【ハオルチアの育て方】植え替え時期や株分け方法、水やり頻度は?
2022/12/16
ハオルチアの基本情報
科・属 | アロエ科ハオルチア属 |
タイプ | 春秋型(春秋に成長する) |
生育温度 | 10〜25℃(耐寒気温:5℃) |
置き場所 | 直射日光を避けた日当たりのいい場所 |
水やり | 春〜秋は週1回ほど、冬は月1回ほど |
植え替え時期 | 4月、9月 |
ハオルチアの特徴
ハオルチアは南アフリカ原産で、とくに葉先が透明なオブツーサなどの品種が代表的な多肉植物です。
ハオルチアには、軟葉系と硬葉系の2系統あり、軟葉系は葉先の透明な窓という部分が美しく、硬葉系はバイタリティを感じる伸び上がりが楽しめます。
どの系統、どの品種もユニークな見た目をしており、マニアも多い多肉植物です。
ハオルチアの育て方(春と秋の成長期)
ハオルチアの育て方のポイントは、あまり水やりをしすぎないことです。ハオルチアは過湿に弱く根腐れしやすいので、春秋の成長期は土が完全に乾いてから与える、もしくは葉がシワシワになりはじめたら与える程度にします。
置き場所は日当たりと風通しのいい場所が理想です。ただし、強い直射日光には弱いので、屋外の明るい日陰か、室内のレースカーテン越しの窓際に置きましょう。
肥料は5〜9月の間、規定量よりもやや少なめの液体肥料を水に混ぜて、月2〜3回水やりの代わりに与えてください。
ハオルチアの育て方(夏と冬の休眠期)
ハオルチアは夏と冬に休眠します。夏は風通しのいい日陰で管理します。
秋頃から水やり頻度を落とし、気温が5℃以下になったら春まで断水するか、月1回程度の水やりにとどめましょう。休眠中は肥料は春まで止めます。
また、冬は屋内か簡易温室に入れて、室内ならできるだけ長時間日が当たる場所に、温室なら20%程度の遮光をしつつ、日当たりのいい場所に置いてください。
ハオルチアの植え替え時期はいつ
市販されているハオルチアの多くは3号サイズで、まだまだ大きく育つものがほとんどです。長年放置していると根詰まりを起こしてしまうので、定期的に植え替えをしてください。
ハオルチアの植え替えは1〜2年に1回の頻度で、5月もしくは9月の成長期に入る直前くらいにおこないましょう。
また、植え替えのときには、多肉植物専用の培養土を使うといいです。一緒に緩効性肥料や防虫剤を混ぜて植えるのもおすすめです。
ハオルチアの育て方に関するよくある質問
ハオルチアの耐寒性はどれくらい?
ハオルチアは品種にもよりますが、ほとんど耐寒性が弱いです。5℃以下の環境には耐えられないため、冬の間は室内に取り込んでおきましょう。
ハオルチアの株元から別の株が出てきて見た目が変!
ハオルチアは小吹きやすい植物で、とくに5〜9月の生育期に子株を増やして繁殖していきます。そのままにしていても問題はありませんが、鉢がいっぱいになったり見た目的に気になる方は、植え替えと一緒に株分けをしましょう。
根まわりの土を落として、子株と親株を優しく引き剥がすだけです。新しく植えれば別の株として増やせることができます。
ハオルチアの株分け方法は?
ハオルチアの根元についた子株を切り離し、別の場所に植え付けます。植え付け直後は日当たりのいい場所で、水やりをせずに5日ほど管理しましょう。ハオルチアは室内や日陰でも育つ?
ハオルチアは多肉植物の中でも日陰に強いほうなので室内でも育てられますが、室内の日陰では育たないので注意してください。(屋外の明るい日陰なら育ちます)
春から秋にかけては窓辺のレースカーテン越し、冬は窓ガラス越しの日光に当てて育てましょう。過湿に弱いので夏場はサーキュレーターも回して、通気性をよくしておくことも大切です。
ハオルチアの育て方は水やり頻度少なくて簡単!
ハオルチアは乾燥に強い多肉植物なので、水やりのしすぎに注意しながら、日当たりのいい場所で育てましょう。最低限、この2つのポイントが守れていれば育っていきますよ。
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