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【アイリスの育て方】栽培方法のコツは?植え替えや株分けの時期はいつ?

2024/3/25

アイリスの基本情報

科・属 アヤメ科/アイリス属
分類 多年草
植え付け時期 春(3月~5月)または秋(9月~11月)
開花時期 春から初夏(5月~6月)
置き場所 日当たりが良く、水はけの良い場所
肥料 開花前後に緩効性肥料を施す

アイリスとは?

アイリス

Photo by グリーンさん@GreenSnap

アイリスとは、アヤメ科アヤメ属の仲間であるカキツバタやアヤメ、シャガ、イチハツ、ジャーマンアイリスなどの植物全般を指します。

ヨーロッパや地中海沿岸、東アジアを原産とし、4月〜7月にかけてスッと伸びる花茎から凛とした美しい花を咲かせるのが特徴です。

古くから勇気や知恵の象徴として世界中で愛され、その名はギリシア神話に由来しています。

置き場所・日当たり

アイリスは風通しと日当たりがよい環境を好みます。日光が足りないと病気になりやすいので注意しましょう。また、高温多湿に弱いため、長雨や夏の蒸れには注意し、やや乾燥気味に育てます。

植え付け

アイリスは球根や根茎から育てることが一般的です。球根を植えつける際は、高台や傾斜地に根茎が土の表面に出るようにして浅く植えつけます。

用土

アイリスの品種によって土は異なりますが、基本的には水はけの良い土を用意しましょう。鉢植えで育てる場合は、市販の園芸用土に腐葉土を混ぜると良いでしょう。

地植えの場合も、植え付ける場所の土に腐葉土などをすき込み、水はけのいい土壌を作ります。アイリスは酸性の土を嫌うため、植え付けの1ヶ月前に1㎡につき規定量の苦土石灰をまいて土を中和しておくといいでしょう。アイリスは根腐れを起こしやすいので、排水性には特に注意してください。

肥料

アイリスは、早春と秋に肥料を施します。肥料をやり過ぎると枯れる原因になるので、株の周りに少量の緩効性肥料を施しましょう。

鉢植えの場合は植え付けから2週間後から、1ヶ月に一度の頻度で固形肥料を施します。チッソ分の多い肥料は病気の原因となるため避けましょう。

水やり

地植えのアイリスは水やりは必要ありません。基本的には自然の降雨に任せ、夏場に乾燥が続く場合は朝夕の涼しい時間他に水やりをします。

鉢植えのアイリスは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

病気・害虫

アイリスは比較的病害虫に強い植物ですが、梅雨時期や高温多湿の環境では、株が腐る軟腐病や白絹病に注意が必要です。

また、アブラムシやアザミウマにも注意しましょう。定期的に株の状態をチェックし、害虫が見つかった場合は早めに対処してください。

植え替え・株分け

アイリスを鉢植えで育てている場合は、3〜4年に1度の頻度で植え替えを行いましょう。植え替えは花が咲き終わった後の6月ごろが適しています。

掘り上げた球根から子球を外して別々に植えることで株分をすることができます。掘り上げた球根はしっかり日陰に干して乾燥させてから新たに植え付けましょう。

アイリスの育て方まとめ

凛とした美しい花を咲かせるアイリスは、春から初夏にかけてとても美しい花を見せてくれます。アイリスには様々な品種があるため、ぜひ好みのアイリスを見つけてお庭を彩ってみてくださいね。