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【アイスプラントの育て方】種まきから収穫まで解説!塩水で水やりするといい?

2024/3/7

アイスプラントの基本情報

科・属 ハマミズナ科/メセンブリアンテムム属
栽培難易度 かんたん
植え付け時期 春4月〜5月(生育適温:5℃〜25℃)
出荷時期 6月〜11月
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥・追肥が必要

アイスプラントとは

アイスプラント

Photo by たんぽぽ母ちゃんさん@GreenSnap

アイスプラントは葉の表面にキラキラとした水滴のような粒々がつく、多肉植物もでもあり野菜としても食べられる植物です。南アフリカ原産で、塩分を含んだ土壌でも生育する「吸塩植物」として知られています。

プチプチとした食感とほのかな塩味があり、サラダやおひたしにぴったりです。栄養価が高く、とくにミネラルを豊富に含んでいます。

アイスプラントの育て方

日当たり

アイスプラントは日当たりが良い場所を好みますが、真夏の強い直射日光は避けた方がいいでしょう。明るい日陰に移動できない場合は、遮光ネットを使用して適度な日陰をつくるようにしてください。

種まき

アイスプラントの種まき時期は春の3〜4月ごろです。発芽温度は20度前後ですが、25度を超えると発芽率が落ちるので気をつけてください。

種は日光を浴びて発芽する好光性種子なので、土の上に重ならないように種まきしたら土で薄く覆います。水やりは霧吹きで行い、乾燥させないように管理しながら日なたで育てましょう。適温であれば約1~2週間で発芽します。

間引き

アイスプラントを種まきから育てた場合、間引きという作業が必要です。間引きは苗同士が互いに競合しないように根を張るスペースを確保したり、風通しをよく育てるために行います。

アイスプラントが発芽して、それぞれの苗が5cm程度の高さに成長したら、最終的に株間15〜20cmになるよう、数回にわけて弱い苗を間引きしていきましょう。

苗の植え付け

アイスプラントの苗を植える時期は4〜5月ごろです。

乾燥を好む植物なので、プランターで育てる場合は鉢底穴がたくさん空いているスリット鉢や、野菜用の横型プランターがおすすめです。また、鉢底石は必ずいれるようにしましょう。

植えるときは根鉢を崩さないようにし、株間を20cm程度空けて植え付けます。

用土

アイスプラントを栽培する土には、市販の野菜用培養土がおすすめです。より乾燥を好む多肉植物でもあるので、場合によってはパーライト、バーミキュライトを混ぜて排水性をあげるのもおすすめです。

畑などに地植えする場合は、庭土に3〜4割の腐葉土を混ぜ、野菜用の肥料を元肥として混ぜてから植えるようにしましょう。

水やり

アイスプラントの水やりは、基本的に土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、根腐れを防ぐために過湿には注意してください。地植えの場合、植え付け後以降は水やり不要です。

また、プランターの場合は植え付け2週間後から、2週間に1回、水1ℓに対し大さじ1杯の塩を加えた塩水で水やりすると、アイスプラントらしい塩気のある味になります。

肥料

アイスプラントの肥料には野菜用の液体肥料か固形化成肥料がおすすめです。与える時期は植え付け2週間後から。収穫まで製品表示にしたがって定期的に与えましょう。

収穫

アイスプラントの出荷時期は6〜7月ごろです。葉に肉厚感がでて10cm程度に育っていたらどんどん収穫していきましょう。株の外側から摘み取っていくと、収穫後に新たな葉が育ちやすくなります。

病気・害虫

特に大きな病害虫の心配はありませんが、過湿は根腐れの原因となるため注意が必要です。

アイスプラントについてよくある質問

冬越しはできる?

アイスプラントは耐寒性があるので、プランター栽培で冬時期室内に取り込めるなら、意外と簡単に冬越しもできます。多年草なのでまた春になったら収穫できますよ。

夏でも栽培できる?

夏の高温多湿はアイスプラントの生育に適していません。夏には暑さでとけるように枯れてしまうこともあるので、できるだけ遮光して涼しい場所で管理するようにしましょう。

アイスプラントのまとめ

アイスプラントは基本的に育てやすい植物ですが、適切な日当たりと水やりが重要です。収穫時にはプチプチとした食感を楽しむことができ、料理のアクセントとしても活躍します。夏の管理に少し注意が必要ですが、基本的には初心者にもおすすめの野菜です。