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【サギソウの育て方】球根の植え方や植え替え頻度は?鹿沼土がいい?

2023/6/23

サギソウの基本情報

科・属 ラン科サギソウ属
植え付け時期 1〜3月
開花時期 7〜8月上旬
置き場所 日当たりがよく風通しのよい場所に置く
水やり 水切れしないようにたっぷり水やりする

サギソウとは

サギソウ たくさん

Photo by KI KIさん@GreenSnap

サギソウとは、白い花を咲かせる球根性の植物です。サギが飛んでいるように見える花姿から、サギソウと名付けられました。 サギソウは草丈が20~40cmほどまで成長し、開花時期になるといくつも花を咲かせます。地植えはもちろん、プランターなどでも育てることができますよ。

サギソウの育て方

サギソウの育て方は、水やりの方法がポイントです。湿地に自生していることから、土を乾燥させずに水を与えましょう。

ただし、常に水に浸していると根腐れすることがあるので、水やりのしすぎには注意が必要です。冬の時期は乾燥しすぎないように、1ヶ月に2〜3回ほど水やりすることをおすすめします。

また、サギソウは日当たりと風通しのよい場所を好みます。ただし、直射日光には弱いことから、夏場は日陰に移動させましょう。

追肥は必ず必要というわけではないですが、5〜6月頃にかけて液肥を月に1〜2回ほど施します。

サギソウの育て方にはコツがありますが、基本どおりにすれば初心者の方でも育てられますよ。

サギソウを地植えでの育て方

サギソウは、1〜3月頃に球根を植え付けます。球根には向きがあり、基本的には尖った方を上向きにして植えてください。向きが分からない場合は、球根を横にして植えてから、土を1cm程度被せましょう。

サギソウの育て方についてよくある質問

サギソウ 鉢植え

Photo by sacさん@GreenSnap

サギソウの花がつかないのはなぜ?

サギソウは通常なら7〜8月上旬頃に開花し、多年草なので毎年花が楽しめます。この時期に花がつかないのは、球根が小さかったり害虫などの原因が考えられます。

サギソウの球根が通常よりも小さい場合は、開花能力が低いことがあります。そのため、植え付けする際に十分な大きさの球根を選ぶことが大切です。

また、サギソウは最適な環境で育てると病害虫はほとんど発生しませんが、ナメクジが発生することがあります。ナメクジは蕾を食べるため、サギソウの葉を観察してナメクジが通った跡がないか確認しましょう。ナメクジを見つけたら、すぐに駆除することが大切です。

サギソウは球根から育てられる?地域は関係ある?

サギソウは球根植物なので、種ではなく球根から育てられます。原産地はアジアが中心で、条件が合えば日本各地でもよく育ちますよ。サギソウは日当たりがよく低地で、湿地の場所で育てるようにしましょう。

サギソウは、地植えよりも鉢植えの方が育てやすい植物です。鉢植えでは、以下の方法で植え付けます。

【地植えの植え付け】

  1. 濡らした水ゴケを絞った後、鉢の1/2〜2/3の深さに敷き詰めます。
  2. 球根の数は6〜8球ほどを3cm間隔で並べ、その上に4〜5cmの厚さで水ゴケを置きます。12〜15cmほどのサイズの鉢がおすすめです。
  3. 植えつけ終了後は、日当たりのよい場所に置いて乾燥させないように育てます。
  4. 水ゴケは柔らかすぎると根がしっかりと張れないため、指で押して弾力がある程度がよいです。

サギソウには鹿沼土が良いって本当?

サギソウは水ゴケだけでも育ちますが、鹿沼土や赤玉土を使うこともできます。鹿沼土は水に濡れると色が変わるので、水やりのタイミングも分かりやすいですね。

鹿沼土の大きさはいくつもありますが、中粒や小粒を使うことをおすすめします。

赤玉土は鹿沼土よりも保湿力があるので、お好みの種類の土を使ってみてくださいね。

サギソウの植え替え時期と頻度は?

サギソウは年1回の頻度で植え替えるといいでしょう。植え替え時期は、植え付け同様の1〜3月頃が適期です。

サギソウを水苔や鹿沼土に植えてみよう!

サギソウ アップ

Photo by モンゴメリーさん@GreenSnap

サギソウは白色の花がかわいらしい球根植物。群生して一斉に花が咲くので、開花すると見事です。サギソウは湿地を好んで育つ条件も決まっていますが、基本的な育て方を覚えれば初心者の方でも育てられますよ。

鉢植え向きの植物なので、ベランダなど限られたスペースでも育てることができます。機会があれば、ぜひともご自宅でサギソウを育ててみてはいかがでしょうか。