【ジャカランダの育て方】屋外で冬越しはできる?植え替えの時期は?
2024/3/21
ジャカランダの基本情報
科・属 | ノウゼンカズラ科ジャカランダ属 |
分類 | 落葉性高木 |
植え付け時期 | 4~5月 |
開花時期 | 5~6月 |
剪定時期 | 7~8月 |
置き場所 | 日当たりと風通しのよい場所 |
肥料 | 元肥:不要/追肥:必要 |
ジャカランダとは

Photo by さくらさん@GreenSnap
ジャカランダは、ノウゼンカズラ科ジャカランダ属の落葉性高木で、世界三大花木のひとつに挙げられます。シダ植物やネムノキに似た葉が特徴で、初夏の5〜6月に青紫色のラッパ形状の花を一面に咲かせ、大株の開花は圧巻です。
原産地は熱帯の南米で暑さには強いですが、寒さには弱い性質があり、関東以北では露地栽培は難しいとされています。またジャカランダは、ある程度の高木にならないと花を咲かせず、一般的には庭木として育てられますが、鉢植えにして観葉植物として葉を楽しむこともできます。
ジャカランダの育て方
日当たり
ジャカランダは日当たりと風通しのよい場所で育てます。日光を好むので、鉢植えの場合は日中、日のよく当たる外へ出しておくとよいです。
植え付け
ジャカランダの植え付けは4〜5月、または9月が適期です。根鉢を軽くくずして、古い土を1/3ほど落として植え付けます。
用土
ジャカランダは、水はけがよく肥沃な土を好みます。市販の草花用培養土や赤玉土7:腐葉土3の配合土が使えます。
肥料
ジャカランダの肥料は、生育期の5〜10月に緩効性化成肥料や油かすを2ヶ月に1回、株元に施します。また花後に、有機肥料や土壌改良剤を土に混ぜ込んでおくと、翌年の花つきがよくなります。
水やり
ジャカランダの水やりは、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。冬は生育が鈍くなるので水やりを控えめにして、乾燥気味に育てます。地植えの場合は、冬の水やりは必要ありません。
切り戻し・剪定
ジャカランダの剪定は、7〜8月が適期です。樹形が乱れたり、枝が伸びすぎたりした場合に剪定をしましょう。花が咲いたあとに枝を整えることで、翌年も花を楽しむことができます。
夏越し・冬越し
ジャカランダの夏越しはとくに必要ありません。
ジャカランダは寒さに弱いため、鉢植えの場合は室内に移して管理します。樹高が1mに満たない若い木は5℃でも枯れてしまうことがあるので注意してください。
病気・害虫
害虫は、カイガラムシに注意し、見つけたらすぐに駆除しましょう。また、カイガラムシの駆除が遅れると、カイガラムシの排泄物が原因ですす病が発生するので、はやめに駆除して予防しましょう。
植え替え
ジャカランダの植え替えは、5〜9月が適期です。1年に1回、1〜2回り大きな鉢に植え替えてください。大鉢のものは2年に1回の植え替えでよいでしょう。
ジャカランダの育て方まとめ

Photo by ぷちさん@GreenSnap
ジャカランダは日のよく当たる場所で、若木は気温5℃、地植えは気温0℃を下回らない環境で育てるようにしましょう。また、接木苗であれば7号鉢のサイズで開花がみられるものもありますよ。ぜひこの記事を参考にジャカランダを育ててみてくださいね。