【グリーンネックレスの育て方】玉を大きくするコツは?植え替えの土はなにを使う?
2024/2/9
グリーンネックレスの基本情報
科・属 | キク科/ セネキオ属 |
分類 | 多年草 |
耐陰性 | やや高い |
耐寒性 | 低い(耐寒温度:5度以上) |
植え替え時期 | 春(3月〜5月) |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 生育期に月1回の液体肥料 |
グリーンネックレスとは
Photo by るいるいさん@GreenSnap
グリーンネックレスは、その名の通り緑色の小さな球体が連なる姿が特徴的な多肉植物です。原産地はアフリカで、葉は小さいながらもたくさんの水分を貯められるため、乾燥に強いのが特徴です。
多肉植物ではありますが、玉を連ねるように茎を長く垂らして伸びるので、多肉ブームが起こる前からハンギングで飾れる観葉植物としても人気でした。インテリアとしての魅力はもちろん、その育てやすさから初心者にもおすすめの植物です。
グリーンネックレスの花言葉と風水
グリーンネックレスの花言葉は「健やかな成長」「青春の思い出」「豊富」です。その生命力あふれる姿からポジティブなメッセージが込められています。
風水においては、グリーンネックレスは恋愛運や家庭運、金運をアップさせる効果があるとされ、とくに恋愛運を高めたい場合は東南方向に、家庭運を良くしたい場合はリビングや家族が集まる場所に置くと良いとされています。また、その丸い葉は財を象徴し、金運アップにも繋がると言われています。
グリーンネックレスの育て方
置き場所・日当たり
グリーンネックレスは明るい場所を好みますが、直射日光は葉焼けの原因になるため避けてください。とくに斑入りのグリーンネックレスは日差しに弱い傾向があるので注意しましょう。
室内で育てる場合は真夏以外は窓ガラス越しの日光に当て、夏はレースカーテン越しの日光に当てて育てます。
水やり
多肉植物であるグリーンネックレスは乾燥に強いため、春から秋にかけては、土が完全に乾燥してからたっぷりと水やりをしましょう。水やりのしすぎには注意してください。
秋の終わりごろからだんだんと水やり頻度を落としていき、冬は月3〜4回の水やり頻度に落として、休眠させるようにしましょう。
植え替え・土
グリーンネックレスは成長が早いため、1〜2年に1回を目安に、根が鉢から溢れる前に植え替えが必要です。植え替え時期は春から初夏の時期が適しています。
植え替えするときの土は、水はけの良い市販のサボテン用の土や多肉植物用の土を使用してください。鉢底には排水のための石を敷くといいでしょう。
肥料
グリーンネックレスはそこまで肥料を必要としませんが、生育期の春から夏にかけては、月に1回程度、多肉植物用の液体肥料を薄めて与えるといいでしょう。
過剰な肥料は葉の色を損ねる原因になるため、肥料の量や頻度には注意してください。
剪定
グリーンネックレスにとくに剪定の必要はありませんが、茂りすぎたり、長く伸びすぎたりした場合は、春から秋の間であれば形を整えるために剪定しても構いません。また、適宜枯れた葉や茎があれば取り除いてください。
冬越し
グリーンネックレスは寒さに弱いため、屋外で育てている場合でも冬は室内に移動させて冬越しさせましょう。室温が5度以下にならない暖かい部屋で育て、水やりも控えめに肥料もやめて休眠期を過ごしてください。
病気・害虫
グリーンネックレスは病気にかかりにくい丈夫な植物ですが、水やりのしすぎによる過湿は根腐れの原因になるので注意しましょう。
また、とくに屋外で育てていると、まれにカイガラムシやアブラムシが付くことがあるので、定期的に葉をチェックし、害虫が見つかった場合は早めに駆除してください。
グリーンネックレスの育て方でよくある質問
玉を大きく育てるコツは?
グリーンネックレスの玉を大きく育てるには、適切な日当たり・水やり・肥料が大切です。先述の基本的な育て方を参考にしましょう。
また、グリーンネックレスは多肉植物の中でも成長スピードがやや早いほうなので、根詰まりもしやすいです。一回り大きい鉢に定期的に植え替えることで、玉が大きく充実した株に育っていきます。
花を咲かせるコツは?
グリーンネックレスの花を咲かせるためには、一定期間、あえて寒さにあてることが大切です。寒さに当てることで、グリーンネックレスに「枯れる前に子孫を残そう」という本能が働き、花芽の形成に繋がります。
室内で育てる場合、暖房がよく効いた部屋というよりは、5〜10度くらいの肌寒い部屋に置いて、水やりは断水するか月1〜2回ほどに控えて育てることで花が咲くようになります。とはいえ、充実した株でないと花を咲かせる体力がないので、気長に育てて挑戦してみましょう。
グリーンネックレスを育ててみよう!
グリーンネックレスは室内の観葉植物としても人気の多肉植物です。その玉が連なった個性的な見た目は、インテリアのアクセントにもぴったりなので、ぜひハンギングにして育ててみてください。