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ゴムの木(フィカス)の育て方|葉が落ちる原因や水やり頻度を解説

2024/11/20

アドバイザーCOTOHA代表 谷奥俊男

ゴムの木(フィカス)の基本情報

科・属 クワ科フィカス属
タイプ 常緑高木
栽培温度 20〜30℃(耐寒温度:10℃)
置き場所 直射日光を避けた日当たりのいい場所
水やり 春から秋は表土が乾いたら、冬は控えめ
耐寒性 ★☆
耐暑性

ゴムの木(フィカス)は室内で育てやすい観葉植物

ゴムの木

ゴムの木は、クワ科フィカス属に属す植物の総称です。ゴムの木だけでも200種類以上あり、代表的な仲間にはフィカス・ウンベラータやフィカス・ベンジャミンなどがあります。

原産地では高さ3mにもなる大木ですが、鉢植えで室内栽培されるゴムの木は大きくても高さ2〜3m程度にまでしか成長しません。そのため、室内のシンボルツリーとしても人気があります。

ゴムの木(フィカス)の育て方

ゴムの木は、日当たりがよく、年中暖かい気温を保てる室内で育てます。直射日光を苦手とするので、レースカーテン越しの窓際がいいでしょう。

ただし、耐陰性は品種によります。特に斑入りの品種や葉が薄い品種は、直射日光に要注意です。

ゴムの木の水やりは、基本的には土の表面が乾いてからたっぷり与えます。こまめに葉水を与えるとなおいいです。春から秋はよく成長するので、緩効性肥料を2ヶ月に1回のペースで与えましょう。

ゴムの木(フィカス)の冬越し

ゴムの木は冬の間、休眠期といって成長が緩やかになります。12〜3月の間(気温10℃以下のとき)は、春夏より水やり頻度を落とし、土が乾いて3〜4日待ってから水やりをしましょう。なお、肥料は完全にストップします。

また、冬の夜間は窓際の気温が下がりやすいため、窓から離して置くと安心です。暖房の風が直接当たるような場所も、葉が乾燥するため避けてください。

ゴムの木(フィカス)の葉が落ちる原因はなに?復活する?

ゴムの木は寒さに弱いため、冬になると葉が落ちることがあります。気温が低すぎないか、水やりが多すぎないかなどを見直しましょう。また、急な環境の変化(置き場所や冷暖房のオンオフ)が原因で、葉が落ちることもあります。

ただし、1〜2枚ほど葉が落ちてしまっても完全に枯れたわけではありません。早めに対処すれば、復活できる可能性はあります。

ゴムの木(フィカス)の育て方に関するよくある質問

ゴムの木(フィカス)の水やりは何日おきにすればいい?

ゴムの木の水やり頻度は、春〜秋は3〜4日に1回、冬は1週間に1回ほどを目安に水やりをするとよいです。ただし、置き場所によって土の乾燥する早さは異なるため、土の状態を確認して水やりするのが確実です。

水やりするときは、土全体に水分が行き渡るように、鉢から溢れるくらいたっぷり水やりしましょう。

ゴムの木(フィカス)の葉が丸まる原因はなに?
ゴムの木(フィカス) 葉が丸まる

ゴムの木の葉が丸まる原因は、空気の乾燥です。これは葉水(葉に霧吹きをかけること)をよくして日光によく当てると治ります。

部屋の湿度が50%を切り、乾燥しすぎると蒸散(葉の表面から水蒸気を出す作用)を止めようと葉を丸めることがあります。

ゴムの木(フィカス)の葉が垂れる原因はなに?

ゴムの木の葉が垂れ下がるときは、根が適切な酸素や水分を吸収できていない可能性が高いです。つまり、水やりのしすぎによって根腐れが起きているか、水やりをしなさすぎで水枯れしている状態です。

とくに、土が湿っているのに葉が垂れているときは、根腐れの可能性があるので植え替えをしましょう。黒く腐った根を取り除いて、新しい土に植え替えてください。

谷奥俊男

ゴムの木の葉が落ちる原因は様々です。一番注意しないけいけないのは、寒暖差により急に葉がバラバラ落ちること。急激な温度変化は避けましょう。

ゴムの木(フィカス)の葉が茶色くなった!葉焼けの原因はなに?

ゴムの木の葉が茶色く枯れる原因の多くは、葉焼けです。日照量が多すぎると起きる現象で、葉焼けした部分は元に戻ることはありません。葉焼けしてしまったら、症状の部分は清潔なハサミで切り取って、やや暗い場所に移動させましょう。

ゴムの木は基本的に日陰にもやや強いので、冬場以外は明るい日陰ほどの場所でも育ちます。 なお、冬場に葉が茶色く枯れる現象が起きた場合は、寒さが原因だと思われるので、室内の暖かい場所へ移動させてください。

ゴムの木(フィカス)の育て方は日当たりと水やり頻度に注意!

ゴムの木といえば、育てやすさとおしゃれな見た目が人気の観葉植物です。しかし、室内で育てやすく初心者にもおすすめの観葉植物ですが、季節に応じたお手入れが大切ですよ。

今回ご紹介した方法を参考にして、ゴムの木を元気に育ててください。

アドバイザー
COTOHA代表谷奥俊男

株式会社COTOHA 代表取締役

屋内植物アドバイザー協会代表、屋内緑化推進協議会理事、一般社団法人花いけバトルプロジェクト理事


1966年⽣まれ、京都市出⾝。京・⻄陣の実家の花屋で25年勤務後、独⽴し現在のインドアグリーン専⾨店cotohaとフラワーショップBOOMを経営。

花・植物を⾝近に感じていただける『きっかけ』として様々な活動を展開

【枯らしてほしくないプロジェクト】として消費者に寄り添うアフターサービス

大学研究機関と室内環境に順応した植物のデータ化に取り組む

全国47都道府県に1社 賛同店舗を募って現在27都道府県の売店と連携中!

京都府立桂高校と共同で地元環境に順応した植物を生産中

公式HP:https://cotoha-plants.com/

Instagram:https://www.instagram.com/cotohakyoto/

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