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【カラーの育て方】花が終わったら?球根は植えっぱなしでもOK?

2023/8/18

カラーの基本情報

科・属 サトイモ科オランダカイウ属
タイプ 多年草
植え付け時期 3〜5月
開花時期 5~7月頃
育てる環境 日当たりと風通しのよい場所で育てる
肥料 5〜6月に週に1回、薄い液体肥料を施す。庭植えの場合はとくに不要
冬越し 東京以西であれば、軽くマルチングする程度で越冬できる

カラーは美しく優雅な花を持つサトイモ科の植物です。一般的には白を基調にした花が特徴で、黄色や黒色のクラインギ頭がとくに目立ちます。エレガントな雰囲気なため、ウェディングやイベントの装飾によく使用され、切り花としても人気です。

初心者でも育てやすく、適度な水や日光、肥料を与えればよく育ち、庭や室内で存在感を発揮します。

カラーの育て方

カラー白色

Photo by JUNさん@GreenSnap

 ここからは、カラーの育て方についてそれぞれ詳しく解説します。

日当たり

カラーは日光を好む植物ですが、直射日光にさらされると葉や花に日焼けのリスクがあるため、一日中の直射日光は避けるのが理想的です。室内で栽培する場合は、明るい窓辺に配置し、直射日光が当たらない窓を選びましょう。 屋外での栽培では、風通しのよい場所に設置し、建物や高い植物などからの遮蔽を受けにくい場所がよいです。

土づくり

カラーは湿度の高い環境を好むことから、水はけのよい土壌を選ぶことが重要です。鉢植えの場合は、市販の草花用の培養土を使います。庭植えの場合は、腐葉土や元肥などを混ぜ込んでから植え付けるようにしましょう。

植え付け

カラーの植え付けは、通常は春や秋が最適な時期です。穴の深さは、根球の高さに合わせ、幅はゆとりを持たせて掘りましょう。根球を穴にセットしたら、土を追加して根を覆います。

またカラーの球根は上下がわかりにくく間違える方もいますが、芽の出るくぼみがある凸凹した方が球根の上側です。つるつるした方を下に、凸凹した方を上に植え付けるようにしましょう。この球根の上下を間違えてしまうと失敗してしまう確率が高くなるため注意してください。

水やり

カラーは、湿度の高い環境を好み乾燥を嫌います。そのため水やりは、表面が乾燥したら水を与えましょう。鉢植えの場合は、鉢の排水穴から水が流れ出るまでたっぷりと水を与え、余分な水を捨てるようにしましょう。

屋内での育成では、乾燥した室内環境に注意し、湿度を保つために霧吹きなどを使って葉に水を与えることも効果的です。

肥料

鉢植えは、5〜6月の成長期に週1回、薄い液体肥料を施しましょう。庭植えの場合は、肥料はほとんど必要ありません。

剪定・切り戻し

カラーの花が終わったあとに花茎を付け根からカットし、新しい花茎が成長するために、古くなった花茎を取りのぞきます。ただし、根元にある葉を傷つけないように注意しましょう。

球根は日当たりのよい戸外で管理しておくと、翌年も開花を楽しむことができます。

夏越し・冬越し

カラーは直射日光が原因で葉が焼けることがあるため、夏場は日陰で管理しましょう。直接的な風や冷気に弱いため、エアコンの風が直接当たらないように注意してください。

またカラーは寒冷な気候には比較的弱いため、冬場の温度や環境に配慮する必要があります。しかし、東京以西であれば、軽くマルチングする程度で越冬することができます。

植え替え

カラーの植え替えは、鉢が狭くなったり根が増えたりした場合や、土壌の入れ替えが必要な場合に行いましょう。 また、鉢植えのカラーは、2~3年に1回新しい土を使って植え替えをしてください。

植え付け後は、土を軽く押さえ付けて安定させ十分な量の水を与えてしっかりと湿らせましょう。

カラーの育て方でよくある質問

カラー たくさん

Photo by はーにゃんさん@GreenSnap

 ここからは、カラーの育て方でよくある質問について解説します。

カラーの花が咲かない原因は?

カラーの花が咲かない原因は、日光不足や、適切な水やりが行われていないことが考えられます。さらには栄養不足や適切な湿度や温度で管理されていない場合があります。これらの要素を確認して、適切な管理を行うことが花が咲かせるためのポイントです。

カラーの花が終わったらどうする?

花がしおれたら、茎の付け根から摘みとってください。そして眠期や成長期に入るためこの時期は植物の成長が鈍くなることがありますが、しっかりと基本的なケアを行い成長を促進しましょう。

日光、温度、湿度などの環境条件を適切に管理し、植物が休息している間に根や葉が十分に成長できるようにサポートすると次の花芽の形成に影響を与えます。

カラーの球根は植えっぱなしにしても大丈夫?

カラーは、一部の品種をのぞいて植えっぱなしにしても大丈夫です。カラーは多くの場合、球根を地中に保管してもよく、年々成長して花を咲かせることができます。だたし寒冷地や湿度の高い地域など、球根が凍結や腐敗のリスクに晒される可能性が高い場合は、球根を掘り出して保管することで冬季を乗り越えることができます。

カラーの球根はしっかり上下を見分けておこう!

カラーは、美しい花と芳しい香りで庭や花壇を彩ります。さらに、様々な種類が存在し、育てるのが比較的容易であるため、庭やプランターなどで楽しむことができる人気のある花です。

球根の上下がわかりにくいですが、凸凹した方が球根の上側で、つるつるした方を下側です。しっかりと見分けて、カラーを楽しみましょう。