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ハツユキカズラの育て方と増やし方を解説!剪定や挿し木の時期はいつ?

2024/7/25

初雪カズラの基本情報

科・属 キョウチクトウ科 テイカカズラ属
タイプ 多年草
植える時期 4〜6月、9〜10月
開花時期 5月中旬〜6月中旬
育てる環境 直射日光を避けた明るい場所で育てる。日影でも育つが明るさが足りないと新芽の発色が悪くなるので、夏以外は日向が適している。
肥料 鉢植えの場合は春と秋の年2回、地植えは年1回春に緩効性肥料を与える。
夏越し・冬越し 特に対策不要

ハツユキカズラの育て方

初雪カズラ

Photo by こまりくさん@GreenSnap

日当たり

初雪カズラを育てるなら 日当たりがいい場所がおすすめです。耐陰性もあるので日当たりが悪い場所でも育ちますが、葉の色がきれいに発色しない可能性があります。初雪カズラの葉が白くならない、ピンクにならない場合は、日向に移動してみましょう。しかし、直射日光が当たると葉が傷んでしまうので、西日が当たり続ける場所は避けましょう。

土づくり

乾燥が苦手なので、水はけのよい土を好みます。地植えの場合は植え付ける前に土を耕し、完熟堆肥や腐葉土などの有機質資材を2~3割り混ぜ込みましょう。鉢植えの場合は、赤玉土(小粒):6、腐葉土:3、バーミキュライト:1、または、赤玉土(小粒):6腐葉土:4の割合で混ぜ合わせた土がおすすめです。

種まき・植え付け

種は育てる手間がかかるため、市販で販売されていません。一般的には苗から育てることが多く、植え付けの時期は4月上旬〜7月上旬、または9月中旬~10月下旬です。

鉢植えで育てる場合は、苗よりも一回り大きいサイズの鉢を用意しましょう。また、根詰まりをすると斑がきれいに発色しないため、春か秋に根鉢をくずして植え替えを行ってください

水やり

地植えの場合、根付いてからは自然の降雨に任せて問題ありませんが、ひどく乾燥している場合は水やりを行いましょう。真夏は昼に水をあげると水の温度が上がって株が弱る恐れがあるため、朝や夕方の涼しい時間帯に行ってください。

鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。乾燥すると下葉が落ちるため、忘れないように水やりを行いましょう。真夏は乾燥しやすくなるため、朝夕2回の涼しい時間帯に行うことがポイントです。冬は水やりを控えめに行い、鉢内が乾きにくくなるのを防ぎます。

肥料

肥料は地植え、鉢植えでも、緩効性化成肥料を生育期に追肥します。鉢植えの場合は春と秋の年2回、地植えは年1回春に与えてください。肥料は必ず必要というわけではないですが、ピンク色の葉を鑑賞したいなら与えたほうがいいです。

剪定・切り戻し

初雪カズラが伸びすぎて形が崩れてきたら、切り戻しを行って形を整えます。切り戻しを行うと新芽が出てきて、葉の斑がきれいに発色します

コンパクトにしたい人は株元から短めにバッサリと、強剪定をしても大丈夫です。初雪カズラの剪定に適した時期は、花後の6月頃ですが、葉を楽しむ植物なので基本的にはいつ剪定しても問題ありません。

夏越し・冬越し

初雪カズラは夏の暑さにも冬の寒さにも強い植物です。

夏の場合、直射日光を浴び続けると葉焼けを起こすことがあるので、鉢植えの場合は半日影に移してもいいでしょう。

耐寒性が高い初雪カズラは、霜が当たっても少々の雪が積もっても大丈夫です。冬の寒さでも葉が枯れることがありますが、春になると再び芽吹くので安心してください。

植え替え

鉢植えの場合は1~2年に1度、一回り大きなサイズの鉢植えに植え替えます。初雪カズラは根の生育がよく、放っておくと根詰まりを起こします。根詰まりを起こすと葉がきれいに発色しないので、起こす前に植え替えを行いましょう。

ハツユキカズラの増やし方!挿し木の時期は?

初雪カズラを増やすには挿し木やとり木で増やせます。

挿し木は6~8月上旬に行い、枝を先端から5~10cmの長さに切って挿します。初雪カズラは根の発育がいいため、株分けでの増やし方は向いていません。

 

ハツユキカズラといえば、白やピンクの斑模様が特徴的ですが、剪定をしないと歯が白くならないことがあります。

ハツユキカズラが白くなるのは、新芽が成長する4〜6月頃になります。新芽の成長が滞ったり、日当たりが悪すぎると白くなりにくいので、定期的に剪定して株をリフレッシュさせましょう。

ハツユキカズラの育て方と増やし方まとめ

耐暑性、耐寒性に優れている初雪カズラは、初心者でも育てやすい植物です。緑・白・ピンクと、さまざまな葉の色は、家の庭を美しく彩ってくれるでしょう。

初雪カズラを水栽培で育てる人もいますが、水栽培は向いていないので萎れてしまう可能性があります。基本的には鉢植えや地植えで、乾燥させないよう育ててくださいね。