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【インゲン(さやいんげん)の育て方】種まきの時期や方法は?つるあり・つるなし、どちらがおすすめ?

2024/3/27

インゲン(さやいんげん)の基本情報

科・属 マメ科インゲンマメ属
栽培難易度:かんたん
植え付け時期 4月〜6月
収穫時期 7月〜9月
置き場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 肥料:元肥:必要 / 追肥:不要

インゲン(さやいんげん)とは?

インゲン

Photo by えみたまさん@GreenSnap

インゲンは、中央アメリカ原産のマメ科インゲンマメ属の野菜です。栄養価が高くさやごと食べられることや、1年で3度収穫できることから、家庭菜園でも人気の野菜です。

つるなし、つるあり、どちらがおすすめ?

インゲンにはつるあり、つるなしの2種があります。つるあり品種はつるが大きく伸びるため、畑で栽培するのがおすすめです。

つるなし種はスペースを取らず、プランターでも簡単に栽培できます。

栽培環境・日当たり

インゲンの栽培は日当たりが良く、風通しの良い場所を選びましょう。直射日光が当たっても問題ありませんが、日陰では育たないため注意してください。

種まき・植え付け

インゲンの種まきは、春(5〜6月)が適期です。インゲンは播種から発芽までに鳥害に遭うことが多いため、育苗ポットで育てるか、畝に寒冷紗などをかけて保護しましょう。

畑で直接種まきして育てる場合は、株間を30cmほどあけて、種を1箇所に3〜4粒ずつまいていきます。

育苗ポットで苗を育てた場合は、強い株を残して間引きながら、本葉が1〜2枚程度まで育った苗を畝やプランターに植えていきます。

用土

インゲンは多湿に弱いため、水はけの良い環境を好みます。畑で育てる場合は畝の高さを周囲よりも少し高くするのがポイントです。また、連作障害が出るため、同じマメ科の植物を育てた場所では3〜4年あけましょう。

プランターで育てる場合は、市販の野菜用土を用いて植え付ければ問題ありません。

支柱・仕立て

インゲンのつるあり種を栽培する場合、生長に合わせて支柱やネットで誘引します。つるが伸び始めたら、支柱を合掌式に立てて誘引していきましょう。

摘心

インゲンのつるが支柱の先端まで伸びたら、先端を摘心して脇芽が伸びるように促します。摘心しないとつるが伸びすぎて絡まったり、実が収穫しにくくなるので注意しましょう。この時、バランスよくつるを支柱に誘引して採光をよくします。

肥料

インゲンは、植え付ける前に土壌に緩効性の化成肥料を施しましょう。追肥は生育が旺盛な段階で行います。開花時期と収穫が始まる時期に化成肥料を施します。

つるなしインゲンの場合は、収穫が早いため追肥は不要です。

水やり

インゲンは多湿の環境が苦手なため、なるべく乾燥気味に育てます。地植えの場合は基本的に水やりは不要です。プランター栽培の場合は、土がしっかりと乾いたらたっぷりと水をやりましょう。

収穫

インゲンのさやが十分に育ち、10〜15cmほどの長さになれば収穫できます。手で摘み取るかはさみで切り取って収穫しましょう。早めの収穫が、甘みと食感を保つ秘訣です。

病気・害虫

インゲンは比較的病害虫に強いですが、アブラムシやハダニなどの害虫がつきやすいので、定期的に葉をチェックし、必要に応じて自然由来の殺虫剤を使用しましょう。

多湿の状態が続くと、灰ソ病やサビ病を引き起こしやすくなるので乾燥気味に育ててください。

インゲン(さやいんげん)の育て方まとめ

インゲンは、野菜の栽培が初めての初心者さんでもかんたんに育てられる野菜です。

つるなし種を選べば、追肥などの手間も要らず、プランターでも気軽に栽培できますよ。栄養満点のインゲンを、ぜひご自宅で育ててみてくださいね。