【シマトネリコの育て方】水やりや肥料、植え替えの頻度は?
2023/7/25
シマトネリコの基本情報
科・属 | モクセイ科トネリコ属 |
タイプ | 常緑樹高木 |
管理温度 | 10℃前後が適温(耐寒-3℃) |
植える場所 | 日当たりがよいまたは半日陰の場所に植える |
水やり | 地植えの場合は不要。鉢植えならこまめに水やりする |
肥料 | 2~3月 |
冬越し | 寒い地域は鉢植えを室内へ移動させる。温暖な地域は地植えでも栽培できる |
シマトネリコとは?
Photo by ミーナさん@GreenSnap
シマトネリコは、初夏になると白い花を咲かせる植物です。高さ10〜15mほどまで成長し、シンボルツリーとしても人気があります。たくさんの小さな葉をつけ洋風はもちろん、和風のお庭にもぴったりです。丈夫なので初心者の方も安心して育てられます。
シマトネリコの育て方
シマトネリコの育て方は、日当たりがよい場所、または半日陰の場所で育てます。植えつけしてから一定期間は水やりをしますが、その後はとくに必要ありません。肥料は植えつけのときに堆肥をすき込みます。
また、シマトネリコは水はけのよい土を好みます。水はけが悪いと根腐れを引き起こす原因となるので気をつけましょう。シマトネリコの冬の育て方
Photo by ikuko0518さん@GreenSnap
シマトネリコは-3℃まで耐えられるので、冬場でも屋外で育てることができます。温暖な地域なら地植えで育てられますが、寒い地域では鉢植えにして室内で育てましょう。室内では、窓辺の近くに置いて管理するとよいです。
シマトネリコは、日当たりが悪いと枝が間延びするため、見栄えもよくありません。そのため、室内では置き場所に注意しましょう。 また、乾燥が苦手なので、冬でも土が乾いたら水を与えましょう。
シマトネリコの育て方についてよくある質問
シマトネリコの植え替え時期、頻度はどれくらい?
シマトネリコの植え替え時期は、暖かくなる4月頃です。とくに鉢植えのシマトネリコは成長速度が早いことから、1~2年に1回の頻度で植え替えます。植え替えをせずそのままにしていると、根腐れを引き起こし、生育にも影響を与えてしまいます。元気に育てるためにも定期的に植え替えましょう。
シマトネリコは、鉢底から根が出てきたときが植え替えのタイミングです。根鉢を引き抜いたら土をほぐして、古い根や黒ずんだ根をカットし、一回りほど大きな鉢に植え替えましょう。植え替え後は、たっぷり水やりをしてください。
シマトネリコは
シマトネリコがかかりやすい病気、つきやすい害虫は?
シマトネリコは病害虫に強い植物ですが、すす病やうどんこ病などにかかることがあります。うどんこ病とは、葉の表面にうどん粉のような白い斑点が現れる病気のことです。そのほか、カイガラムシやハマキムシなどの害虫も発生し、葉などを食害することがあるようです病気や害虫をすぐに発見できるよう、日頃からよく観察するとよいでしょう。
シマトネリコの花が咲かない原因は?
シマトネリコは、初夏になると小さな白い花をたくさん咲かせます。花の観賞も楽しみたいですが、種類によって花が咲きません。シマトネリコの花が咲かないようなら、育てている株が雄木なのか雌木か確認しましょう。雌木なら、残念ながら花が咲くことはありません。
また、雌木を育てていても、剪定で花芽を取りのぞいてしまうと花は咲かないでしょう。剪定は春〜冬にかけて行えますが、花が咲く前の6〜7月頃は控えるようにしましょう。
シマトネリコを地植えで育ててみよう!
Photo by bbkumakumaさん@GreenSnap
シマトネリコは、シンボルツリーとして人気のある庭木です。初夏になると白い花をいくつも咲かせ、季節によって変化を楽しめます。シマトネリコは温暖な気候なら地植え、寒い地域では鉢植えにして育てるようにしましょう。冬越しのお手入れもむずかしくなく、病害虫にも比較的強いため、初心者の方でも育てやすい植物ですよ。
興味があれば、ぜひシマトネリコを育ててみてくださいね。