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【オミナエシの育て方】種まき〜植え替えまで、育て方の基本を徹底解説

2024/7/18

オミナエシの基本情報

科・属 スイカズラ科オミナエシ属
分類 多年草
植え付け時期 4〜6月
開花時期 7〜10月
置き場所 日当たりと風通しのよい場所
肥料 元肥:必要/追肥:必要

オミナエシとは

オミナエシ

Photo by たぁちゃんさん@GreenSnap

オミナエシは、スイカズラ科オミナエシ属の多年草です。草丈は100〜150cmほどになり、夏〜秋にかけて小さなの黄色い花をたくさん咲かせ、放任していてもよく育ちます。日本では、秋の七草の一つとして古くから親しまれ、切花としても人気があります。

オミナエシの育て方

日当たり

オミナエシは日当たりと風通しのよい場所で育てます。半日陰でも育ちますが、日当たりのよい方が花つきもよくなります。

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありませんが、地面が極端に乾燥しているときは水やりをします。

種まき・植え付け

種まき

オミナエシの種まきは2月〜3月が適期です。種は秋に採取し、冷蔵庫で保管しておきます。発芽率は高く、直まきかポットにまいて育苗します。種まき後は土を乾燥させないように管理し、本葉が2〜3になったら植え付けができます。

植え付け

植え付けは、4〜6月が適期です。草丈が大きくなるので、株間は広めにとっておきましょう。

用土

オミナエシは、水はけと水もちのよい土を好みます。鉢植えの場合、市販の草花用培養土が使えます。地植えの場合は、ほかの草花が育っていれば問題ありません。

肥料

オミナエシの肥料は、元肥として植え付け時に緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。鉢植えの場合は、花後に緩効性化成肥料を追肥します。地植えの場合は追肥の必要はありません。

切り戻し・剪定

オミナエシの剪定は、晩秋に花が終わったら株元で切り戻しをします。このほか、草丈を抑えたい場合は、6月に摘心をしておくとよいです。

夏越し・冬越し

オミナエシは耐寒性と耐暑性ともに優れているため、とくに夏越しと冬越しの作業は必要ありません。鉢植えの場合は、冬の間も土が乾いたら水やりをしてください。

病気・害虫

病気は、うどんこ病や立枯病に注意します。日当たりと風通しのよい場所で育てて予防します。

害虫の被害はほとんどみられません。

植え替え

オミナエシの植え替えは毎年、3〜4月にひと回り大きい鉢に植え替えます。

オミナエシの育て方まとめ

オミナエシは、日本の気候に適応しており初心者でもとても育てやすい草花です。ブーケやドライフラワーにしても美しく人気があり、また秋に見るオミナエシの群生はとても風情がありますよ。ぜひこの記事を参考にオミナエシを育ててみてくださいね。