【チェッカーべリーの育て方】植え替え時期や実がならない理由など解説!
2024/7/23
チェッカーべリーの基本情報
科・属 | ツツジ科シラタマノキ属 |
分類 | 常緑低木 |
植え付け時期 | 3~5月 |
開花時期 | 6~7月 |
置き場所 | 半日陰 |
肥料 | 元肥:不要/追肥:必要 |
チェッカーべリーとは
Photo by 4匹のこぶたさん@GreenSnap
チェッカーベリーは、北アメリカ原産のツツジ科シラタマノキ属の常緑性低木です。低木といっても樹高は10〜20cmほどととても低く、茂みのような姿をしています。また、初夏には白い釣鐘型の花を咲かせます。
厚みと光沢がある葉と11〜3月にかけてつける赤い果実が特徴で、クリスマスや正月の寄せ植えによく使われます。ただし、チェッカーベリーの果実は食用には向いていないので、食べないようにしましょう。
チェッカーべリーの育て方
日当たり
チェッカーベリーは風通しのよい半日陰で育てます。夏の強い日差しや西日が当たる場所は避けます。
水やり
チェッカーベリーは乾燥に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。とくに夏は乾燥しやすいので、毎日1〜2回水やりをしましょう。
植え付け
チェッカーベリーの植え付けは、3月〜5月または10月が適期です。根鉢を軽くほぐして植え付けをします。
用土
チェッカーベリーは、水はけと水もちのよい酸性土壌を好みます。市販のブルーベリー用の培養土や赤玉土4:腐葉土4:ピートモス2の配合土が使えます。
肥料
チェッカーベリーの肥料は、4〜5月と花後の10〜11月に緩効性化成肥料を置き肥して、追肥します。
切り戻し・剪定
とくに必要ありませんが、熟れて古くなった実を切り取り、古い枝を間引いておくとよいです。
夏越し・冬越し
チェッカーベリーは高温多湿が苦手なため、夏は風通しがよく強い日差しを避けた場所で管理してください。また、水切れに注意してください。
一方で、耐寒性はあるため冬越しはとくに必要ありません。常緑性ですが、寒さにあたると紅葉してきます。春には自然と緑色に戻ります。
病気・害虫
チェッカーベリーは病害虫に強く、ほとんど被害はみられません。
植え替え
チェッカーベリーの植え替えは、3月〜5月または10月が植え付けの適期です。植え替えをしていないと花や実が付かなくなってくるので、3〜5年に1回、ひと回り大きい鉢に植え替えをしましょう。
チェッカーべリーの育て方についてよくある質問
チェッカーベリーの実がならない!どうして?
チェッカーベリーは「虫媒花」といって昆虫を媒介して受粉を行う植物です。開花時期に室内で管理していたり、屋外で管理していても梅雨時期と重なって雨が続くと実がなりにくいです。
そのため、チェッカーベリーの開花時期には屋外の軒下など雨の当たらない場所で管理するとよいでしょう。
このほか、根詰まりしていると花つきや実つきが悪くなるので、数年に1回植え替えしましょう。
チェッカーべリーの育て方まとめ
Photo by えりさん@GreenSnap
チェッカーベリーはとても丈夫なので、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。また、一般的に赤い実のイメージばかりですが、初夏に咲く白くかわいらしい花も魅力的ですよ。ぜひこの記事を参考にチェッカーベリーを育ててみてくださいね。