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【にんにくのプランター栽培】植える時期や植え付け方などの育て方

2024/5/30

にんにくの基本情報

科・属 ヒガンバナ(ユリ)科ネギ属
栽培難易度 ふつう
植える時期 9〜10月
収穫時期 5〜6月(翌年)
栽培場所 日当たりのよい場所
肥料 12月 、3月
連作障害 発生しにくい

にんにくは栽培期間が長いです

にんにく 収穫

Photo by ますださんさん@GreenSnap

にんにくは独特な香りがある球根植物です。地上には細長いグリーンの葉を生やし、地下には白い球根があります。球根や葉、芽の部分など全体を食用にでき、さまざまな料理で活躍します。

地植えはもちろん、プランター栽培もできるので、家庭菜園でも人気があります。ただし、栽培期間は長めで、植え付けから収穫まで約10ヶ月かかります。

にんにくの育て方

にんにく 植えつけ

Photo by dp106さん@GreenSnap

栽培場所

にんにくは風通しと日当たりのいい場所を好みます。日陰でも育ちますが、日当たりのよい方が丈夫に育ってくれます。

用土

にんにくは多湿を苦手とするため、水はけのいい土で育てます。市販の野菜用培養土でも育ちます。

植え付け

にんにくの種球を植える時期は、9〜10月頃です。

種球は1片ずつに分球し、株間20cmほど開けて植え付けます。このとき、種球の尖っている方を上に向けて、先端が2〜3cm埋まるように植えるのがポイントです。

土を寄せて、手で軽くかためてからたっぷり水やりをしましょう。

水やり

にんにくは乾燥に強いため、水やり頻度が多くなりすぎないように気をつけましょう。必ず土が中の方までしっかり乾いてから水を与えます。

なお、休眠期に当たる冬は、水やりの頻度をより減らしましょう。水やりの頻度が多いとにんにくは元気よく育たないので、注意しましょう。

ちなみに地植えの場合は、ほとんど水やりは必要ありません。

肥料・追肥

にんにくは肥料を好む植物で、定期的な追肥が必要です。肥料切れがあるようなら、液肥を与えると効果が期待できます。

芽かき

芽が伸びてくる11月頃には、芽かきを行いましょう。芽が2本伸びた株があれば、生育の悪い方をハサミで切り取ります。

花芽摘み

翌年4月頃のなると株がとう立ちをはじめます。根の生育をよくするためにも、伸びた花芽は早めに摘み取っておきましょう。

収穫

にんにくの収穫時期は5〜6月頃です。

病気・害虫

にんにくは比較的病害虫に強いといわれています。

にんにくの冬の育て方(冬越し)

にんにくの冬越しは水やりの方法が大切で、乾燥気味に育てます。普段と同じように水を与えると、過湿して根が傷んでしまいます。実際に土を触ってみて乾いていれば、水やりをしましょう。

また、寒さに強い方ですが、霜が当たるような環境では、マルチングなどの防寒をした方がよいでしょう。

にんにくのプランター栽培の注意点

にんにくのプランター栽培では、深さ25cm、幅65cm以上のものを使いましょう。

にんにくの育て方についてよくある質問

にんにくはペットボトルでも育てられる?

にんにくは、なんとペットボトルでも育てることができるんです。以下の手順を参考にしてペットボトルを加工、植えつけをして、楽しく育ててみましょう。

【ペットボトルの加工方法】

  1. ペットボトルの上の部分をカットします。
  2. ペットボトルの側面と底の部分に、キリなどを使って穴をあけます。

【ペットボトルでの植えつけ】

  1. 鹿沼土などの底土をいれます。
  2. 用土をいれます。
  3. にんにくの尖った方を上向きにして土のうえに置き、軽く土をかぶせます。
  4. 最後にたっぷり水やりをします。

にんにくが大きくなっていない原因とは?

にんにくは冬の間の管理が、まるまる太らせるのに重要になります。

水が足りなすぎても、日光が当たらなすぎても、にんにくが大きく育ちません。必ず土が乾いて数日経ったら、たっぷりの水やりをし、最低でも半日陰において日光浴させましょう。

こうすることで、光合成でつくられた養分が根の方にいきわたり、種球が肥大します。

摘み取ったにんにくの花芽は食べられますか?

摘み取ったにんにくの花芽は食べることができます。これはにんにくの芽として、スーパーなどでも販売されています。

にんにくのコンパニオンプランツは?

にんにくは多くの植物との相性がよいとされています。リンゴやイチゴなどと相性抜群で、にんにくの独特な香りは害虫を寄せつけない効果があるようです。

にんにくを植え付けてプランター栽培しよう!

にんにく 三つ編み

Photo by まりりんさん@GreenSnap

にんにくは独特な香りを放ち、ほぼ全ての部分を食用にできます。日当たりがよい場所に植え、適度に水やりすることで元気に育ってくれるでしょう。また、特有の臭いで、病害虫の予防効果があるといわれています。そのため、コンパニオンプランツとしても人気がありますよ。

にんにくは育てやすいことから、地植えやプランターなどで初心者の方でも育てられます。興味があれば、ぜひともご自宅のお庭やベランダなどでにんにくを育ててみてくださいね。