【オオデマリの育て方】小さく育てられる?植え替え時期はいつ?
2024/3/25
オオデマリの基本情報
科・属 | レンプクソウ科ガマズミ属 |
分類 | 低木 |
植え付け時期 | 春(3月〜4月)または秋(9月〜10月) |
開花時期 | 5月〜6月 |
置き場所 | 日当たりと水はけの良い場所 |
肥料 | 春と秋に緩効性肥料 |
オオデマリとは?

Photo by シェリーさん@GreenSnap
オオデマリは、日本が原産の落葉低木です。小さな花を密集させてアジサイに似た大きな手毬状の花を咲かせるのが特徴で、剪定が必要ないため、初心者の方でも簡単に育てることができ、庭や鉢植えで楽しむことができます。
置き場所・日当たり
オオデマリは、日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。直射日光が当たる場所でも育ちますが、乾燥を嫌い、夏の強い日差しは葉焼けの原因になることがあるため、午後は日陰になる場所が理想的です。
種まき・植え付け
オオデマリは苗から育てるのが一般的です。オオデマリは生育旺盛で生長スピードが早く、横に広がりながら育つため、鉢植えより地植えが適しています。庭に植え付ける際には根がしっかり広がるように十分なスペースを確保しましょう。
用土
オオデマリには水はけの良い用土が適しています。市販の草花用土や、腐葉土と赤玉土を混ぜたものが適しています。
肥料
オオデマリは肥料がなくても育ちますが、生育状態をみて肥料を与える場合は、花が終わった後の春と、落葉期である秋に緩効性肥料を施してください。
水やり
オオデマリは、地植えの場合は基本的に水やりは必要ありません。ただし、植え付けの直後から根が根付くまでは土が乾き切らないように水やりの頻度を調整しましょう。また、葉が落ちた落葉期に水をやることで、新芽が出やすくなります。
病気・害虫
オオデマリは比較的病害虫に強いですが、風通しが悪くなるとうどんこ病にかかりやすくなります。
また、葉に褐色の斑点が出現する褐斑病にもかかりやすいので、もしも病気にかかってしまったら秋口に殺虫剤を散布して治療してください。
害虫ではカイガラムシやアブラムシがつきやすいので、定期的に害虫の状態をチェックし、風通しが悪くならないようにお手入れをしましょう。
オオデマリの育て方でよくある質問
オオデマリは小さく育てられる?
オオデマリは生育旺盛な植物ですが、株を小さく育てたい場合は剪定時期の5〜6月に適度に剪定を行いましょう。好みの高さまで剪定をしますが、この時に芽の1cmほど上でカットすることで、樹勢を弱めて小さく育てることができます。
オオデマリが枯れてしまった
オオデマリが枯れてきた場合、考えられるのは害虫の影響か、水のやりすぎによる根腐れ、肥料のやりすぎです。株と根の状態をチェックして害虫の被害に遭っていないか確認しましょう。
オオデマリは植え替えが必要?
オオデマリを鉢植えで育てている場合は、2〜3年に一度の頻度で植え替えを行いましょう。根鉢よりも1〜2回りほど大きな鉢に植え替えてください。
オオデマリの育て方まとめ
オオデマリは、その美しい花で多くの人々を魅了します。基本的なケアを守れば、初心者でも簡単に美しい花を咲かせることができる花ですので、ぜひオオデマリの栽培に挑戦してみてくださいね。