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【オリヅルランの育て方】地植えでもいい?植え替え時期や花後を解説

2024/10/15

オリヅルランの基本情報

科・属 キジカクシ科オリヅルラン属
タイプ 常緑多年草
栽培温度 20~25度が適温、耐寒温度5度
置き場所 半日陰。直射日光は避ける。
水やり 春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと。冬は乾き気味に。
肥料 5~10月は2か月に1回。冬は控える。

オリヅルランとは

オリヅルラン

Photo by SHINOSAN NO NIWAさん@GreenSnap

オリヅルラン(折鶴蘭)とは、剣状の葉が放射状にふんわりと伸びる常緑多年草のひとつです。寒さや日陰のほか多湿にも強いことから、日本では古くから親しまれており、室内でも育てやすいのが魅力の観葉植物です。

春から秋にかけてはランナーという細長い花茎の先に白い花を咲かせることもあり、成長の変化も楽しめます。

オリヅルランはどこに置くといい?

オリヅルランは、基本的に日当たりよい場所に置いて育てますが、6〜9月ごろの気温が高い時期はレースカーテン越しの日光に置きましょう。とくに斑入りのオリヅルランは葉焼けしやすいので、日に当てすぎは要注意です。

とはいえ、比較的室内の日陰でも元気に育つ観葉植物なので、1週間のうち数時間日光浴をさせればあまり置き場所は選びません。

オリヅルランの育て方

水やり

オリヅルランの水やり頻度は、春〜秋にかけては表土が乾いたらたっぷりと、冬は月2回程度を目安に控えめにし、代わりに霧吹き(葉水)をよくするといいです。とくに夏はよく成長して水の吸収が早まるので、水切れには注意しましょう。

肥料

オリヅルランの肥料は春から秋の間、2ヶ月に1回を目安に緩効性肥料を与えましょう。観葉植物用がおすすめです。また液体肥料などでときおり草花用の肥料を与えると花がよく咲くようになります。冬は休眠するので肥料は控えましょう。

植え替え

オリヅルランの植え替え時期は5月〜9月の間です。必ずしも毎年植え替える必要はありませんが、鉢が株でいっぱいになったり、元気がないなどの不調がみられる場合は植え替えてください。

オリヅルランの育て方でよくある質問

オリヅルランは地植えでも育つ?

オリヅルランは最低気温が5度を下回らない温暖な地域なら、地植えで育てることもできます。地植えする場合は日中日陰になるような場所を選ぶようにしてください。とくに斑入り品種は葉焼けしやすいので注意しましょう。

オリヅルランの花が咲いたらどうする?

オリヅルランの花が咲いたら、種を採取しない限りは枯れかかったら早めに摘みましょう。そのままにしておくと黒い種を形成しますが、そのためにエネルギーを使ってしまい親株の成長が弱ることもあります。

子株がある場合はランナーから切り取って、そのまま新しい鉢に飢えれば株分けすることもできます。

オリヅルランが枯れる原因は?

オリヅルランは暑さには強いですが、寒さには弱い性質があります。気温5℃以下の環境においていると、徐々に枯れていってしまいます。

このほか、オリヅルランが枯れてきたら、葉焼けや水切れ、植え替え不足による根詰まりなどを疑いましょう。

オリヅルランは日光に当ててもいい?

オリヅルランは基本的に日光によく当てた方が葉色がよくなり、健康的です。ただし、夏の日差しが強い時期や西日に長時間晒されると葉焼けすることがあるので注意してください。

また、オリヅルランは耐陰性がある程度あるので、半日陰や間接光が入るような場所であれば、問題なく育ちます。

オリヅルランの育て方まとめ

オリヅルランは日本の気候に適していて、室内の日陰でも育てやすい観葉植物なので置き場所を選びません。育て方も単純で、春から秋にかけて水やりや肥料をえれば、初心者でもぐんぐん成長させることができます。鉢次第でインテリアとしても幅広い飾り方ができるので、オリヅルランを育ててみましょう。