【サボテンの育て方】水やり頻度や冬越しの仕方を徹底解説

サボテンの基本情報

科・属	サボテン科・属名 ※品種によって異なる
植える時期	3月上旬～4月上旬
置き場所	日当たりと風通しのよい場所に置く
水やり	鉢植えはこまめに水やりする
肥料	春または秋

サボテンとは

Photo by moonさん@GreenSnap

サボテンとは、トゲトゲとした見た目が特徴の多肉植物です。メキシコなどの乾燥した砂漠に自生していることが多く、暑さには強いですが寒さにはやや弱い傾向があります。

サボテンの見た目は品種によって実にさまざま。地植えや鉢植え、寄せ植えなど楽しみ方のバリエーションも豊富です。

サボテンの育て方

サボテンの育て方は、なんといっても日当たりのよい場所で育てることがポイント。ただし、直射日光は葉焼けの原因になるため、日差しが強く当たる場所は避けるようにしましょう。また、サボテンは過湿を苦手とすることから、風通しのよい環境で管理するとよいです。

サボテンは砂漠でたくましく育つイメージですが、鉢植えで育てる際はこまめに水やりしましょう。とくに夏場は、涼しくなる夕方〜夜にかけて水やりするとよいでしょう。冬場は基本的に断水しますが、乾燥しているなら月1回ほど行うとよいです。そのほか、サボテンの肥料は、春か秋頃に与えるようにしましょう。真夏や真冬に施してしまうと、生育にも影響でる場合があります。

サボテンにはいろいろな品種がありますが、カイガラムシやハダニなどが発生することがあります。カイガラムシはトゲにつきやすく、ハダニは乾燥した高温の環境で発生しやすいです。害虫は見つけ次第、すぐに駆除しましょう。

サボテンの冬の育て方(冬越し)

Photo by 母ちゃんの趣味♡さん@GreenSnap

サボテンは寒さにやや弱いことから、気温が5℃以下になったら室内へ移動させて管理します。日中は窓辺に置き、夜は冷気を避けるため、部屋の中央あたりに移動させようにしましょう。

サボテンは5℃以下になると枯れてしまうことがあるので、室内の気温にも注意しましょう。

サボテンの育て方についてよくある質問

サボテンを室内で育てるには？

サボテンは屋外でも育ちますが、鉢植えで元気に育てることもできます。鉢植えのサボテンは、1〜2年に1回の頻度で植え替えをしましょう。植え替え適期は3〜4月頃で、一回りほど大きな鉢に植え替えましょう。

サボテンの水やり頻度はどれくらいが理想的？冬も水やりする？

サボテンの水やりは、土がしっかりと乾燥した頃にたっぷりと行います。春や秋頃は、土の表面が乾いてから2〜3日後、夏は乾燥してから5〜7日後を目安にするとよいでしょう。サボテンは過湿が苦手なので、水の与えすぎには気をつけましょう。

冬の間は、基本的には水やりの必要はありません。ただし、室内が常に暖房などで暖められているような環境の場合は、1週間に1回ほど水やりしてもいいでしょう。

サボテンは種からでも育てられる？

サボテンは株分けや種まきなどで育てることができ、種まきの主な手順は以下のとおりです。

【種まきの方法】

1. 新しくて清潔な土を用意し、均一に種をまきます。
2. 発芽するまでの期間は、ラップをかけるなどして乾燥を防ぎます。
3. 発芽したら隙間をつくり、ある程度育ってきたら定植します。

サボテンに複数の株がついていれば、株分けした方が早く育ちます。種まきだと成長するまで時間がかかりますが、その分サボテンの変化を楽しめて愛着も沸いてくるでしょう。サボテンを育てる際は、お好きな方法を試してみてくださいね！

サボテンの育て方は温度と水やり頻度が重要！

Photo by えびさん@GreenSnap

サボテンは、砂漠などの過酷な環境でもたくましく育つ丈夫な植物です。品種によって見た目や雰囲気はさまざまで、開花時期になるとあざやかな花が咲く品種もあります。

サボテンはお庭でも育ちますが、鉢植えや寄せ植えで室内でも育てることができます。鉢植えだとコンパクトに育つので、見た目もかわいらしいですね。サボテンは育て方も簡単なことから、初心者向けの多肉植物といわれています。興味があれば、ぜひともご自宅でお気に入りのサボテンを育ててみてはいかがでしょうか。