【カリブラコアの育て方】冬越しさせるための切り戻し時期は?
2025/3/18
カリブラコアの基本情報
科・属 | ナス科カリブラコア属 |
分類 | 多年草 |
植え付け時期 | 4~6月 |
開花時期 | 4~11月 |
置き場所 | 日当たりと風通しのよい場所 |
カリブラコアとは
Photo by 銀月さん@GreenSnap
カリブラコアは、ナス科カリブラコア属の多年草で、1990年に新しい属としてペチュニアから分かれて分類されました。草丈は10〜30cmほどで、花はペチュニアによく似ていますが、色が豊富でカリブラコアにしかない花色が楽しめます。
また、開花時期は4〜11月と花を長い期間楽しめるのも魅力です。
カリブラコアの育て方
日当たり
カリブラコアは日当たりと風通しがよい場所で育てます。
カリブラコアは耐暑性があるので、夏越しの必要はありませんが、西日の当たらない場所に置くようにしましょう。ただし、耐寒性は強くないので冬は注意が必要です。詳しくは記事の後半をご覧ください。
水やり
カリブラコアの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。葉や花に水がかかると病気にかかりやすくなるので、株元から水をやるようにします。
植え付け
カリブラコアの植え付け時期は4~6月が適期<で、軽く根をほぐして植え付けます。地植えの場合は株間を20cm以上空け、鉢植えの場合は苗より1〜2回り大きい鉢に植え付けます。
用土
カリブラコアは水はけのよい弱酸性の土壌を好みます。市販の草花用培養土や赤玉土6:腐葉土4の配合土が適しています。また連作障害を起こすので、ナス科の植物を植えていた土は使わないようにしましょう。
肥料
カリブラコアの肥料は、植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。追肥は、カリブラコアは開花期間が長いので、11月まで肥料切れしないように2週間に1回ほど液肥を与えます。
病気・害虫
病気は、灰色カビ病に注意します。梅雨時期に湿度が高くなると発生しやすく、日当たりと風通しのよい場所で育てて予防しましょう。また、泥はねも病気の原因となるため敷きわらなどをするようにしましょう。
害虫は、アブラムシやハダニなどに注意します。3〜5月と秋頃に発生しやすいので、見つけしだい駆除しましょう。
カリブラコアの冬越しさせるための切り戻し時期は?
カリぶらこあの耐寒性はあまりないため、基本的には10月頃に株元から切り戻して、鉢植えにし室内に移します。関東以西の暖地であれば、霜の降りない軒下に移して冬越しができます。
カリブラコアは冬以外にも切り戻しや剪定が必要?
カリブラコアは植え付けから2週間経った頃、新芽の先端を切り落とす「摘心」をすることで、脇芽がでて花数が増えます。また梅雨前には、茎を半分〜1/3ほどの長さで切り戻しをします。
また、花がら摘みをこまめに行うことで花つきがよくなり、病害虫の予防にもなります。
カリブラコアの植え替え時期はいつ?
カリブラコアの植え替えは4〜6月が適期で、冬越しした株を1〜2回り大きい鉢に植え替えます。
カリブラコアの育て方は冬の管理が大切
Photo by じゅりあんさん@GreenSnap
カリブラコアは、鮮やかな花が長期間楽しめ、カラーバリエーションが豊富なので寄せ植えにも人気です。肥料切れや夏の蒸れに気をつけて育てるとよいですよ。ぜひこの記事を参考にカリブラコアを育ててみてくださいね。