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【タチアオイの育て方】種まき時期や種の取り方は?花が終わったら?

2024/5/28

タチアオイの基本情報

科・属 アオイ科/ビロードアオイ属
分類 一年草/多年草
種まき時期 3〜4月、9〜10月
開花時期 6月〜8月
置き場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 元肥・追肥が必要

タチアオイとは

タチアオイ

Photo by ちゃんちゃんさん@GreenSnap

タチアオイは、アオイ科ビロードアオイ属の植物で、別名ホリホックとも呼ばれる草花です。トルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との交雑種とされ、品種によって一年草、二年草、多年草があります。

開花期になると数十個のつぼみを穂状にトウ立ちさせ、下部から順々に花を咲かせていきます。大きいものだと2mほどにもなるので満開になると迫力満点です。花色はピンクや赤、白などバリエーション豊富で、一重咲きと八重咲きの品種があり、夏のガーデニングに彩りを加えてくれます。

タチアオイの育て方

置き場所・日当たり

タチアオイは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。乾燥にも強く、地植えであれば水やりは雨任せで問題ありません。鉢植えの場合は、用土が乾ききる前に水やりをしてください。

種まき

タチアオイの種まきは、春まきの場合は3〜4月に行います。成長の早い植物なので、この時期にまくと夏前には開花させることができます。秋まきの場合は9〜10月に行います。秋まきにすると、6〜7月の梅雨時期には開花させることができますが、初心者には春まきがおすすめです。

  1. 種まき用の土を準備します。
  2. ポリポットに種まき用の土を9割ほど入れる。
  3. 種を3〜4粒ずつ、重ならないよう間隔を開けて土の上にまく。
  4. 種の上に5mmほど土を薄くかぶせる。
  5. 霧吹きなどで土の表面が湿る程度に水をやりする。
  6. 日当たりと風通しの良い場所に置く。
  7. 土の表面が乾いたら、霧吹きなどで水をやります。

 

植え付け・土

タチアオイの苗を植える時期は4〜5月ごろです。種まきから育てている場合、本葉が3〜4枚になったころを目安にしましょう。土は鉢植えの場合は草花用培養土を用意し、地植えの場合は庭土に4割ほど腐葉土と緩効性肥料を混ぜておきましょう。

植え付けるときは、8号以上の大きい鉢に1株、地植えなら株間は30〜50cmが目安です。根鉢は崩さずに植えてください。

水やり

タチアオイは乾燥を好むので、地植えは、根付いてからの水やりの必要はありません。鉢植えは、鉢の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

タチアオイはもともとあまりたくさんの肥料を必要とする草花ではないため、基本的に元肥を植え付け時に与えていれば、追肥はほとんど必要ありません。ただし、多年草タイプのタチアオイで2年目の場合は4月ごろに緩効性肥料を与えましょう。

病気・害虫

タチアオイは比較的病害虫に強い性質ですが、環境次第で斑点病や炭そ病になることがあります。また、ハマキムシやアブラムシが発生する場合があります。早期発見、早期駆除が大切です。

タチアオイの育て方についてよくある質問

タチアオイの種の取り方は?

タチアオイの種は、花が終わった後にできる種鞘から取ります。種鞘が乾燥し、中の種が黒く熟したら、種鞘を割って種を取り出します。取り出した種は、乾燥した場所で保管しましょう。

タチアオイの花が終わったらどうする?

タチアオイの花が終わったら、枯れた花や枯れた葉をこまめに摘み取ると病気の予防になります。すべての花が終わった花茎は、株元で剪定しましょう。

タチアオイはたくさんの品種があり、一年草タイプと多年草タイプがありますが、多年草もさほど寿命が長くないため、種や株分けで更新していくとよいでしょう。

タチアオイはこぼれ種でも増える?

タチアオイは生育旺盛であるため、こぼれ種から増えることもあります。

タチアオイを種から育てて、きれいな花を咲かせよう!

タチアオイは比較的栽培しやすく、種まきによる増殖も簡単です。水はけのよい用土と日当たりを意識して植え付ければ、すくすくと育ってくれることでしょう。さまざまなバリエーションの花色と花姿があるので、自分のお気に入りの品種を見つけて、華やかで彩りのある庭をつくってみてはいかがでしょうか。