【金のなる木の育て方】冬の置き場所、植え替え時期、幹を太くする方法など
2022/12/26
金のなる木の基本情報
科・属 | ベンケイソウ科クラッスラ属 |
タイプ | 多年草 |
栽培温度 | 5〜30度うち20〜30度前後が適温 |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所。長雨には当てず、真夏は明るい日陰に置く |
水やり | 春から秋は表土が乾いたら、冬は控えめ |
肥料 | 4〜10月の間に2カ月に1回 |
金のなる木の特徴
金のなる木は、葉の形が硬貨に似ていることから「金のなる木」と命名された風水的にも縁起の良い木です。ツヤツヤぷっくりした多肉質の葉が可愛らしく、強健で育てやすいので、日本では古くから栽培されてきました。
株が大きく育ってくれば、冬から初春にかけて星形の白かピンクの細かい花を密集して咲かせます。
金のなる木の育て方
金のなる木は、乾燥に強く高温多湿の環境には弱いのが特徴です。一年を通して日当たりと風通しが良い場所に置いて、水やりを控えて乾かし気味に管理しましょう。水はけの良い土に植え替えると元気に育ちます。
室内よりも屋外の方が元気に育ちますが、梅雨や秋の長雨には当たらない場所で管理してください。また、夏場の直射日光に当たると葉焼けするので気をつけましょう。
金のなる木の冬の育て方(冬越し)
Photo by にっちょさん@GreenSnap
金のなる木は耐寒性が強いですが、株が小さいうちは冬場は室内に置いて育てた方が安心です。株が大きくなるにつれてだんだんと寒さに強くなるので、徐々に慣らしながら室外で冬越しさせることも可能です。
ただし、霜に当たったり雪に降られると傷んでしまうので、寒波が来たら軒下に移動させましょう。
金のなる木のよくある質問
金のなる木の幹を太くするにはどうしたらいい?
金のなる木の幹を太くするには、日当たりの良い場所に置いてたっぷりと日光浴をさせてやることが大切です。日光が足りないと間伸びしてひょろひょろになってしまうので注意しましょう。
金のなる木の植え替え時期と頻度は?
幹を太くするのためには、2年に1度程度の頻度でひと回り大きな鉢に植え替えることも大切です。根が回ると大きく育たなくなってしまうので注意してください。なお、植え替えに適した時期は、3〜10月の間で、猛暑となる時期を避けて行いましょう。
金のなる木の花が咲かない原因と対処法は?
金のなる木は、株が小さく幼いうちは花は咲きません。樹高が30cmを超えてくると冬〜早春にかけて花を咲かせ始めます。
株が生長しても花が咲かない場合は、日照不足や水のやりすぎで株が弱っていることが考えられます。春〜秋の生育期にはしっかりと太陽の光を浴びせましょう。
また、金のなる木は多湿に弱いので、乾かし気味に育てるのがポイント。夏場は特に普段よりも断水気味で育てると花が咲きやすくなります。
金のなる木の育て方は、冬の置き場所がポイント!
ぷっくりした葉が可愛らしい金のなる木は、金運アップの縁起物としてもおすすめ。生長して株が大きくなると星形の花を咲かせるので、育てる楽しみが大きいのもポイント。
良い気が入ってくるように玄関や、金運を司るとされる北西の方向に飾るといいですよ。