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【ガーデンシクラメンの育て方】夏越しのコツは?植えっぱなしでも大丈夫?

2024/2/28

ガーデンシクラメンの基本情報

科・属 サクラソウ科/シクラメン属
分類 多年草球根植物
耐陰性 やや高い
耐寒性 高い(耐寒温度:-5℃まで)
植え付け時期 秋(9月〜11月)
置き場所 日当たりと風通しの良い場所
肥料 元肥・追肥が必要

ガーデンシクラメンとは

ガーデンシクラメン

Photo by shizukuさん@GreenSnap

ガーデンシクラメンは室内鉢花として人気のシクラメンの耐寒性を高めた品種です。冬でも屋外の庭や花壇で育てられることから"ガーデン"シクラメンと名付けられました。

赤・ピンク・白など豊富な花色があり、花びらもフリル状などバリエーションもさまざま。冬のガーデニングを華やかに彩る植物です。

ガーデンシクラメンの育て方

置き場所・日当たり

ガーデンシクラメンは、日当たりのいい場所を好みます。冬の間は日当たりがよくあまり強風に晒されない場所で育てましょう。

なお、ガーデンシクラメンは初夏ごろまで咲くこともありますが、夏の直射日光には弱いので明るい日陰ほどの場所に移動させて育てましょう。

植え付け・土

ガーデンシクラメンの植え付け時期は秋の9月下旬〜11月ごろです。土は市販の草花用培養土を用意しましょう。地植えする場合は、庭土に3〜4割ほど腐葉土をまぜ、1割ほどパーライトか軽石を入れるといいです。

苗を植える場合は根鉢を崩さず、根鉢の肩部分が1〜2cmほど土から盛り上がるように浅植えにしてください。球根を植える場合は、球根の2分の1が地面に埋まるような深さで植えましょう。寄せ植えするときは10〜15cmほどの間隔を開けて植えると蒸れ対策になり、その後の花付きや生育もよくなります。

水やり

ガーデンシクラメンに水やりをするときは、できるだけ球根に水がかからないよう、土に水やりをしてください。

水やりの頻度としては、鉢植えで育てる場合は土の表面が乾いたら底穴から水が抜けるまでしっかりと水を与えましょう。地植えする場合は植え付け後から根が張るまでは土が乾いたら水やりしますが、その後は基本的に不要です。

肥料

ガーデンシクラメンは開花期間中、草花用の液体肥料を2週間に1回を目安に与えましょう。このときも球根に直接液体肥料がかからないように注意しながら与えてください。

病気・害虫

ガーデンシクラメンは、春以降、主に蒸れが原因で灰色カビ病やアブラムシの被害を受けやすいため、定期的な目視によるチェックと予防が大切です。とくに湿度が高くなりがちな場所に植えている場合は要注意。通気性を良くすることで病気のリスクを減らすことができます。

植え替え

ガーデンシクラメンは夏越しして植えっぱなしの場合でも、2~3年に1回は植え替えをおすすめします。球根に対して鉢が窮屈だとエネルギーが球根にたまりにくかったり、水やりの際に球根に水がかかって根腐れの原因にもなるので注意しましょう。

ガーデンシクラメンの植え替え時期は春、または秋です。植え替えるときはなるべく根を傷めないように根鉢は崩さず、そのまま一回り大きい鉢に植え替えてください。

ガーデンシクラメンについてよくある質問

夏越しのコツは?植えっぱなしでも大丈夫?

ガーデンシクラメンの夏越しには、ドライ方法とウェット方法の二つの方法があります。どちらの方法も、夏越しした後、秋になったら日当たりの良い場所に移動し、新しい培養土に植え替えるか、適量の肥料を与えて育ててください。

ドライ方法では、5月頃に葉が黄色く枯れ始めたら花と葉を取り除き、球根だけの状態にして屋外の雨が当たらない半日陰~日陰に移動します。夏の間は水を一切与えずに休眠させ、秋になったら水やりを再開し、元気な葉が出てきたら日当たりの良い場所に移動しましょう。ウェット方法では、夏の間も土が乾いたら水を与え続け、追肥を行います。

植えっぱなしでの夏越しも可能ですが、ガーデンシクラメンは夏の高温多湿を苦手とするため、とくに暑い地域では、球根を涼しい場所に移動させておくと安心です。

しおれる・枯れる原因と復活方法は?

ガーデンシクラメンがしおれたり枯れたりする主な原因には、過湿や乾燥、そして直射日光によるストレスがあります。

対策としては、まず水やりを見直すこと。鉢植えで育てるなら土の表面が乾いたらたっぷりと土に水を与え、夏場は直射日光を避けるようにします。もし枯れた部分があれば生え際から剪定して取り除き、風通しの良い半日陰で管理しましょう。

ガーデンシクラメンのまとめ

ガーデンシクラメンの育て方で一番大切なのは、水やりで球根に水をかけないことと、適度な日当たりに当てることです。夏越しは必要ですが、そこまで難しくないので初心者にもおすすめの植物ですよ。