ガーベラの育て方|花が終わったら?鉢植えの寿命や種まき時期を解説
2024/11/19
ガーベラの基本情報
科・属 | キク科ガーベラ属 |
植える時期 | 3~5月、9~11月 |
育てる場所 | 風通しや日当たりのよい場所に置く。梅雨の時期は雨が当たらない場所で管理する。 |
水やり | 鉢植えの場合はこまめに水やりする。 |
肥料 | 3~5月、9~11月 |
開花時期 | 4〜6月、10〜11月 |
ガーベラとは
Photo by maki (舞希)さん@GreenSnap
ガーベラとは、明るい雰囲気でかわいらしい花を咲かせる多年草です。種類によって花の大きさが違い、切り花などで人気があります。
ガーベラは花色のバリエーションも豊富で、4〜6月、10〜11月頃に見頃を迎えます。最近では暑さや寒さに強い品種も誕生し、育てやすい品種も多いです。
ガーベラの育て方
Photo by VERANDAR JUNさん@GreenSnap
ガーベラは、日当たりと風通しのよい場所を好み、西日はなるべく避けた場所で育てるのがよいです。
苗の植え付けは3〜5月または9〜11月に行い、苗を植え付ける際に少し盛り土して高くしておくと、水はけがよくなります。また、苗の間隔は30cmほどあけて植え付けるようにしましょう。
ガーベラは土が乾いたらたっぷり水やりし、冬場は暖かい時間帯に水を与えましょう。
肥料は春と秋に、ガーベラの根から少し離れた場所に置き肥します。定期的に追肥することで、元気に育ちます。
ガーベラの鉢植えでの育て方
ガーベラは雨に弱いため、鉢植えの場合は梅雨の時期は屋根がある場所に移動させましょう。 鉢のサイズは5号鉢に1株が目安です。
ガーベラの種まき時期
ガーベラは苗が多く流通しているため、苗から育てるのが一般的ですが、種まきからでもかんたんに育てることができます。
種まき時期は春と秋頃が最適です。発芽適温は20〜25℃(最低15℃)で、種まきから1週間ほどで発芽します。
ガーベラの種まきの方法
- ポットに種まき用の土を入れて、水をかけて湿らせる。
- 種をひと粒ずつ撒いたら、土を5㎜ほどかける。
- 日陰に置いて適度に水やりする。
- 発芽したら徐々に日に当てて、葉が2~3枚に増えたら花壇などに植え付ける。
ガーベラの育て方についてよくある質問
ガーベラの花が終わったらどうすればいい?
ガーベラの花が終わったら、花がらや枯れ葉などを摘み取りましょう。そうすることで、つぼみの成長を促すことができます。また、風通しもよくなることから病気や害虫を予防につながり、植えっぱなしにしておいても元気よく育ってくれます。
ガーベラの葉っぱを間引きする方法やタイミングは?
ガーベラは株元に湿気がたまりやすいため、病気を予防するためにも間引きした方がよいです。また、間引きすると花などに日光が当たり、花つきもよくなります。
ガーベラの間引きは簡単で、葉っぱの付け根を指でつまんでちぎります。黄色くなったり痛んだ葉っぱは、積極的に取り除くとよいです。花があまり咲かなくなったタイミングで間引きすることで、葉っぱが成長してガーベラが元気に育つでしょう。
ガーベラの冬越し方法は?
ガーベラは寒さに弱い花ですので、冬越し対策が必要です。東京より西の地域なら、マルチングなどで防寒対策することで冬越しできます。
冬の間は地上の部分が枯れてしまいますが、根は生きています。そのため、この時期も控えめでいいので水やりしましょう。また、ガーベラを霜に当てないように管理しましょう。
鉢植えガーベラの寿命はどれくらい?年に何回咲く?
ガーベラを鉢植えで育てていても、苗自体は数年もつでしょう。花は春と秋2回咲き、1回咲くと2~3週間ほど咲き続けるでしょう。ガーベラは鉢植えでも寿命が長くて寄せ植えにおすすめ!
Photo by くまちゃんさん@GreenSnap
ガーベラは地植えや鉢植えで育てることができ、冬越しすれば翌年も花を咲かせます。明るい印象なので、寄せ植え植えすればプランターやお庭の雰囲気も華やかになるでしょう。
ガーベラは株分けや種まきで簡単に増やすことができ、育て方も難しくありません。花色などのバリエーションも豊富なので、ぜひともお気に入りの種類を見つけて育ててみることをおすすめします。