【シュウメイギクの育て方】花が終わったら?増えすぎたらどうする?
2023/8/6
シュウメイギクの基本情報
科・属 | キンポウゲ科イチリンソウ属 |
植え付け時期 | 3〜4月 |
開花時期 | 9〜11月 |
育てる場所 | 半日陰の場所に置く |
水やり | 庭植えの場合は不要。鉢植えの場合は適度に水やりする |
肥料 | 9~10月 |
シュウメイギクとは

Photo by ハラダさん@GreenSnap
シュウメイギクとは、アネモネのような花姿が特徴の宿根草です。中国が原産ですが、日本の山野でも見ることができます。秋になるとピンク色や白色の花をたくさん咲かせます。地植えはもちろん、花壇や切り花など楽しみ方のバリエーションも豊富です。
シュウメイギクの育て方
日当たり
シュウメイギクは、直射日光が当たらない半日陰の場所で育てることがポイントです。暑さや乾燥に弱いため、夏場はマルチングするとよいでしょう。
植え付け
シュウメイギクの植え付け時期は、3〜4月頃が適期です。
シュウメイギクは根を強く張る宿根草のため、植え替え時には一回り大きな鉢を選びましょう。このようにすると、翌年も豊かに花を咲かせます。
用土
シュウメイギクは水はけと水もちのいい、弱酸性の土を好みます。
地植えの場合は庭土、鉢植えの場合は市販の草花用培養土に腐葉土などを少し混ぜるといいでしょう。
肥料
シュウメイギクの花をより多く咲かせるためにも、地植えなら月1回、鉢植えなら月2回ほど化成肥料を与えましょう。
水やり
シュウメイギクは乾燥を嫌うため、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。特に鉢植えの夏は水切れしやすいので注意してください。
病気・害虫
シュウメイギクは比較的病害虫がつきにくい花です。ただし、湿度が高いと病気が発生しやすくなるため、適切な環境で育てることを心がけてください。
シュウメイギクの冬の育て方(冬越し)
シュウメイギクは寒さに強い性質を持つため、屋外で冬を越すことも可能です。
花が咲き終わり、冬になると地上部が枯れます。枯れた部分は取り除いておきましょう。鉢植えの場合は、本格的な春を迎える前に植え替えるとなお良いです。
シュウメイギクを冬越しさせて、翌年もきれいな花を楽しみましょう。
シュウメイギクの育て方についてよくある質問
シュウメイギクは地植えだと増えすぎる?

Photo by すみさん@GreenSnap
シュウメイギクはかわいらしい花が魅力ですが、一方で地植えだと増えすぎてしまうことも。宿根草なので、地上に株がなくても根が残っていればどんどん増えていきます。生育も旺盛なので、気づいたら増えている場合が多いかもしれません。
シュウメイギクが増えすぎたら、以下の方法で対処することをおすすめします。
- ランナーを切り取る
- 間引く
- 株分けする
シュウメイギクはランナーを伸ばしながら成長し、新たな場所に根づいていきます。そのため、ランナーを切り取ることで、増えすぎるのを予防できます。
シュウメイギクの株分け時期はいつ?
増えすぎたシュウメイギクは、株分けして別の鉢などに移すこともできます。株分けは3〜5月頃の春または、9〜10月頃の秋がおすすめです。
シュウメイギクの花が終わったらどうすればいい?
シュウメイギクは、夏の終わり頃から秋に花が楽しめます。花が終わったら、茎を根元の部分から10cmほど上のところで切り戻します。
花後はお礼肥を少し与えて、水やりは普段どおりに続けてください。このように手入れすることで、翌年もきっときれいな花が楽しめます。
シュウメイギクが枯れる原因は?
シュウメイギクは、暑い時期に肥料を与えすぎてしまうと、根っこを痛めます。肥料過多はシュウメイギクが枯れる原因になるため、肥料の量にはくれぐれも気をつけてくださいね。
シュウメイギクの花が終わったら切り戻そう!

Photo by トゥーさん@GreenSnap
シュウメイギクは秋になると、なんともかわいらしい花を咲かせます。手間がかからない植物ですが、地植えで育てると増えすぎてしまう場合があります。シュウメイギクは寄せ植えでも楽しめるので、そんなときはほかの場所に移植してみましょう。
シュウメイギクは丈夫な植物なので、初心者の方でも育てやすいですよ。興味があれば、ご自宅のお庭などでシュウメイギクを栽培してみてはいかがでしょうか。