【フリージアの育て方】球根の植え方、植え付け時期はいつ?
2024/3/14
フリージアの基本情報
科・属 | アヤメ科フリージア属 |
分類 | 多年草 |
植え付け時期 | 秋(9月〜10月) |
開花時期 | 春〜初夏(2月〜6月) |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 元肥・追肥が必要 |
フリージアとは?
Photo by Verbena.さん@GreenSnap
フリージアは、南アフリカ原産のアヤメ科フリージア属の半耐寒性球根植物です。春の訪れを告げるように甘く心地よい香りがする明るく美しい花を咲かせます。初心者でも簡単に栽培でき、春のお庭を彩る素敵な花です。
黄色、白、ピンク、赤、オレンジなど、様々な花色をもち、品種も豊富ですが、香りを楽しみたいのであれば、黄色や白の品種をおすすめします。
置き場所・日当たり
フリージアは温暖な気候を好むため、日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。日当たりの悪い場所で育てると、花つきが悪くなるので注意してください。葉が完全に枯れるまで日光に当て続けることで、来年の花つきもよくなります。
植え付け
フリージアの球根は、秋(9〜10月)に植え付けます。球根を植える際は、土の中に2〜3cmの深さで植えつけていきます。花壇などで地植えにする場合は、5〜10cm程度の間隔で植え付け、鉢植えの場合は4号鉢に1球を目安に植え付けていきます。
地植えにする場合は、冬の寒さで凍らない場所を選びましょう。
用土
フリージアは、水はけの良い用土を選びます。市販の草花用培養土や、赤玉土と腐葉土を混ぜたものが適しています。
肥料
フリージアの肥料は、植え付け時に緩効性肥料を施し、生長期には液体肥料を月に2回程度与えます。
水やり
フリージアの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。過湿に弱いため、根腐れに注意しましょう。
支柱・仕立て
フリージアは花茎が長くなり倒れやすいため、成長に合わせて支柱を立てるといいでしょう。
切り戻し・剪定
花が終わった後は、枯れた花茎を根元から切り取り、その後は液肥を施しましょう。これにより、球根に栄養を残して次の年も健康的に花を咲かせることができます。
夏越し・冬越し
フリージアの球根を掘り上げたら、夏は球根を休ませるために涼しく風通しのいい場所で乾燥させ、冬は霜が当たらない冷暗所で保管しましょう。
病気・害虫
フリージアは、アブラムシやハダニなどの害虫に注意しましょう。見つけ次第、薬剤などを用いて駆除しましょう。
増やし方
フリージアは分球で増やすのが一般的です。フリージアの花が咲き終わり、地上部の葉が完全に枯れたら球根を掘り上げ、子球を外していくように分球させましょう。
フリージアの育て方でよくある質問
<3>フリージアの球根は植えっぱなしでも大丈夫ですか?フリージアの球根は、地域や気候にもよりますが、一般的には植えっぱなしで問題ありません。ただし、鉢植えの場合は数年ごとに植え替えを行うと良いでしょう。
フリージアの育て方まとめ
明るく陽気な花で春を知らせるフリージアは、初心者さんでも育てやすい球根植物です。育て方を参考に、フリージアの栽培に挑戦してみてくださいね。