【ブライダルベールの育て方】地植えで栽培できる?剪定や挿し木の方法は?
2024/3/26
ブライダルベールの基本情報
科・属 | ツユクサ科/ギバシス属 |
分類 | 多年草 |
植え付け時期 | 4月〜9月 |
開花時期 | 春〜秋 |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 元肥・追肥が必要 |
ブライダルベールとは?

Photo by みかんぼーやさん@GreenSnap
ブライダルベールは、メキシコ原産のツユクサ科ギバシス属に分類されるつる性植物です。吊り鉢で育てるとベールのように美しく茂り、花嫁衣装のブライダルベールのように一年中白い小花を咲かせることから、その名が付けられました。とても丈夫で育てやすいため、初心者でも簡単に育てられます。
ブライダルベールの育て方
置き場所・日当たり
ブライダルベールは、日当たりの良い場所を好みます。日光が足りないと花つきが悪くなるため、年間を通してできるだけ日の当たる場所で管理しましょう。
日本の環境では地植えで越冬できないため、鉢植えで育てるのがおすすめです。
植え付け
ブランダルベールの植え付けは、春から初夏にかけてが最適です。根詰まりを防ぐため、根が広がりやすい鉢を選びましょう。
用土
ブライダルベールは乾燥した環境を好むため、水はけの良い用土を使います。市販の観葉植物用土や、赤玉土と腐葉土を混ぜた土が適しています。
肥料
ブライダルベールは、春から秋にかけて、月に1回ほどの頻度で液体肥料を与えます。また、開花前の春には1,000梅に希釈した液体肥料で追肥すると花つきが良くなります。
水やり
ブライダルベールは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えますが、やや乾燥気味に育て、冬は水やりを控えめにします。
切り戻し・剪定
ブライダルベールは生育旺盛なため、葉が茂りすぎたり、枯れて黄色くなった葉は定期的にカットし、適宜形を整えましょう。
病気・害虫
ブライダルベールは、ハダニやカイガラムシに注意が必要です。まめにチェックし、害虫が発生している葉は取り除いたり、薬剤で駆除しましょう。
植え替え
ブライダルベールは生育旺盛なため、根詰まりを感じたら、春に植え替えを行います。鉢底から根が出てきたり、葉が黄色くなってきた、水が浸透しずらいなどの症状があれば、新しい土でひと回り大きな鉢に植え替えましょう。
増やし方
ブライダルベールの増やし方には、主に株分けと挿し木の2つの方法があります。
株分け
ブライダルベールの株分けは、5月から9月に行います。古い土を1/3ほど落とし、ハサミなどで2〜3つに分けます。この時、茎葉も1/3ほど間引き、新しい用土で植え替えましょう。株分け後は明るい日陰で管理し、こまめに葉水を与えます。
挿し木
ブライダルベールの挿し木は、5月から8月に行います。茎の先端を4、5節ほどカットし、下葉を2、3節落とします。挿し木用の土に植えると、10日から2週間で発根するため、育てたい鉢に植え替えて様子をみましょう。
ブライダルベールの育て方まとめ
ベールのように美しく茂るブライダルベールは、株分けや挿し芽で簡単に増やすことができ、初心者にもおすすめの植物です。一年中美しい姿を楽しめるので、吊り鉢で育てて、ブライダルベールのカーテンを作ってみてはいかがでしょうか。