【グラジオラスの育て方】球根の植えっぱなしはNG?植え付け方は?
2025/6/11
グラジオラスの基本情報
科・属 | アヤメ科グラジオラス属 |
植え付け時期 | 3〜5月 |
植える場所 | 日当たりがよい場所で育てる |
水やり | 庭植えの場合は不要。鉢植えの場合はこまめに水やりする |
肥料 | 4~9月 |
開花時期 | 6〜9月 |
グラジオラスはどんな球根植物?
Photo by 道端の枯れ草さん@GreenSnap
グラジオラスとは、ユリのような大輪の花をいくつも咲かせる球根植物です。ピンク色や黄色、赤色などカラフルな花色で、初夏〜秋にかけて見頃を迎えます
グラジオラスの葉は細長く、すらっとした見た目が特徴です。グラジオラスは丈夫な植物なので、初心者の方でも育てやすく、地植えはもちろん、鉢植えやフラワーアレンジメントなどでも楽しめます。
グラジオラスの育て方
球根の植え方
グラジオラスは、日当たりと水はけのよい場所に植えます。植え付け時期は3〜5月頃で、株間は球根の3〜4倍離して、球根の3つ分の深さの穴を掘って植えましょう。
発芽したときに、わき芽が出ていれば摘み取ってください。
水やり
グラジオラスは多湿が苦手なですが、成長期には十分な水やりが必要です。
鉢植えでは、本葉が出てから開花までは、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。開花後は、少し水やり頻度をさげてもよいです。
肥料
グラジオラスの肥料はリン酸やカリが多めのものを選んで、与えるとよいです。
庭植えのグラジオラスには、元肥と開花したらお礼肥を施しましょう。
鉢植えなら、元肥の他に月に1回ほど置き肥を与えたり、月3回くらい液肥を施します。
グラジオラスの球根は植えっぱなしでも大丈夫?
グラジオラスは寒さに弱いので、秋頃に球根を掘り上げたら、翌年の春まで保管しましょう。
はじめに球根を慎重に掘り上げたら、日陰の風通しのよい場所でしばらく置いて乾燥させます。その年に植え付けた古い球根は捨て、上の部分にできた新球やそのまわりにできた木子を保管してください。
グラジオラスの育て方についてよくある質問
グラジオラスの花が咲かない原因は?
Photo by 磯さんさん@GreenSnap
グラジオラスの花が咲かない主な原因は、日当たりの悪さや多湿、土などが考えられます。
グラジオラスは1日5〜6時間以上は日光に当てることで、花を咲かせます。そのため、日陰で育てていると、開花時期になっても花は咲きにくいです。
また、グラジオラスは水やりをしすぎて多湿になると、球根が腐ってします。水やりの頻度や量にはくれぐれも注意しましょう。
そのほか、グラジオラスは水はけのよい土を使わないと、花が咲かないともいわれています。植え付けには、水はけのよい土を選ぶようにしましょう。土が意外と原因だったということもあるかもしれませんね。
グラジオラスの花が終わったらどうする?
グラジオラスの花が終わったら、まずは種がつかないように花穂の一番下でカットしましょう。
その後は、秋頃に葉が黄色くなりグリーンが少し残るタイミングで掘り上げると、木子を落とさずに掘り上げられます。
グラジオラスが倒れる原因と対策は?
Photo by ビーさん@GreenSnap
グラジオラスは草丈が高い植物なので、強風などで倒れやすいです。花も下の方から上にかけて順番に咲くことから、上の花が咲いた頃には、花の重みで倒れることもあります。
倒れない対処法としては、支柱を立ててグラジオラスを固定させましょう。支柱は、蕾ができたタイミングで立てるとよいです。
四隅に支柱を立てたら、その支柱からグラジオラスにかけてひもで固定すれば、風が吹いてきても倒れにくくなります。
グラジオラスを球根から育ててみよう!
グラジオラスは、カラフルな大輪の花がなんとも魅力的ですね。華やかな印象なので、花壇に植えたり鉢植えで育てても十分に楽しめるでしょう。
グラジオラスは日当たりのよい環境ですくすく育ってくれるので、植える場所が大切です。鉢植えの場合は、なるべく日光が当たる場所に置いて管理してくださいね。
グラジオラスはさまざまな花色の品種を植えるだけで、存在感を発揮します。機会があれば、ご自宅のお庭などでグラジオラスを球根から育ててみませんか。