジューンベリーの基本情報
科・属 | バラ科/ザイフリボク属 |
分類 | 落葉小高木 |
植え付け時期 | 春または秋 |
開花時期 | 4月下旬~5月上旬 |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 有機質肥料と化成肥料 |
ジューンベリーとは?

Photo by Nezukoさん@GreenSnap
ジューンベリーとは、北アメリカ原産のバラ科ザイフリボク属の落葉中高木です。春には美しい白い花を咲かせ、初夏には甘酸っぱい果実を収穫できることで知られ、秋には紅葉も楽しめることから、近年人気を集める植物です。
ジューンベリーは1本でも結実し、暑さ寒さに強く丈夫なため、初心者にもおすすめです。コンパクトに育てたい場合は矮性品種を選びましょう。
置き場所・日当たり
ジューンベリーは日当たりと風通しの良い場所を好みます。少し湿った場所を好むため、半日陰でも栽培することができます。ただし、日光が足りないと花と果実が少なくなるので、一日のうち半日程度は日が当たる場所が適しているでしょう。
植え付け
ジューンベリーは苗での植え付けが一般的です。植え付けは落葉期である11月〜3月に行います。ジューンベリーは大きく育つため、鉢植えより地植えが向いていますが、品種を選べば鉢植えでも育てられます。
植え付けの際は、根鉢よりもひと回り大きな穴を掘って植え付け、しっかりと根付くまでは水やりをしっかりし、支柱などで誘引して倒れるのを防ぎましょう。
用土
ジューンベリーは水はけと水持ちのいい用土を好みます。特に土質は選びませんが、市販の果樹、花木、庭木用培養土や、赤玉土と腐葉土を混ぜたものが適しています。
肥料
ジューンベリーは、肥料がなくても育ちますが、肥料をやることで花と実をたくさんつけることができます。12月ごろに有機質肥料を施し、開花前の3月と実の収穫が終わった8月ごろには化成肥料を追肥として与えるといいでしょう。
水やり
ジューンベリーは乾燥に弱いため、特に夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。しかし、過湿にならないように注意しましょう。
病気・害虫
ジューンベリーは比較的病害虫に強いですが、風通しが悪くなり、湿度が高いとうどんこ病にかかりやすくなります。また、アブラムシがつきやすいので、定期的に株の状態をチェックしましょう。
植え替え時期
鉢植えで育てているジューンベリーは、2〜3年に一度の頻度でひと回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替え時期は11月〜3月が適しています。
ジューンベリーの育て方まとめ
甘酸っぱくて美味しい実が収穫できるジューンベリーは、四季を通して楽しめることから庭木としても人気を集めています。とても丈夫で育てやすく、1本でも実がなるため、基本的なケアを守れば、初心者でも簡単に育てることができますよ。育て方を参考に、ジューンベリーの栽培に挑戦してみてくださいね。