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桜の木の育て方|鉢植えで育てれる?植え替え時期や枯れるワケを解説

2024/10/16

桜の木の基本情報

科・属 バラ科サクラ属
分類 落葉高木
植える時期 1~2月(落葉期)
開花時期 3〜4月
育てる場所 日当たりがいい場所
冬越し 屋外で冬越し可能

桜の木は鉢植えで育てられる?

桜 たくさん

Photo by zutchyさん@GreenSnap

桜の木はいわずと知れた日本を代表する春の花ですが、じつは品種が豊富で、咲く時期や花の色・形などが品種によってさまざまです。大きくならない品種を選べば、鉢植えのまま小さく育てることも可能です。

また、庭に地植えする際も大きくならない品種を選び、根が張れるように広いスペースを確保しておきましょう。

ちなみに、よく知られているソメイヨシノは大きくなる品種なので、一般の家庭で育てることは滅多にありません。

庭植えや鉢植えで育てるおすすめの桜の木

庭に植えても大きくなりにくい桜の木の種類は、以下の5つです。

旭山桜

鉢植えや盆栽として育てられることの多い、背の低い桜。ソメイヨシノよりも遅く、八重咲きのピンクの花を咲かせます。地植えしてもそれほど大きくならず、手頃なサイズで楽しめる桜です。

豆桜

ソメイヨシノよりも少し早く、白い小ぶりな花を咲かせます。葉も小さく、全体的に小ぶりでかわいらしい桜です。

シナミザクラ

ソメイヨシノよりも少し早く、白い花を咲かせる桜。食べられるサクランボがなるため、果樹としても楽しめます。あまり横に広がらない樹形なので、狭い場所でも育てやすいです。

東海桜

早春の切り花としてよく使われる、薄ピンク色の早咲きの桜。トウカイザクラも、あまり横に広がらず、育てやすい樹形です。

小彼岸

ソメイヨシノと同じくらいの時期に、花びらの縁がピンク色の白い花を咲かせます。枝が細かくて花付きがよく、かわいらしい品種です。

桜の木の育て方

日当たり

日当たりのいい場所を好みます。

土づくり

水はけのいい、妖艶な土を好みます。植え付け前に、元肥として腐葉土や堆肥などを十分に混ぜてあげましょう。

植え付け

植え付け時期は、落葉したあとの12〜3月頃が適期です。苗木を植え付けるときは、少し高植えにするといいでしょう。植え付けたあと、しばらくは乾燥しないようにたっぷりの水を与えておきます。

水やり

水やりは年間を通して、土が乾燥しすぎない程度に与えます。庭に植える場合は、苗木がある程度成長したあとであれば、基本的には自然に降る雨のみで問題ありません。

肥料・追肥

苗木のうちは、冬の間に固形肥料や有機肥料を多めに与えてあげるといいでしょう。枝の広がりの一番外側辺りの土に、50cm程度の穴を3~4箇所掘って肥料を入れて混ぜましょう。

なお、大木になってからの追肥は特に不要です。

剪定

剪定時期は、落葉したあとの11〜12月頃です。

病気・害虫

毛虫やアブラムシなどの被害に遭いやすいです。

増やし方

挿し木や接ぎ木が一般的です。

冬越し

桜の木は寒さに強いので、屋外でも冬越し可能です。

冬の休眠期でも乾燥が続くような場合は、たまに水やりをしてください。ただし、地植えの大木に限っては、特に意識して水やりする必要はありません。

鉢植え桜の木の植え替え時期

鉢植えの桜の木の植え替え時期は、12〜3月の落葉期です。2〜3年に1回の頻度で一回り大きい植木鉢に植え替えをしてください。

桜の木の育て方についてよくある質問

マメザクラ

Photo by ジェーンさん@GreenSnap

桜の木の花が咲くまで何年かかる?

桜の木を種まきしてから花が咲くまでに、おおよそ5〜10年ほどかかります。ただし、桜は交雑し変異やすいので、実際のところわかりません。大切に育てていれば、いつか綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。

桜の木が枯れる原因は?

桜の木の多くは、根や幹が腐って枯れてしまいます。根や幹が腐る原因として、病害虫の被害、剪定後に癒合材で保護していない、鉢植えで植え替えを一度もしていないなどが挙げられます。

桜の花が終わったらどうする?

桜の花は、花柄摘みの必要がありません。しかし、桜の花は一気に散るので、植えている場所によっては花びらの掃除が必要になります。

桜の木に毛虫がついたらどうしたらいい?

桜は葉が出てくると毛虫などの害虫がつきやすくなります。毛虫を見つけたら早めに市販の殺虫剤を使って対処しましょう。

桜の育て方は意外とかんたん!

桜 苔玉

Photo by のりたまさん@GreenSnap

庭に咲いている桜を見ながらお花見をするのはなんだか贅沢で、憧れますよね。

桜を育てるのは少し手間がかかりますが、あまり大きくならない品種を選んだり、鉢植えで育てたりしてチャレンジしてみましょう。自分で育てた桜でお花見をするのは、格別ですよ。